サンドブラストを使って錆修理👨‍🔧

 

ぶつけてしまったところが錆びているんです💦

と、相談にいらしたアルトラパンにお乗りのお客様👩

 

どこか錆びているのかな❓と拝見すると・・

右側のサイドシル(ドアの下側ステップのあたりのパネル)が凹み

塗装が剥がれたところから鉄板がむき出しになり錆が発生していました😖

 

サイドシルは他のパネルに比べて硬いパネルのため

板金で凹みを出すとなると、時間も費用もかかってしまう・・

ということから今回は凹みはそのままに極限まで錆を落として

塗装をして修理する事となりました👨‍🔧💡

 

まずはサンドブラストと言って細かい砂を錆びた箇所に当て

錆の細部まで念入りに落としていきます💨

▲作業時は細かい砂が目などに入らないよう完全防備で✨

赤茶色に錆びていた部分がブラストを当てたところから灰色に変化しているのが

わかりますか❓👀

 

▲サンドブラスト後の状態

凹んでいたところの他にサイドシルの耳の部分も錆びてしまっていたため

一緒に落としちゃいました😄✌️

 

錆を落とした後は

塗装の下地作りをするため

表面をフラットな状態に削り、整えてあげます💡

 

錆がまたすぐに発生してこないように

2種類のプライマーを塗布して

塗料の密着を良くするためのサーフェーサーも

塗ってあげて・・下地の完成🙆‍♀️✨

 

 

ここまできたら塗装をかけない部分は養生をして隠し

ボディ色に塗装をかけて

完成🙌✨

 

 

サイドシルの修理が完了したら

車検のご依頼を頂いていたので引き続き

車検の整備をさせて頂きました👨‍🔧

 

 

車の総合病院テクニカルオート🏥で無事

外科も内科の処置もできたのでしばらくの間は

心配なく安心して乗ることができますね😊🌈☁️

 

エブリィあるある

ハンドルを切るたびに・・

 

耳障りな音👂💦

 

お車はスズキのエブリィというお車🚙💡

 

以前にも全く同じ症状のエブリィのお客様が

続けてご相談にいらっしゃいました😭

 

音の鳴っているところはというと・・

▲ここなんです💁‍♀️💡

 

ステアリングの軸になっている部分💡

ここのあたり面が擦れて音を発生させていました👨‍🔧

 

音だけ聞くと何が壊れてるの❓❗️

と不安になってしまいますが

大丈夫🙆‍♀️安心して下さい✨

『処置の様子👀』

▲こんな風に

グリスアップして滑りをよくしてあげたらもう音は解消🙌

 

エブリィに限らず車を製造する段階で微妙な個体差はあるので一概には言えませんが

ここ数ヶ月で同じご相談が続いたので

ご参考までにご紹介でした🤗🍀

 

私の車も・・・😲なんて人がいたら試してみて下さいね♫

タイヤが回らない

『タイヤが回っていないようなんです』とお客様から電話を頂きました。

 

車両をお預かりしたので、少し前進して様子を見てみると…👀‼️

本当だ!

ロックされたままで、タイヤが回る様子は見られません😱💥

 

まずはリヤブレーキの動きが怪しいと睨みました🤔

 

ブレーキシューが広がって、ドラムに当たってるのではないだろうか?

と思い、左右とも分解点検をしてみましたが ブレーキシューの動きは問題無し🙆‍♀️

 

続いて、もう一つのブレーキでもある サイドブレーキの点検へ🔍

 

こちらがワイヤー。

 

引っ張ってみると、その事態が明らかに。

本来はこれくらい伸びるところですが

錆による固着で、戻り不良を起こしています。

ブレーキが効きっぱなしの状態ということですね💦

 

サイドワイヤーはこのように、サイドブレーキへと繋がっています。

 

ワイヤーの周りを覆っている部分が 途切れた位置には

このように錆が発生しているのも確認。

内部ではこの錆がずっと繋がって発生しているのです☝️

 

 

今回は、新しい物に交換をして無事にタイヤのロックは解除されました✨

これで安心して走行が出来ますね!

