クォーターの錆修理。
錆の中でも、多くご相談を頂く内容です。
今回お預かりしたお車の錆はこのような感じ💁♀️
▼左側
▼右側
パッと気になるのはフェンダー下部ですが
左側はアーチの上部分にもちらほらと茶色くなっている様子は見られました。
比較的、軽度な状態ではあると思います。
内部で錆の進行がどのようになっているのか確認をする為にも
表面の塗装を削っていきます。
ベルトサンダーを準備して、研いできましょう✊
👨🔧 あれ!?ん???
近づいてよ〜く見てみると、パテの跡が‼️🔍💥
薄らピンク色に見えるのが そうです。
きっと、過去に修理したことがあるのでしょう💡
錆を隠す為にパパッとパテをつけて 直した跡なのか
それとも過去に何らかの修理があり、それが原因で今回のような錆が出てきてしまっている物なのか😔
色々と推測は出来ますが、いずれにしてもパテがどこまで付いているのかは
このまま削り進めて行かないと 状況が読めません。
ですが、その場合はリスクが伴います🚨⚠️
もしパテが広範囲で付いてしまっている場合
全て削り落とした時には、フェンダーが修正できる範囲でなくなってしまう可能性もあります。
そうです。
最悪の場合はパネルを交換しなくてはならないんです💦
▲こんな感じに
もしそうなってしまうと、修理代も大きく変わりますし
それが左右となると とても簡単に決断が出来るようなものではありません😢
お客様とは色々とご相談をさせて頂き、悩みに悩んで
残念ですが今回は修理中止で決定です🙇♀️
↓ 塗装は剥がしているので、元に戻す作業が必要です。
せっかくなので、錆が再び出てくるのを少しでも遅らせられるよう防錆処理も施します。
▼塗装後の様子
錆修理は、外からの見える状態での判断が中々難しく
今回のように塗装を剥がした状態でその深刻さや事態に気がつく!と言ったケースも少なくありません。
一つ一つの段階を踏みながら、お客様にとって、お車にとって どのような作業が最適なのか
相談をしながら進めていきましょうね😊