タンドラ荷台ラプターライナー塗装

荷台の付属品を脱着

荷台とゲート裏を粗いペーパーで研いでいきます!

範囲が広いので2人で左右に分かれて一気に研ぎ進めます!

 

足付完了

ガスプライマーで、密着性を良くします。

 

今回は、全部で7本のラプターライナーを塗っていきます!

すごい量ですが、ラプターライナーはサラッと塗ってもダメ🙅‍♂️

しっかりたっぷり塗るとGood👌

マスキングは丁寧に。

蓋をして見えなくなる部分もいい感じに区切って綺麗にします。 穴という穴も塞ぎます。

紙を貼り、塗装前です。

塗る場所以外は覆い隠し、塗装開始!

一度ラプターライナーを塗った場所も、塗り重ねながら厚めに仕上げます。

 

ラプターライナー塗装後

外した部品を組み付けして、完成ーー🙌

よくできました💮💮💮

ラプターライナー、かなり丈夫ですよーー👍✨

錆は早期発見早期治療-車の癌

ひと冬越して、久しぶりに洗車をしたときに

『あらっ?』 と気づかれる方が多い車の錆。

いつの間にか そこにある・・・!

“いつの間にか”なのですが、小さな錆の発生に気がつかないでいると
どんどん進行して、直そうかな と思ったときには大変なことになっていることがあります。

 

今日は、お客様からよく相談がある
サイドシルの錆修理についてご紹介します。


🔹サイドシル 錆修理


小さく出ている この錆が気になるんです。

ドアを開けたところに見える、さび色。

よく見るとその横はボコボコしています。

隠れているので、外側のカバーを外します。

ここです。

すると、隠れていたところが
どうなっていたか?というと・・・

あら。

思ったより広範囲ですね。

実はこのように塗膜の外まで見えるようになってしまうと
鉄板の内側で錆が進行しているため
「ちょっと簡単でいいから直して」という訳にはいかないのです。

錆は少しでも残すと、どんどん広がります。
錆修理をせず、ごまかして塗装をし、簡易的に済ませると
何週間と言わず、ひどいときなら1週間後にはプクプクと浮いてくることも。

 

まずは今見えている外側の錆を落としましょう。

錆を落とすと、鉄板が無くなってしまいます。

 

次に切開します。

内側はこんな感じです。

癌になる錆の部分は切り取ってしまい、
内側の見える錆は削って保護します。

次に、切り取った部分に、
新しい鉄板を丁度良い大きさに切り合わせ…

そして、溶接!

溶接個所は、研いで平らにします。

そこに、鉄板を保護するためにプライマーを塗って

空洞になったサイドシルの中に
この小さな穴からも防錆剤をシューーーーーッと入れます!

放射状に噴き出すこのノズルを使用するんですよ。

こんな風に吹き出します。

そして、注入。

下から滴り落ちるくらいたっぷりと入れます。

ここまでして、ようやく
あの小さく気になっていた錆の処理が終わります。

この後は、また、下地処理をして、塗装の工程に進み
きれいに完成します✨

 

ご紹介したこの錆修理は、まだ重症ではありません。

 

錆の修理は大きくなればなるほど大変です。

 

早期発見!早期治療が、その後の再発を抑制させ、
料金的にも、ボディのためにも、安心の状態をつくることができます。

 

 

サイドシルや、タイヤハウスのまわりは、ドアなどと違ってポンポンと交換できる場所ではないので、

できるだけ早めに見せに来てくださいね!😊

防錆の違い 現車で明らかに

〜8年前 2011年3月〜

その頃工場では、何年もに渡り、サビの進行や防錆に対して、色々な実験や研究をしながら、より良い方法を考え防錆の施工をしてきました。

そんな中、スタッフの一人が新車を購入。

ここは思い切って、自分の車で実験!!! と、新車で運ばれて来てすぐに下廻りの防錆を施工しました。

防錆剤を、普通の3倍時間をかけて厚塗りし、一部のみ塗らないところを作ってみました。

本当は全面、細部まで分厚く塗りたいところでしたが……

さすが職人さん!

『防錆の仕方を変えて錆がどうなるかの観察にお客様の車を使うわけにはいかないしょ!』


〜2019年3月〜

タイヤ交換をしようと、車をリフトに上げサビの状態を確認。

8年経っても、錆の進行はほとんど見えません。

しっかり塗って完全に塞いだ状態だと、多少の石はね等からも守られ、水分や塩害からも影響を受けにくくなり、錆の発生には至らないようです。


一方、同じ車で、防錆剤を塗らなかった所は??

錆びているのです。

やっぱり違うもんだなぁ〜〜


更に、全く別の、某ディーラーからお預かりした車両。

新車から7年経過していて、防錆処理は何もしていない車を見てみました。

なんと、同じ部分でも全然違う!

錆びてる方は1年新しい車なのに!

各所に錆は発生し、タイヤハウス内は穴があきそうなほど進行していました。


札幌の、冬の道路事情。除雪に使われる薬剤は、車体にとってなかなかの強敵です。


軽く塗布する『塩害ガード』は車検毎に点検と塗り足しをしないと完全に守られません。

せっかく防錆するなら、たった一回、少しお金が掛かっても、車が長持ちするようにしっかり防錆施工をすることをお勧めします!

まだまだ乗れそうなのに、錆の為に車検に通らないというお客様が、とってもとっても気の毒で……😭

下廻り防錆塗装

車体のお腹の部分、下廻りを 錆びによる腐食から守るために、

防錆塗装を行います。

わざわざ覗かないと、普段は見えない部分です。

車体のお腹部分は鉄板がそのまま剥き出しになっている所が沢山あるので、

札幌の道路 特に高速道路を走行する車は、融雪剤による錆被害が多く、

整備的にまだまだ乗れる状態なのに ボディの腐食で車検に通らず廃車になってしまうことも。

 

 

そんな理由で、お車を乗り替えたお客様が、下廻りの防錆塗装をしました。

 

入庫になる防錆済み車両のほとんどは、本当に底の部分だけの防錆ですが、

テクニカルオートでは、車がかわいそうなので、

奥の方、脇の方、足回りなど、錆被害の多い部分に

できるだけ細かく塗布してあげるようにしています。

 

“塩害ガード” 塗布の様子を動画で撮影しましたのでご覧ください!

 

あら!顔も防錆しちゃった!