アウディ TT サイドスポイラー塗装

今年の2月☃️

アウディ TT 🚙にお乗りのお客様からご相談を頂きました。

 

🙍‍♂️「サイドスポイラーの塗装が剥がれてしまったんです」

 

 

あら…本当だ😣‼️

恐らく過去に修復歴があるお車なのでしょう。

塗装の際にきちんとした下地処理がなされなかったのか

塗料の密着性が弱く、塗膜が剥がれている状況です。

 

こちらは反対側(助手席側)

「こっちは擦ってしまったんです!」と仰っていましたが

その黒い擦り傷の上側を見てみると

運転席側と同様に塗装剥がれを起こしている状態なのがわかります。

 

このまま放っておくとどこまでもペリペリ剥がれてしまうので

左右共、一本塗装させて頂くお話となりました🌟

 

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🔶スポイラー取り外し🔶

塗装する為に、まず車体からスポイラー本体を取り外しが必要ですが

取り外しの時に ほぼ全てのクリップが破損してしまうので

それを覚悟で進めて行かなくてはなりません。

 

輸入車は、部品が高価な事もあって

クリップ類だけでも費用は大きいんですよ〜😥

 

その事も事前にお伝えした上で、いざ取り外し👨‍🔧

すると…⁉️

 

なんて事でしょう👀‼️‼️

過去に応急処置をしたであろう跡を発見🔍💥

 

過去に補修をされた際に取り付けのクリップ類は使用せず

ベターッと強力なボンドで固定をして終わらせたのでしょう。。

 

この黒いボンドが、クリップがはまる部分にベタッとついてしまっているので

新しいクリップを用意しても、はめ込みする事が出来ません❌

正規の方法できちんと取り付けを行う為には、このボンドを丁寧に取り除く必要があります。

 

左側は綺麗に取り除けたのでOK 🙆‍♀️

 

右側はというと…クリップが収まる所が全て壊れている状態でした😱⤵️

なるほど🤔💡 それでボンドと両面テープで固定していたわけですね❗️

 

さらに、中にも修復したような形跡もあったのですが

その様子からは修正して形を元に戻したというよりは

パテを付けて形成されている感じでした。

 

スポイラーとクォーターとの段差が出来てしまわないように

パテ付け形成されているので、これ以上 手を加えてしまうと各部修正をしなくてはなりません。

お客様のご負担が大きくならない為にもこの部分については

再度、強力なボンドで固定した方がいいと判断しました。

使用しないクリップ穴に水が入り込んでしまわないような加工もしっかりと施します✌️

 

🔶塗装🔶

剥がれてしまった物は 一度全部剥がした上で

丁寧に下地処理を施し、いつもの工程で塗装をして仕上げます✨

 

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そして綺麗になったスポイラーを

それぞれ元に戻したら 完成〜✨😆

これでもう塗装が剥がれてしまう心配はありません✋😃

お客様も安心したご様子でお帰りになりました♬

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