3,000回転で音が鳴る!意外な原因とは

先日、修理でお預かりしたジムニー🚙

3,000回転くらいから妙な音がするので、ついでに見てほしいと言ったご相談をいただきました。

 

他社でそのご相談をされた際には

防錆する際に一部取り外してしまったものもあるため

そのせいで音が鳴っている!気にしなくて大丈夫!

と言ったお話があったそうです。

 

うーん🤔?

と思いながら、メインの修理を進めていた時‼️

その原因は すぐに発見されました🔍👀✨

 

それがこちら👇

 

何と‼️

2箇所もバンドが緩んでいる状態💥

 

 

このバンドがエンジンの振動と共にカタカタ音を出していたり

圧も逃げてしまいシューシューとした音を発していたのだろうと推測されます。

 

もちろん、この部分はすぐに処置🔧✨

 

2箇所とも無事に固定完了👨‍🔧👍

 

これで音は止まる事でしょう♬

安心して乗ってくださいね〜👋😊

車内には見えない汚れがいっぱい😭

今日は番外編です😊

 

車の外も中も綺麗にしているお車🚙

 

ピカピカにされているお車でも

実はこんなところに見えない汚れが沢山付いているんです😱💥

 

▼代車で検証!!

液剤で濡らしたウエスで、ハンドルを擦ってみると…?

 

綺麗だったウエスがこんなにも真っ黒に‼️💦

 

では、どうして真っ黒になるんでしょう?😳

 

 

車を動かす上でハンドルは必ず触るところ。

その際、どうしても手からの皮脂や汗が付着してしまいます。

どうやら表面のボコボコした所に、その汚れが溜まってしまうようです😓💦

 

他にも、ドアを閉める時に掴む この部分👇

ここもドアを閉める際に 手👋で引っ張るところですよね。

ハンドル程ではありませんでしたが、同様にウエスに汚れが沢山つきました。

 

このまま放っておくと、ベタつきも出てきたりと

快適にカーライフを送ることが出来なくなります。

そうならない為にも、日頃からこまめに綺麗にしておきたいですね ♬

ここに入っちゃったの⁉️

「これ、取れるかな?」

👨‍🔧「どれどれ…」

 

とお客様が 指を指していたのは 、左のライト💡!!

 

近づいてみてみると…?

あらぁ…

ここに入り込んで、そのまま出られなくなってしまったんですね😅

 

メインの作業でバンパーを外す予定があったので

ついでにライトも外して取り除くことに!!

 

無事に取れました。

 

ライト裏にちょうどスマホくらいのカバーがついているのですが

そこが少し浮いた状態になっていたため、侵入出来てしまったのですね💦

 

今回は珍しいご依頼でしたが

通常、簡単に入れるような 造りにはなっていないので ご安心を👋😊

 

あるはずの物が無い⁉️

ミラーが壊れ、交換が必要となったBMW。

 

届いた部品を準備し、いざボディに取り付けの瞬間🔧👨‍🔧✨

 

…と思ったら、あれ??

何かがおかしいぞ???🤔

ネジ山が無い ‼️ 👀💥

内側がツルツル。

 

国産の車両では、目にしたことはありませんが

輸入車の場合 稀にある光景なんだとか💡

 

こんな時は、作っちゃいます✊

タップという工具を使って下穴の内側にネジ山を立てますよ〜!

 

こんな感じに⬇️

綺麗に出来ました☺️👍

 

無事に車両にも取り付け出来て一安心でした

 

錆修理!塗装を剥がしてビックリ!

クォーターの錆修理。

錆の中でも、多くご相談を頂く内容です。

 

今回お預かりしたお車の錆はこのような感じ💁‍♀️

▼左側

▼右側

パッと気になるのはフェンダー下部ですが

左側はアーチの上部分にもちらほらと茶色くなっている様子は見られました。

比較的、軽度な状態ではあると思います。

 

内部で錆の進行がどのようになっているのか確認をする為にも

表面の塗装を削っていきます。

 

ベルトサンダーを準備して、研いできましょう

👨‍🔧 あれ!?ん???

