車検での錆処理

車検でご入庫いただいたお車。

点検を進めるなかで気になるところが…

 

フロントブレーキのディスクローターです!

表側は問題無いのですが

裏側が問題あり‼︎

錆がひどい‼️

本来平らな面が錆により段ができてブレーキパッドの接触面が少なくなってしまっていたんです。

こうなるとフロントブレーキの本来の性能が発揮されません🙅

 

お客様が安心して走行できるよう部品交換をお勧めし早速作業を開始します!

ディスクローターを取り外すと見えるハブと呼ばれる部分も錆がひどい状態。

 

ここも綺麗にしなければ錆の影響でホイールナットの緩みに繋がる、

すなわち走行中のタイヤの脱落の可能性があるということになります。

そんな恐ろしい事にならないように

テクニカルオートの車検ではハブとハブボルトの錆を落とせるだけ落としてから組み付けを行っています。

回転する工具でヴィーーーーーーーーン

ハイ〜ピッカピカ

キレイになったでしょ‼︎😁

『防げる不具合は事前に防ぐ』 そんな思いで一台一台大切に車検を仕上げてま〜す!

遠方からの大切なご縁💓

大切なお客様より一本の電話が鳴りました☎️RRR〜♬

 

「地方のお客さんが困っているので、直接連絡を取って話を聞いてあげてほしい」との事。

 

👩 地方??

 

札幌からの距離を調べると…

なんと 171km!!

時間にすると、片道約3時間も掛かる場所です👀💥

 

どうやら札幌に定期的に来る用事があるようで

地元には相談に乗ってもらえるような所がないらしく

工場の紹介に至ったようです。

 

そういう状況の中で、テクニカルオートの話題が出るなんてありがたいお話です♬

 

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お車の状況はというと、札幌に向かってくる途中で

ブレーキのキーキー音が耳につくようになったんだとか。

 

心配になり、他社で見てもらうと

パッドが残量1㎜と言われ、交換しないとならないお話になったそうです。

ただ、そこでは交換までの対応はしてもらえず、テクニカルオートにご相談頂いた様子でした。

 

お電話で状況を伺い、次にいらっしゃるタイミングに合わせ

まずは 想定される部品を用意しておくことにしました✨

 

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お約束当日。

朝一でご来店を頂き、すぐに工場内へイン🚙💭

 

ブレーキをすぐに分解して点検します!

 

すると、パッドの残量が無いことが判明しました🔍👀

このパッド横にある『インジゲーター』が

キーキー音を発し、パッドが無いことをお知らせしてくれていたのですね。

更に、ブレーキローター自体も錆による腐食が大…💥

 

なので、パッド&ローターを同時交換してしまいました✨

せっかくなので、キャリパーの清掃も行って♬

 

これで無事にブレーキの交換は完了です👌⭕️

 

ブレーキ鳴きも止まって、別件でご相談頂いたベルト鳴きについても調整で済み

お車の不調もすっかり改善されました😊👍

 

遠方からのご来店ということと、お車の状態から

きっと不安な中でのご来社だったと思います。

 

ですが、おかえりの際にはホッと😌したご様子でいらっしゃったので

良かった〜と思った整備でした🙇‍♀️⤴️⤴️

ブレーキの点検はお早めに

👩『ブレーキを踏むとブルブルするんです』

と言うご相談がありブレーキ点検をしました。

 

🔍タイヤを外した外観は特に異常無し。

 

🔍キャリパーの動きをチェックしても異常無し。

 

🔍ブレーキパッドを外してみると内側が…ひどい👀💦

偏摩耗しています。

 

ブレーキディスクは外して確認をすると…

錆が広がって7割くらい効いていない状態になっていました。

 

 

ディスクもパッドも新品に取りかえて完了です🙆‍♀️

 

▼新品はこんなにもピカピカ〜✨

 

今回のように、ここまで錆が広がってしまっている状態は中々見ませんが

きっと融雪剤の影響が大きいのかもしれません☝️

 

ブレーキに違和感を感じたら、すぐに点検に来て下さいね。

 

 

車検 錆の影響ブレーキにも

車検を迎え、整備を進めているエスティマのお客様です。

実家が海の近くなので、たまに潮風を受ける車両です。

タイヤを外し、ブレーキ廻りの分解・点検を行ったところ、

前後左右のブレーキに、錆の影響が大きく発生していました。

 

このエスティマは、前輪も後輪も、ブレーキパッドとディスクローターを使用している車です。

カタカナで部品名を言われても「よくわからない」という方のために。

☟これが、パッドとローターのイメージ図

ディスクローターを外側と内側から挟み込むようにして

ブレーキパッドで押さえて、車を止めます。

 

ブレーキパッドを赤い矢印の方向に動かすのが、

キャリパー という部品です。

新品が取り付いた状態ですと、

ローター全面にブレーキパッド全面がきれいに当たるので

ピタッ!と

パッドとローターが100%の効力を発揮します。

▼これが新品のディスクローター

錆の影響を受けると、

このきれいな銀色が、

▼縁から錆びてゴワゴワに。

黄色い部分も錆ですし、

このように縁が錆びてしまうと・・・

この写真のように

そしてブレーキパッドも、これに合わせて削れてしまいます。

 

この状態でのブレーキの当たり方は、

手で表すと、こんな感じ?

 

また、ブレーキを動かす部分と説明した「キャリパ」も錆の影響は逃れられず、

キャリパ自体の交換まではしなくても大丈夫でしたが、

肝心なピストン部分に錆が発生して引っ掛かっていました。

ここが錆で固着してしまうと、ブレーキが掛かりっぱなしになってしまったり、

きちんとした動きをしなくなるので危険です。

 

車検の時は、ブレーキの制動確認だけではなく、

こういった状態を確認して、きちんと清掃・グリスアップを行ったり、

必要に応じて部品を交換しないと今後2年間が心配です。

 

一度に整備が重なると、費用的な負担も大きくなるので、

車検や点検整備の都度、少しずつ、良い状態を保てたら、

結果的にはトータル的な費用も抑えられることに繋がりますし

長く車を維持することができます。

 

ちなみに、このエスティマは、車検ごとに必要に応じてメンテナンスをしているため

もう、23万キロ走行しているんですよ✨

エンジンが、年を取ってきたので、あとどのくらい乗れるかなぁ。

長距離も走るので、安全に走行できるように、

そして安価で収まるようにメンテナンスしました😊

 

年末は現在車検が大変混み合っています。

年明けも混みあうことが予想されますので、車検を控えている方は早めの準備をお勧めします😊