タイヤ交換の時期に多く頂く作業があります。
ご自身で交換される際に、ナットを締め付けすぎてネジ山を潰してしまったり
錆によって固着している状態から、無理にナットを回してしまいボキッと折れてしまったり💦
そのような場合は、ボルトとナットの交換が必要となります🔩
今回お預かりしたお車もそうでした。
タイヤを外してみると…
こちら、お分かりになりますでしょうか?
すぐに部品を手配して交換します💪
車によって違いはありますが、本来の交換の方法は
ハブをバラしてボルトを交換した後に、外した物をプレスで圧入するという作業になります。
ですが、そうするとボルト・ナットの他にもベアリング類の部品も必要となり
修理費用がその分多くかかってしまいます。
少しでも費用を抑える為に👇の方法で行いますよ〜🙆♀️
まずはブレーキキャリパーとローターを取り外して
ダメになったボルトを2本、抜き取りましょう。
左が折れたボルト・右が新品
新品ボルトを後ろから差し込んで
締め付けを行う為の専門のナットを装着。
回転しない様に工夫をしながら、スピンナーハンドルで締め付けを行います。
クルクルクルとボルトが入って行きます。
裏面から見て完全に入り込んでいたらOK🙆♀️
もう一本も同じ作業を行います。
無事に2本新しい物に交換出来ました。✨
最後にキャリパー&ローターを戻したら完了〜🙆♀️
ボルトは経年劣化で、交換が必要になってしまうこともありますが
タイヤ交換時の思わぬ負荷などにより、ダメになってしまう事も多くあります。
未然に防げる事には注意をしながら、高額な出費にならないようにしておきたいですね♬