 

近づいてよ〜く見てみると、パテの跡が‼️🔍💥

薄らピンク色に見えるのが そうです。

 

きっと、過去に修理したことがあるのでしょう💡

錆を隠す為にパパッとパテをつけて 直した跡なのか

それとも過去に何らかの修理があり、それが原因で今回のような錆が出てきてしまっている物なのか😔

 

色々と推測は出来ますが、いずれにしてもパテがどこまで付いているのかは

このまま削り進めて行かないと 状況が読めません。

 

ですが、その場合はリスクが伴います🚨⚠️

 

もしパテが広範囲で付いてしまっている場合

全て削り落とした時には、フェンダーが修正できる範囲でなくなってしまう可能性もあります。

 

そうです。

最悪の場合はパネルを交換しなくてはならないんです💦

 

▲こんな感じに

 

もしそうなってしまうと、修理代も大きく変わりますし

それが左右となると とても簡単に決断が出来るようなものではありません😢

 

お客様とは色々とご相談をさせて頂き、悩みに悩んで

残念ですが今回は修理中止で決定です🙇‍♀️

 

↓ 塗装は剥がしているので、元に戻す作業が必要です。

せっかくなので、錆が再び出てくるのを少しでも遅らせられるよう防錆処理も施します。

 

▼塗装後の様子

 

錆修理は、外からの見える状態での判断が中々難しく

今回のように塗装を剥がした状態でその深刻さや事態に気がつく!と言ったケースも少なくありません。

一つ一つの段階を踏みながら、お客様にとって、お車にとって どのような作業が最適なのか

相談をしながら進めていきましょうね😊

 

 

インロックの実態❗️キーの閉じ込みには気をつけて✋

最近はスマートキー🔑のお車が多くなってきました💡

 

鍵さえ持っていれば、車のドアに近づいたり 触れたりするだけで

開け閉めが出来るなんて、凄く便利になったな〜って驚きですよね😊

 

そんなスマートキーですが、鍵を開けたあと

そのままドアを開閉せず、そ〜っとしておくと

30秒程で再び施錠されるシステムになっているのはご存知でしょうか?

 

例えば、お出かけしようとして車の鍵は開けたものの

あ、家に忘れ物が‼️ 🏡🏃💨 🚙

と戻った一瞬のうちに車上荒らしや盗難に遭ってしまう…なんて事もあったり。

そのような事件を防止するために、自動的に施錠されるシステムになっているんです

 

鍵を開けた後、すぐに車に乗り込み発進する人であれば、こういう作動がある事も知らないかもしれません。

 

そういった防犯機能は備わってはいますが

車内にスマートキーがある状態の時には、基本、勝手に施錠される事はありません。

 

ですが、インロック(鍵の閉じ込み)をしてしまったという事例も多くある事です。

 

先日、お預かりしたお車もそうでした。

いつの間にかインロックしているのを発見し、なんで〜!? と思いながらも

原因を追求してみるとすぐに不具合箇所がわかりました🔍

 

まずは スマートキーで解錠。

その後、ドアを開けてみると反応がおかしな部分を発見👀‼️

 

通常、ドアを開けた瞬間に、メーター内にはドアの半ドアマークが点灯します。

それと同時に、ルームランプも点きますよね。

 

その反応が、何度かに一回、無い時があるんです。

 

それはどういうことでしょうか?

 

解錠した後、ドアを開けた瞬間に 車はきちんとドアが開いたという事を認識します。

ですが この反応が無いということは、実際にドアを開けていても

車はドアを開けたという認識が無い為、セキュリティが効いて30秒後には自動でロックをかけてしまうのです😱

この時に鍵が車内にあると、インロックしてしまうという訳です💨

 

じゃあどうして、ドアを開けているのに反応がないのでしょうかインロックっtkk?

