エアコン不調 〜 ランクルの作業〜

エアコンの調子が悪かったランドクルーザー。

一番最初にご相談をいただいた際には、運転席と助手席の冷え方に差があり

運転席側だけ、ぬる〜い風が出ている状態でした。

 

片側だけ冷えが悪いという症状も、エアコンガスが少ない時に現れる症状の一つです。

 

残念ながら目視で漏れ箇所の特定ができなかった為

いつものようにエアコンガスと蛍光剤の補充から開始。

その後の点検では、 漏れ箇所を特定することが出来ました🔍✨

エアコンガスが通っているホース接続部にオーリングと呼ばれるゴム製のパッキンが使用されているのですが

経年劣化で材質も硬くなり、漏れている状況だと判明。

そうと分かれば、交換を行うのみです👍‼️

 

車体に入っているガスを一度回収します。

今回交換するのはリヤエアコン用パイプの接続部のオーリング。

左後ろタイヤの後ろ側のこの辺り。

高圧・低圧 どちらも交換しちゃいます!

▲バンパーで隠れて見えない所ですけど下から覗くとこんな感じです。

 

アルミのパイプの接続部を外して

このオーリングの交換。

部品はこんなに小さな物なんですよ〜。

 

最後に、回収したガスと不足分のガスを充填して完了です。

これでしばらくエアコンの心配はいらないですね。
まだまだ残暑が厳しい北海道。
もう少しエアコンとの生活は続きそうですね😅

傷磨き&タッチアップ すぐに出来ること(特別編😁)

👨これから小樽に行きたい。擦ってしまってカッコ悪いから、目立たなくして出掛けたい

と、ご来社のお客様から相談。
お車を見てみると、傷と凹みが結構目立ちます。
👩今すぐ出来ることとしては、大まかに、付着した色を拭き取りして
タッチアップする作業になるけど大丈夫かな?想像しているものと大分違うかもしれないよ?
👨それでもいいです!
そうと決まれば、すぐに工場へ移動🚙💨
薄い傷は、機械を使って取り除きました
ドアと、アーチモールの傷はタッチアップをするため、
それぞれの色を作成。
アーチモールの色は、現物を見てその色を出すので
職人の調色技です
現車と合わせながら何度か調整をして
数種類の色を調合します
通常ここで筆を使って塗りますが
特別に!少しでも綺麗になるように
スプレーを使用します。
せっかくなので、同じ色で小傷部分をタッチアップ
ドアの色は、車体色NH788Pというカラー番号の
ボディカラーを作成。
6種類の色を混ぜ合わせます。
ボディと合わせて微妙な加減を調整しながらの調合です
塗る所以外は色が掛からないように、養生します。
ストーンガード(透明保護フィルム)は色を掛けることができないので、隠します。
こちらも、パッと色を掛けるだけですが、
筆で塗るよりは断然綺麗になるのでスプレーを使いましょう! 特別ですよ笑
塗る前に油脂や汚れを拭き取り
スプレーで色を乗せます
遠赤外線で乾かして
ジャーン🤩✨
凹みはそのままですが、傷がなくなり塗装が綺麗になった状態なので
すごーく綺麗になった感じがします😊👍
お客様も「すごーい!」と大絶賛してくださいました❤️00

イギリスからのお客様!?キャンピングカーを直して!

キャンピングカーが構内に入ってきて、何やら黄色い髪のお兄さんが向かってきた👀⁉️

Hi!    Hello!

I want you to fix this pipe! It’s not perfect at all, so can you fix it easily from now on?

I accidentally bumped into it!!

😵‍💫何言ったんのかわかんない!でも何やら直してって言ってるっぽいことは確かだ!💦

誰か英語わかる人〜!来て〜!

 

『英語がわかる電話ならあるけど!』🤣

…なんて言いながら、

異国のお客様とテクニカルオートスタッフの集合、なんてグローバルな光景!

キャンピングカーから降りてきた人合わせて4人全員、オンリーイングリッシュ🇬🇧

 

Googleさんに聞きながら、とりあえず知ってる単語を英語チックに発してみて、何となく通じてるっぽい⁉️

 

どこかでルーフキャリアのパイプをヒットさせてしまったようです。

左側のパイプが後退して変形し、溶接部も壊れてしまっていました。

 

はるばる異国の地からせっかく北海道まで来てるのに、貴重な時間を修理に費やすのはかわいそう!!

これは、何とかするしかない。出番です!

『ランチタイムだから、あなた達も何処かで何か食べて来て!』と伝えると、みんなで何処かは出かけてくることにしたらしい。3時頃戻ると言ってわいわい歩いて行きました。

 

ついでにバッテリーの充電もしながら🔋😁

 

パイプが全体に後ろに押されてリヤ側で曲がっているので、先ずは前側にズラす必要が!