良かった〜😊

走行中の異音&ホイール・ナットが激アツ🔥なぜ??

 

ヴォクシーにお乗りのお客様👨‍🦱

倶知安方面から札幌に用事があって向かっている途中

走行中、右の前のあたりからカランカランと変な音が聞こえる・・

 

違和感を感じ、石でも挟まった❓と思い、車をとめて見てみても何か挟まってる様子はない。

ナットが緩んでいるのかな❓と、ナットに触れたところ

あっつッッ😱❗️ものすごい熱さ‼️🔥🔥🔥

 

これはマズイと思い、テクニカルオートに駆け込まれてきました🚙💨💨

ただ、翌日にはまた倶知安方面に帰らなければいけない予定😣

 


 

まずはどんなことになっているのか

お車をお預かりして点検するところから💡

 

 

タイヤを外してみると、あれれれ中から水が👀💦💦

さらに、ブレーキを分解していくと

 

▼ブレーキオイルが染みてベタベタ😭

▼キャリパーも赤茶色に錆で固着している状態⚡️

この固着のせいで、ものすごい熱さになっていたのですね🙅‍♂️❗️

 

他のタイヤも念のためチェック🔍👀

右後ろのタイヤも外してみると同様に水が出てきました💦

 

なぜだろう❓❓と、考えると、原因は定かではないですが

通常、こんなに水分が残ることはないため

憶測としてどこか水溜りや深みにタイヤが浸ってしまった可能性があります💡

それ以外にも走行の回転により摩擦熱で熱くなった鉄板に水分が吸収され錆が進行したとも考えられます💦

 


 

キャリパーのピストンをバラして錆を磨いて戻せるかもしれない❗️

 

⬇︎

磨いてみると・・・・ダメでした😢

 

▼ご覧の通りキャリパーに複数の小さな穴が🕳🕳🕳

拡大

これは錆が進行してしまったことによる腐食の穴あき💡

 

これではブレーキオイルがこの穴から滲み出てきてしまいます🌀

 

これでは磨きでは済まないため、新品の部品交換が必要となります🙇‍♂️

至急、部品屋さんに問い合わせ、急いで部品も持ってきて頂き🏃‍♀️🏃‍♀️💨

新品のキャリパーに交換して、同時にブーツとシール類も交換♻️

 

パーツを戻すときは防錆と潤滑をよくしてあげるためグリースを塗布して🙆‍♀️✨

 

 

右前のタイヤ同様、水が入り込んでいた右後ろのブレーキですが、

こちらはかろうじてサビまで進行せずに済んでいたため、

ピストンの交換はせずに分解の上、水分を取り除いてあげて完了👍✨

 

 

札幌にきた翌日には倶知安方面に帰らなければ行けなかったお客様も

まさか予定通りの日程で乗って帰ることができるなんて😍と、

とっても喜んで頂けました🌈

 

何よりも異音がしたときは不安だったお客様が

無事に安心して帰ることができたことが良かった❤️

急いで部品を届けてくださった部品屋さんにも感謝です😊

 


 

皆さまも万が一、深い水溜りなどを走行してしまった際にはそのまま放置せず

早めに点検することをお勧め致します💁‍♀️🍀

ポルシェ ビビリ音どこから鳴ってる❓👂

 

いつも来て頂いているポルシェのお客様🚙

 

 

「なんだかセンターのあたりからビビり音が鳴っていて気になる・・」

 

耳を澄まして聞いてみると、確かに細刻みに音がなっていました👂

 

音は車の外側からではなく室内から聞こえます👂🔍

 


 

色々原因が何か探ってみたところ、音の原因を特定👨‍🔧‼️

 

鳴っていたのはココでした💡❗️

 

 

センターコンソールのシフトレバーの辺りです💡

 

まずはどの部分から鳴っているのか

シフトレバーを分解するところから始めます💪

 


 