 

その原因はこちら👇

カーテシスイッチと言われる部品です。

中の部分の動きが悪いと、ドアの開閉に伴っての正しい働きをしてくれません😢

これが、今回のインロックとなってしまった直接的な原因でした。

 

他にも、電池残量の問題だったり、鍵の置き場所によって通信が遮断されたり等でも

同様の症状が出る可能性はありますが、いずれにしても鍵を常に持っていれば大丈夫😊👍笑

 

自分の車はどうだろう?と思った方は

是非、確認してみてくださいね〜♬

ドライブシャフト交換後の大切な作業🔧

本日のブログはちょっとした整備のお話🧑‍🔧

 

「変な音が鳴っている‼️」と異変を感じたアウディのお客様。

すぐにレッカーで搬送となり、リフトアップをしてみたところ…?

 

あらぁ💦 グリスが飛散している〜😱

テカテカしている部分(赤矢印)は全てドライブシャフトのグリスです。

飛び散ったグリスはホイール裏側までベタベタになってしまうくらいでした💥

 

どうやらドライブシャフトのブーツ破れにより

そこからグリスが漏れてしまっていた様子。

写真はまだ症状が軽い反対側の様子ですが、この状態を放置していると

今回のような大惨事になってしまいます🚨

 

残念ながらブーツ内部のグリスが飛び散って グリス切れした事により

ドライブシャフト本体も大きくダメージを受け交換が必要な状態でした。

 

輸入車という事もあり、部品自体がとっ〜ても高い😵💭

部品は少しでも安価に出来るよう、リサイクルパーツを手配。

そして国産車とは違い、専門の工具も必要となりました🔧

 

ドライブシャフト本体の交換自体も結構な重整備ではありますが

実は、その後の締め付けもかなりの力が必要で大変💨

ですが、とても大切な作業があります☝️

 

登場するのはこちらの工具💁‍♀️

手首をくるくる🌀と捻り、アウディ Q5の規定トルク値をセット❗️

 

ドライバーを指して、全体が回ってしまわないように固定をしたら

はい❗️締め付けをします🙌

 

グッと締め付けをしたら、それを180°回します。

 

どこまで回したかが一目でわかるように、目印をつけて✏️

そして、回す💪

結構な力技ですが、力に自信がない場合は持ち手部分を延ばして

テコの原理を利用して締め付けするんですって👀💡

 

上についていた印が、下の目標箇所まで降りてきたらOK👍✨

このように180°回転したことをしっかりと確認し、締め付けが完了します❗️

 

ここまでの作業を終えて、お車はやっと安全に走行が出来る様になるんですよ〜🤗

こんなに大きい物が刺さっていたの?👀💥

事務所に1本の電話が☎️RRR…

「タイヤがペチャンコになっちゃった❗️」

といつもご利用頂いているお客様からのお電話でした。

 

状況を伺うと、車庫からお車を出し入れした際に

後ろのタイヤの空気が抜けていることに気がついたそうです。

 

釘か何か刺さってしまったのかなぁ?🤔

なんて思いながら、搬送された車両からタイヤを取り外してみてみると…

 

え? 何だろうこの大きい物体❗️

 

タイヤの溝と溝との間に「コの字」型の何かが刺さり込んでいました😂💦

タイヤから取り外し。

先っぽが鋭く尖っていました👀!!

 

タイヤはと言うと

2箇所に亀裂が出来てしまいましたね…。

 

よしっ!パンク修理してみよう✊

 

そんな時に登場するのがこの工具箱。

ジャーン✨ パンク修理の時に活躍する工具や材料達👍

 

この補修剤をタイヤの亀裂部分に埋め混んじゃいます!

