冬に多い あの作業🔧

「タイヤハウス内のカバーが外れてしまいました…」

と冬に多くご相談をいただく内容です💡

 

先日ご来社いただいたお車もそうでした。

 

車内から出てきたカバー(フェンダーライナー)を見てみると

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あらぁ…

通常、輪のようになってビスがハマるような 作りになっているのですが

そこが裂けてちぎれてしまっています💦

 

幸い ちぎれている箇所は1箇所‼️

致命的になる部分では無いため、ここ以外の箇所できちんと固定が出来そうです🙆‍♀️

 

そうと決まれば、早速 処置✂️✨

それぞれ、残っているビス類は綺麗に取り外し。

 

ライナーはアンダーカバーとも繋がるため

リフトアップして車体真下の状態も確認。

あれ??🙄?

アンダーカバーが新しい‼️

そして、なぜか取り付けが中途半端な状態です…😱💥

 

お客さんにお話を伺うと、昨年末にアンダーカバーが外れ

新しい物へ交換されたんだとか。

きっと、その時に止められる部分だけを固定し、それで「良し」としてしまったのでしょう…😅💦

 

取り付けが不足している部分は、きちんとクリップ類で固定を👍

アンダーカバーはこれでOK!

 

その後は、最初のご依頼だったライナーを取り付け。

 

後ろの方でも 外れそうになっているもの見っけ!!

 

あちこち取り付けが必要な状況でしたが

しっかり固定出来たのでこれでもう安心して走行が出来ます👨‍🔧🎉

 

昨年のように、悪路となっている箇所も多くはありませんが

道路の雪が溶けたり積もったりで、ザクザクになっている時は 車体下廻りに注意が必要です⚠️🚨

走りにくいような道は避け、ゆっくり進んでくださいね😊

車体の下廻りをジェット洗浄

12月に入り札幌も雪が降って来ましたが、積もっても、大きな道や高速道路は除雪がしっかり入るので意外と走りやすいですね。

融雪剤をシッカリと撒いてくださる除雪車さん‼️

大変有り難い反面、車体にとってはあまり嬉しくない塩カリ・塩カル。

この融雪剤の影響で冬を越すごとに車体の下回りがみるみると錆びていく…悲しい現実。

防錆対策としては、下廻りをまめに洗い流すこと。

そして、塩害ガードがとても有効です。


車体の下廻り、高圧洗浄


塩害ガードを施工する前にも、シッカリ洗い流してシッカリ乾かします。

洗車場に立ち寄り、高圧のジェット洗車機にコインを入れて、

ホイールハウスや下廻りも入念に流してあげましょう。

錆は、一度出てしまうと止まりません。錆びないように予防することが重要ですよ👍

車に穴がある

某カー用品量販店で言われた

“足廻りが外れてますよ”という言葉。

たまに何か音が聞こえる気はするものの、走行した感じは、違和感なし。

『本当か⁉️と思って‼️ ちょっと見て欲しいんですけど…。』

足廻りが外れたけど走れる状態って何の事だろう?と、リフトに上げてみました。

ん~、……ん⁉️

なんだこれー

☝️コレがどういう状態かというと、

反対側は、くっついているのでこんな状態

本当は、溶接されているので☝️このようにきれいに着いて支えているのです。

錆の進行で腐食により脆くなって外れてしまったようです。

更に、外れただけでなく、

元々着いていた場所には大きな穴が‼️

これは〰️、

穴を塞ぐ、くっつける、…という単純な話ではなく、後ろのタイヤ左右を繋ぐ大きな部品丸ごとを交換しなければならない、

危ない状態です。

車体の下廻りは全体に黒く塗られ、一見キレイに防錆されているように思いますが、きっと、もう錆びてしまっていた その上から塗ってごまかしてしまったのでしょう。

中では刻々と錆が進行していたのですね。

恐るべし!!

車検の時の点検・対策・整備は、どのような状態かを把握した上で行いましょうね!

防錆の違い 現車で明らかに

〜8年前 2011年3月〜

その頃工場では、何年もに渡り、サビの進行や防錆に対して、色々な実験や研究をしながら、より良い方法を考え防錆の施工をしてきました。

そんな中、スタッフの一人が新車を購入。

ここは思い切って、自分の車で実験!!! と、新車で運ばれて来てすぐに下廻りの防錆を施工しました。

防錆剤を、普通の3倍時間をかけて厚塗りし、一部のみ塗らないところを作ってみました。

本当は全面、細部まで分厚く塗りたいところでしたが……

さすが職人さん!

『防錆の仕方を変えて錆がどうなるかの観察にお客様の車を使うわけにはいかないしょ!』


〜2019年3月〜

タイヤ交換をしようと、車をリフトに上げサビの状態を確認。

8年経っても、錆の進行はほとんど見えません。

しっかり塗って完全に塞いだ状態だと、多少の石はね等からも守られ、水分や塩害からも影響を受けにくくなり、錆の発生には至らないようです。


一方、同じ車で、防錆剤を塗らなかった所は??

錆びているのです。

やっぱり違うもんだなぁ〜〜


更に、全く別の、某ディーラーからお預かりした車両。

新車から7年経過していて、防錆処理は何もしていない車を見てみました。

なんと、同じ部分でも全然違う!

錆びてる方は1年新しい車なのに!

各所に錆は発生し、タイヤハウス内は穴があきそうなほど進行していました。


札幌の、冬の道路事情。除雪に使われる薬剤は、車体にとってなかなかの強敵です。


軽く塗布する『塩害ガード』は車検毎に点検と塗り足しをしないと完全に守られません。

せっかく防錆するなら、たった一回、少しお金が掛かっても、車が長持ちするようにしっかり防錆施工をすることをお勧めします!

まだまだ乗れそうなのに、錆の為に車検に通らないというお客様が、とってもとっても気の毒で……😭

車検の時に。下廻りチェックと対策

2年ごとに訪れる車の法定点検『車検』

北海道で1台の車をできるだけ長く乗るためには
整備的なメンテナンスだけでなく
ボディの錆への対策も必要となります。

先日ご入庫いただきましたお客様が
車検の時に、下廻りの防錆をご要望!
大賛成です😊


◆防錆(ぼうせい)

今日は、防錆の工程をご紹介します。

下廻りを洗浄してからリフトに上げます。

防錆剤とボディの間に水分が残らないよう、
洗浄してから完全に乾かしてからの施工です。

 

車体外装に飛び散らないように紙を貼ります

このお客様はお車を大事にしているので、サビは軽度です(^_^)

 

▼防錆後

これで次の車検までは安心ですね(^_^)

あっ!防錆している作業者の写真を忘れてしまいました(>_<)あははーー

下廻り防錆塗装

車体のお腹の部分、下廻りを 錆びによる腐食から守るために、

防錆塗装を行います。

わざわざ覗かないと、普段は見えない部分です。

車体のお腹部分は鉄板がそのまま剥き出しになっている所が沢山あるので、

札幌の道路 特に高速道路を走行する車は、融雪剤による錆被害が多く、

整備的にまだまだ乗れる状態なのに ボディの腐食で車検に通らず廃車になってしまうことも。

 

 

そんな理由で、お車を乗り替えたお客様が、下廻りの防錆塗装をしました。

 

入庫になる防錆済み車両のほとんどは、本当に底の部分だけの防錆ですが、

テクニカルオートでは、車がかわいそうなので、

奥の方、脇の方、足回りなど、錆被害の多い部分に

できるだけ細かく塗布してあげるようにしています。

 

“塩害ガード” 塗布の様子を動画で撮影しましたのでご覧ください!

 

あら!顔も防錆しちゃった!