コンソールの左右のパネルを外すため

モフモフのカバーを取り外します💡

ここは流石のポルシェ

▼カバーを止めているビスがパッと見で見えないようビス隠されていました👀

見えない細部まで上質な作りの室内

 

モフモフが外れたらパネルのカバーを外して

 

シフト周りのパーツも取り外します💁‍♂️

外すためには

シフトレバーの付け根部分をグッと右側にズラしてあげて・・・

 

⬇︎

⬇︎

 

▼ズラしたら後はスポッと外れます🙆‍♀️💡

 

後は順番に外せるようになっているので分解して

どこから鳴っているのか原因を探していきます🔍

 

ここかな🐣

ここかな🐣❓❓

 

あっっ‼️

発見❗️ここでした👨‍🔧

シフトレバーカバーのフチ、シルバーのカバーの裏側を見てみると・・

 

カチャカチャカチャ・・

はめこみのツメ部分が1箇所動いて遊んでいる👀💡

他のところはというと、動かない🙅‍♂️

 


 

原因がわかったので音が鳴り止むように処置🙌

遊び部分をブチルゴムで固定してあげてカタカタならないように調整し、

元に戻して確認👂・・・

 

OK❗️無事に音が鳴らなくなりました😊

 


 

ちなみに💡原因を探っている際、部品を調べていたらシフトレバーは5万円以上していました💦

大ごとではなく、応急的な処置で無事に音が鳴り止んで良かった🍀✨

R35GTR 車高調交換

ショックのへたりが気になりBLITZの車高調に!

R35のショック。フロントは良いのですが、リアを外すには後ろのシートと内張を外さないと、ショックを外す事ができません😭

うちの整備士は体が大きいので↓↓↓

狭そうで🥶💦

この作業が1番やりづらかったらしい😭😭😄😄

 

外したショックはコレ! 特注で凄く高額だそうです!!

そしてBLITZとの比較

左:BLITZ  右:特注

 

元のショックはオーバーホールに出します!

組み付けた感じです!

 

ショックの上の防音シートも新しくします

 

取り付け後は減圧のコントローラーの設置です!

日産は後から配線を増やしてもいいように工夫されています!!

 

足廻りを交換したので、

4輪アライメントもしっかりとります!

 

新たなショックをつけて、いきなり元の車高に合わせるのはおっかないので、

前回の車高よりちょい上げで一度ご本人に走ってもらいます!

大丈夫のようでしたら、後日、調整しましょうね👍

でももう少しで雪が降るので車高を下げるのは来年かな?

 

まずは異音が解消されて、ひと安心❤️

いつもありがとうございます😊

⚠️タイヤ交換時に気をつけたいこと

タイヤ交換の時期に多く頂く作業があります。

 

ご自身で交換される際に、ナットを締め付けすぎてネジ山を潰してしまったり

錆によって固着している状態から、無理にナットを回してしまいボキッと折れてしまったり💦

 

そのような場合は、ボルトとナットの交換が必要となります🔩

 

今回お預かりしたお車もそうでした。

タイヤを外してみると…

 

こちら、お分かりになりますでしょうか?

 

すぐに部品を手配して交換します💪

 

車によって違いはありますが、本来の交換の方法は

ハブをバラしてボルトを交換した後に、外した物をプレスで圧入するという作業になります。

ですが、そうするとボルト・ナットの他にもベアリング類の部品も必要となり

修理費用がその分多くかかってしまいます。

 

少しでも費用を抑える為に👇の方法で行いますよ〜🙆‍♀️

 

まずはブレーキキャリパーとローターを取り外して

ダメになったボルトを2本、抜き取りましょう。

 

左が折れたボルト・右が新品

 

新品ボルトを後ろから差し込んで

締め付けを行う為の専門のナットを装着。

回転しない様に工夫をしながら、スピンナーハンドルで締め付けを行います。

クルクルクルとボルトが入って行きます。

裏面から見て完全に入り込んでいたらOK🙆‍♀️

 