 

見た目はちょっと不恰好な感じですが

この補修剤がきちんと穴を塞ぐ良いお仕事をしてくれているんですよ〜😊

 

タイヤの空気が減ってしまっていたり、何か刺さっている物を発見した時には

是非ご相談くださいね ♬

 

アウディ TT サイドスポイラー塗装

今年の2月☃️

アウディ TT 🚙にお乗りのお客様からご相談を頂きました。

 

🙍‍♂️「サイドスポイラーの塗装が剥がれてしまったんです」

 

 

あら…本当だ😣‼️

恐らく過去に修復歴があるお車なのでしょう。

塗装の際にきちんとした下地処理がなされなかったのか

塗料の密着性が弱く、塗膜が剥がれている状況です。

 

こちらは反対側(助手席側)

「こっちは擦ってしまったんです!」と仰っていましたが

その黒い擦り傷の上側を見てみると

運転席側と同様に塗装剥がれを起こしている状態なのがわかります。

 

このまま放っておくとどこまでもペリペリ剥がれてしまうので

左右共、一本塗装させて頂くお話となりました🌟

 

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🔶スポイラー取り外し🔶

塗装する為に、まず車体からスポイラー本体を取り外しが必要ですが

取り外しの時に ほぼ全てのクリップが破損してしまうので

それを覚悟で進めて行かなくてはなりません。

 

輸入車は、部品が高価な事もあって

クリップ類だけでも費用は大きいんですよ〜😥

 

その事も事前にお伝えした上で、いざ取り外し👨‍🔧

すると…⁉️

 

なんて事でしょう👀‼️‼️

過去に応急処置をしたであろう跡を発見🔍💥

 

過去に補修をされた際に取り付けのクリップ類は使用せず

ベターッと強力なボンドで固定をして終わらせたのでしょう。。

 

この黒いボンドが、クリップがはまる部分にベタッとついてしまっているので

新しいクリップを用意しても、はめ込みする事が出来ません❌

正規の方法できちんと取り付けを行う為には、このボンドを丁寧に取り除く必要があります。

 

左側は綺麗に取り除けたのでOK 🙆‍♀️

 

右側はというと…クリップが収まる所が全て壊れている状態でした😱⤵️

なるほど🤔💡 それでボンドと両面テープで固定していたわけですね❗️

 

さらに、中にも修復したような形跡もあったのですが

その様子からは修正して形を元に戻したというよりは

パテを付けて形成されている感じでした。

 

スポイラーとクォーターとの段差が出来てしまわないように

パテ付け形成されているので、これ以上 手を加えてしまうと各部修正をしなくてはなりません。

お客様のご負担が大きくならない為にもこの部分については

再度、強力なボンドで固定した方がいいと判断しました。

使用しないクリップ穴に水が入り込んでしまわないような加工もしっかりと施します✌️

 

🔶塗装🔶

剥がれてしまった物は 一度全部剥がした上で

丁寧に下地処理を施し、いつもの工程で塗装をして仕上げます✨

 

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そして綺麗になったスポイラーを

それぞれ元に戻したら 完成〜✨😆

これでもう塗装が剥がれてしまう心配はありません✋😃

お客様も安心したご様子でお帰りになりました♬

オイル漏れ点検…その時に発見されたものとは?

まだ路面に雪が残っている頃❄️

車体の下に黒い液がポタポタと落ちた跡を発見し

心配になって、ご来社頂いたお客様。

 

リフトアップをし、すぐに整備士と一緒に確認を行いましたが

幸いな事にオイル漏れはありませんでした☺️

 

「もしかして、マフラーからのカスがオイル漏れのようにも見えたんでしょうかね」

なんて言う会話をしながら、ホットしたのも束の間…。

 

あれ???

この部品に、穴が…😱‼️

👇こちら

 

外れた物を間近で見てみると

穴が空いた中には、鉄の欠片がパラパラと

まるで、お菓子のチョコフレークのようでした😅

この部品はフロントバンパー裏のフレームとサブフレーム縦に繋いでいて
補強の役割を持った『アンダーロアメンバー』と言う部品です。
錆の状況から、すぐに外れてくれるかどうかが心配でしたが
スムーズに取り外しが出来ました。
あとはここに、手配をしておいた新しい部品を付けるだけ👍
装着完了🤩👍
オイル漏れの心配が無ければ
この錆・腐食に気が付くのもまだまだ先だったかもしれません。
早め早めの修理が、普段お車を使用する上での安心材料にもなりますので
オイル交換の時にでも、こまめにチェックをしておけたら良いですね♬