直接当たった前側のパイプは変形して下を向いていました。

パイプは中途半端に屋根に固定された状態なので、変形を戻すのには難しい状態です。

無理に力を掛けると屋根や他の部分が壊れてしまう可能性もあり、力づくではできません。

 

いろいろ道具を使い、少しずつ、様子を伺いながらの作業です。

そして、脚立に乗って高所での溶接。

 

壊れた時にできた鋭利な所は削って平らに

 

何だかんだと、手直しもありましたが、とりあえず出来る限りの手は尽くし✨完了👍

 

レンタカー会社に何と言われるかと不安は残りつつ🫤旅は続行できそうです笑

 

因みに右側のパイプがグイッと上を向いているのは、デザインではなく壊して曲がってる気がします笑

ガチャガチャ動くと嫌だろうなと思い、元々外れていたという箇所もついでに溶接で留めてさしあげました(サービスです)

 

店内でミニオンのゲームや、けん玉に挑戦していました。

けん玉、お土産にプレゼントしたらよかったなぁ。

翌日はサーフィン🏄をしたいと言っていましたが、いい波🌊に乗れたかな?

日本で過ごす2週間。沢山楽しい思い出を作って行ってください✨また会いに来てね〜!

アウトランダー外装の修理もしました☺️

 

昨日のお車の修理の続きですが、

錆修理の他にもご依頼を頂いていたのが

 

ここ👇グリルの塗装はげ💦

拡大するとわかりやすいですね🔍

本来は黒くマットな塗装が施されているパーツが

経年的なものでまだらに剥がれてしまっています。

 

もう1箇所がこちら👇フェンダーミラー

ミラーの首の部分が塗装が剥がれ白くなっていますね

こちらの2点も新品パーツで準備していたので交換して綺麗にしていきます😊✌️

 

グリルとフェンダーミラーを取り外したら

新品のパーツと交換♻️✨

 

After👇🌈✨

 

正面から見え目立っていた2箇所が綺麗になったことによって

一段とお車がカッコよく引き締まって見えますね😊👍

 

ずっと気になっていた外装のお悩みと、下回りの錆、

両方とも一気に解決できて良かったですね☺️🌸

 

この先ずっとご夫婦で仲良く、こちらのアウトランダー、

それからeKワゴンにも乗ってたくさんお出かけを楽しんでほしいです🚙🚙🌈

 

ありがとうございました💓

ボカシ目って何?

少し前に投稿したアバルトのバンパー修理ですが、実は前の修理跡がクッキリ出ていました。

😨俗に言うボカシ目😨

私達も部分で塗装すると、塗った箇所と塗っていない境目は必ずわかる様になりますよ!とお伝えして部分塗装します。

その境目の事をボカシ目と呼びます!

なかなかイメージしずらいですよね😆

前回のアバルトの修理の工程はこちら

上の画像で右端のグレーと黄色の紙の部分が今回のボカシ目です!

この画像では前回のボカシ目はわかりずらいですがよーーく見ると!

 

ムービーでご覧下さい。

※動画の終盤、色違いになったように見えるモヤモヤが「ぼかし目」です。

↓この画像をクリックで動画再生

 

 

ドア&クォーターの修理

以前、保険会社さんからのご紹介でお預かりしたお車。

「前に良くしていただいたので!」と

今回は別の部分のご相談にいらしてくださいました🙇

ドアとフェンダーの傷ですが、近くで見てみると結構な損傷…😣

その修理はやりがいのある物となりそうです💪‼️

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まずはドアの凹み修正から!

ベルトサンダーで表面の塗装を削り落とし

スタッドプーラーで細かく細かく修正をしていきます。

 

続いてクォター。

 

半田溶接を行い上手くラインを出していきます。

このラインが綺麗に直ると面出しがスムーズに終わり、全体の仕上がりにも影響します。

引っ張り出したい部分にアタッチメントが付いたら

スライディングハンマー🛠を使用して、引っ張る‼️

 

ここまでで板金の工程は完了❗️

続いては塗装の工程へと進みます。

剥き出しの鉄板には、防錆処理をたっぷりと施したら

板金パテを乗せて形成作業。

余分なパテを研いだ後、パテの種類をかえ同じ工程を繰り返し 表面を整えていきます。

 

パテはできる限り薄く仕上がるようにするのは重要なポイント✨

厚くしてしまうと後から塗装が割れる可能性が出てしまうのです😱

 

塗装が終わり、組み付けも終わったら✨‼️‼️

完成です!!😄👏

 

お客様からは「すごい綺麗になってる!!」と

大変嬉しいお言葉をいただきました🍀

 