もう一本も同じ作業を行います。

 

無事に2本新しい物に交換出来ました。✨

 

最後にキャリパー&ローターを戻したら完了〜🙆‍♀️

 

ボルトは経年劣化で、交換が必要になってしまうこともありますが

タイヤ交換時の思わぬ負荷などにより、ダメになってしまう事も多くあります。

未然に防げる事には注意をしながら、高額な出費にならないようにしておきたいですね♬

R35GTR 完成✨ GTウィング・リヤロアバンパー&ディフェーザー・ハブボルトが取り付きました

土台の調整をしてウイングと取り付け

GTウイングの取り付け位置は完璧!

両面テープでの固定と同時に、

トランク内側からボルト留め。

GTウイングの足はウイングとリベット止めなのでシールも入れます!

 

ロアバンパーとディフェーザーもいい感じ👍

 

 

最後はスポイラ下部にラインテープを貼り完成!

このラインテープなかなか難しかった😱

特に曲がりがね😄

よし‼️  完成ーーー🙌

 

塗り分けるラインは『いい感じに』とのリクエスト✨

“いい感じ” に なりましたでしょうか😄

またまたカッコよくなったGTR‼️

GTRの走っている姿を見てみたい✨と思っていたら、

この前、高速道路の反対車線を走っていく姿が

一瞬ですが見れました✨👀‼️

 

いや、同じ進行方向で見てみたい〜🤣

 

R35GTR GTウイング塗装

今回お預かりしたパーツは土台以外みんなカーボン。カーボンは、FRP素材で形成されたパーツの上にカーボンを貼り付けて作られます。

カーボンは塗装をしないと経年により紫外線の影響を受けて白くくすんでくるので、全て、クリアーを塗装していきます!

GTウイングの土台とサイドのパーツは、

GTRボディ同色に塗り分けます!

▼GTウイングの左右サイドに着くパーツです

外側だけボディ色に塗装するため、

内側はマスキングで隠します。

マスキングのキワはそのままラインとして残るのでカッコよく仕上げるためにピッ‼️と綺麗に✨

▼ボディ色に塗装した土台

 

GTウイングのサイドは、ボディ色に塗り分けたカーボンとの境目に段差があるので、もう一度全体にクリアーを塗って平らに滑らかにして完成!

▼GTウイング サイドの外側

▼GTウイング サイドの内側

▼並べるとこんな感じです

 

塗装も終わり、明日はいよいよ組み付けです!

各パーツがGTRに着きますよ😁楽しみ楽しみ

R35GTR今回のご依頼! ロアバンパーとGTウイング ~仮合わせ~

ハブボルト交換後次はトランクに付いている羽をGTウイングに!!

ロアバンパーをカーボンに!!

今付いている羽も最初にご入庫いただいた時に弊社で塗装取り付けしたものです。懐かしいですね!

 

べったりくっついていた羽とロアバンパー外していきます😅

GTウイングとロアバンパー両方、仮合わせをしていきます!

最終的な仕上がりに直結するこの仮合わせ作業がとても重要です。

 

▼GTウイングの土台を取り付けるための穴の位置決め

実際にGTウイング土台を仮に設置して、

どの部分に新しい穴が必要なのかを見ます。

GTウイングも取り付けた状態でバランスを見て

取り付けた時に変形や隙間が無いかも確認し、

仮合わせ作業完了!

さすがGTRと思うほど、

取り付ける高級パーツは、完成精度も高く

大きな加工をしなくてもきれいに着きます。

 

▼こちらがカーボンのロアバンパー

トランクは穴あけと配線の加工が必要です!

仮合わせの中で決めた取り付け位置、丁度の場所に!

 

ロアバンパーを取り替えるのでディフェーザーも専用の物に交換!

そこで元々付いていたディフェーザーのフィンを移植できないかと?

仮合わせで「コレは付けられるね👍」と判断し、

こちらも穴あけ!

 

仮合わせも無事に終わり、明日は塗装です!