本日のブログはちょっとした整備のお話🧑🔧
「変な音が鳴っている‼️」と異変を感じたアウディのお客様。
すぐにレッカーで搬送となり、リフトアップをしてみたところ…?
あらぁ💦 グリスが飛散している〜😱
テカテカしている部分(赤矢印)は全てドライブシャフトのグリスです。
飛び散ったグリスはホイール裏側までベタベタになってしまうくらいでした💥
どうやらドライブシャフトのブーツ破れにより
そこからグリスが漏れてしまっていた様子。
写真はまだ症状が軽い反対側の様子ですが、この状態を放置していると
今回のような大惨事になってしまいます🚨
残念ながらブーツ内部のグリスが飛び散って グリス切れした事により
ドライブシャフト本体も大きくダメージを受け交換が必要な状態でした。
輸入車という事もあり、部品自体がとっ〜ても高い😵💭
部品は少しでも安価に出来るよう、リサイクルパーツを手配。
そして国産車とは違い、専門の工具も必要となりました🔧
ドライブシャフト本体の交換自体も結構な重整備ではありますが
実は、その後の締め付けもかなりの力が必要で大変💨
ですが、とても大切な作業があります☝️
登場するのはこちらの工具💁♀️
手首をくるくる🌀と捻り、アウディ Q5の規定トルク値をセット❗️
ドライバーを指して、全体が回ってしまわないように固定をしたら
はい❗️締め付けをします🙌
グッと締め付けをしたら、それを180°回します。
どこまで回したかが一目でわかるように、目印をつけて✏️
そして、回す💪
結構な力技ですが、力に自信がない場合は持ち手部分を延ばして
テコの原理を利用して締め付けするんですって👀💡
上についていた印が、下の目標箇所まで降りてきたらOK👍✨
このように180°回転したことをしっかりと確認し、締め付けが完了します❗️
ここまでの作業を終えて、お車はやっと安全に走行が出来る様になるんですよ〜🤗