📞『数ヶ月前から前の方から変な音がするので診て欲しいです』
と、点検でご予約を頂いていたアルファードのお客様がご来店💡🚙
すると、『ここへ来る途中ガコンッという音と共にブレーキが効かなくなったんです💦』と😱
まずは無事到着できて良かった😭💦
お車を見てみると・・・

ん❓なんでコッチ側だけこんなに車体が茶色いの❓
反対と比べると

明らかに差がありました。

ホイールも茶色くなっていたので、ブレーキ周りを覗き込んでみると
ブレーキパッドの残ミリ数が無いように見受けられたため
このまま乗って帰ることは不可🙅♂️即預かり🏥となりました。
リフトにあげてタイヤを外し

キャリパーのところを覗いてみると

見えないはずのピストンが見えている😱
そしてすごく錆びつき固着しています。

お客様が言っていた、『ガコンっとなってブレーキが効かなくなった』
これはブレーキパッドが全て削られて無くなり、外れた音。

ピストンとローターが直接擦り合わさってしまっていたのでした。
ご覧のようにピストンの端っこが削れて欠けてしまっています😮

これは危険⚠️ブレーキの制御が効きません🙅♂️


ボディが茶色くなっていたのは、このブレーキの錆びた鉄が
鉄粉(ブレーキダスト)としてボディに刺さっていたのでした💦
泥よごれとは違い細かく針のように刺さっているので取り除くのは大変です😣

ローターの裏側は変に削れてザリザリに

表と比べるとよく分かりますね💡
こちらは左のフロントですが
反対側も同様に近い状態に💦

パッドはかろうじて1ミリほどだけ残っている状態💦
本来なら新品だと10ミリあるものです💡

かろうじてパッドが残っているのですがサビで変に削られているため
ローターにはこのように段がついてしまっています💧
新しいブレーキパッドとローターを手配し、左側はキャリパーも交換♻️
右側のキャリパーはオーバーホール(分解清掃)でピストンを交換します🙌

👆こんなに少ししか残っていなかったパッド😱危ないーー❗️
修理は新品の部品の交換をするだけではなく

この先も不具合が出ないように・・と
錆で赤茶色くなっているところを丁寧にきれいにした上で交換☺️👍

本来はこんな色で輝いていたんです💡✨

鉄粉で茶色く変色していたボディも時間をかけて綺麗に磨きました😊✨

北海道はどうしても錆びつきが進行しやすい環境💦
ブレーキはきちんと整備をしてあげないと大きな事故に繋がりかねないので
違和感を感じたらすぐに点検し、
不具合が出ないようにこまめなメンテナンスをしてあげましょう👨🔧