喜んでくださる姿がとっても嬉しい💕

テクニカルオートにお任せいただき、ありがとうございました♬

エンジンがかからない原因は❓

 

車に乗ろうと思ったらエンジンがかからない😱💦

そう言ってレッカーで運ばれてきたアルファード🚙

 

点検をしてみると原因はすぐにわかりました💡

発電機の役割をする『オルタネータ』の故障でした⚡️

👆こちら

 

すぐに部品を調べます❗️

オルタネータは新品の場合部品代が高いので

リビルト品や中古品がないかすぐに調べみることに☺️

 

幸いリビルトも中古もどちらも出てきたので

お客様とどのように進めるか相談の上

今回はリビルト品で交換をすることとなりました🙌

 


 

発電機が動かなかったことによりバッテリーで電気の充電がされず
バッテリーも空っぽの状態😢

 

なのでバッテリーも同時交換します🙆‍♂️

 

👇左側がリビルトのバッテリー

右側が現車についていたバッテリー

 

これを車体へ取り付けしたら

 

作業は完了😊👍

 

このお車には運転のハンドルの横のあたりに電圧計がありました💡

わかりやす〜い👀✨

電圧計の値をみてると『14.4V』の値を示しています🙆‍♂️

入庫した際は12Vあるかないかという状態でした。

電圧量も正常値に無事戻り、エンジン始動もバッチリ

 

スムーズにお客様の元へお返しすることができました💮

 

ランクル70錆修理

復刻70ランクル初度登録がH27年なので8年前の新車です😀日本で70復刻は嬉しかった記憶があります😊

そのランクルのフロントフェンダーにウインカーが付いていルのですがその縁から錆が発生しています😱😱😱

少しウインカーを外してみます。裏から錆で押されているので中々外れません😅

どうしてここが錆びるのかなぁ?

ウインカーの裏も錆色に😅

先ずはどのくらい削って錆を落とせるかやってみよう!

錆で鉄板が腐食し針の先程の凸凹になっています😱ここからはブラストしていきます👍

表面の錆を落としてからは見えない裏側も届く範囲で研いで表、裏とプライマーを塗布していきます!

何層にも重ね塗りをしてから、サフェーサーも塗布していきます。

紙貼りをし塗装します。

塗装、磨き作業が終わりウインカー裏も防錆します👍コレ大事です😀

 

防錆も終わりウインカーを取り付けしたのでですが、ガタが多く少し動きます😨錆で押されて変形又は擦り減ったのか?

対策としてウインカー裏にクッションを入れて厚みを出し固定させました‼️👍

完成ーーー😊😀😆

復刻70をお乗りの方はウインカー周りを気にして見て下さいね!

少しでも膨らみがあったら早めの錆修理が車の寿命を延ばします!

それと最近噂の70ディーゼルは復活するのか気になるところですね✨

ekワゴンバンパー交換

バンパーの左角を大きく凹ませてしまいました😨

フェンダーの中やライトの取り付け部に損傷が無ければ良いのですが・・・

先ずは費用を抑えるに中古を探してみましたが😥残念ながら無い状況でした。

新品交換になりバンパーを外し中の損傷を確認します!

大丈夫😀よかった!

中の損傷はフェンダーに付く白いブラケットだけでした。

新品のブラケットと比較

1番上の爪(引っ掛かる突起物が欠損しているのがわかります)

この爪が折れた状態だと、きちんと取り付けができないので交換となります!

バンパーが変形した時は結構な確率で壊れます😱

そして完成がこちら😀

 

比較がこちら

 

今の車は潰れる事で衝撃を吸収して室内を守る構造なので、ぶつけた衝撃は小さくても、実際お車を見てみるとこんなに潰れているんだとビックリする事が多いです。

タコマ修理

日本では余り見かけないトヨタタコマ

タンドラはメジャーですがタコマは少しマニアックかな?

昔は結構走っていたけど今のモデルになってからは初めての入庫です!

タンドラと遜色ない大きさです!!

お客様ご自身でオーバーフェンダーを外してきてくれましたので直ぐに板金できます‼️

‼️フェンダーと後ろのピラーの凹み。

後ろの最初の凹み撮り忘れた😱

フェンダーは裏に手が入るので板金しやすいです!

パテを付けて研いでサフェサー!

 

 

ピラーのチッピングも再現します

紙貼りをして塗装!ピラーの後ろに荷台がある為に紙が貼りずらいですね😅

綺麗に仕上がりました!👍

 

オーバーフェンダー取り付けしたら見せにきて下さいね😊😊

 

最近は雪が溶け、凍るのを繰り返している時期なので運転には気をつけて下さいね😀😀😀😀