懐かしのシールドビーム

ジムニーのライトを交換して欲しいとのご依頼

ちょっと古いジムニーらしいので型式をきくとJA22W‼︎

久しぶりのシールドビームかぁ~って勝手に懐かしがってました(笑)

 

スズキの純正パーツでは何年も前に生産終了しているのですがお客様が部品を持ち込むとのことだったので

社外部品の代替えヘッドライトかな? ネットだと当時のシールドビームが手に入るのかな?

と考えていました  が  やっぱり…

代替えヘッドライトでした

そりゃそーだよね〜って言いながら交換スタートです‼︎

この年式のジムニーの入庫はかなり少なくなりました

ヘッドライトの裏側を見るとシールドビームなのでバルブ交換ができない構造になってます

というかヘッドライト自体が大きな一個のバルブって事なんですよ

取り外して見比べるとハッキリ違いが分かります

防水用のゴムカバーを装着して

ジムニーに取り付けて完了

見た目が少し変わっちゃったのでオリジナル好きの方からすれば少し残念ですが

次球切れが起きてもサッとH4バルブの交換だけで済むのでとても経済的になりましたね〜

ボルトの頭が無くなった‼︎

『なんかエンジンの音が大きくなった気がして』

とお客様からの点検依頼

実際にエンジンをかけてみるとボォッボォ ボォッボォ 聞こえます

音の聞こえる所は〜この辺かぁ〜あぁ〜排気漏れだ

排気管の一部を固定してるボルトが無い⁉︎無いというか形が変わってボルトじゃない形状に

 

さあ修理だ‼️

元ボルトだった物を取り外すためにガスバーナーで炙ると

一本目無事外れた〜

二本目ダメだ〜外れない〜折れて短くなっちゃった!笑

2本とも外れる予定だったんだけどなぁ〜笑

よし‼︎マニホールドの取り外しだ

外したマニホールドのボルト穴をドリルで加工して

長めのボルトにナットを締めてバッチリ固定

ちょっと見た目変わっちゃったけど高価な部品を交換せずにすみました

どんな修理も修理方法は色々ありますので何でも相談してくださいね

ブレーキ固着で発生する熱

先日、ブレーキの引きずりで急遽お預かりしたお車。

 

こちらにご来店された時には、ブレーキはすでに熱を持った状態で

ホイールがすごく熱くなっていました。

 

近くにあった氷を試しにホイールへ当ててみると

その氷はみるみる溶けていきます😱🧊💦

この状態からも熱くなっていた状況がわかると思います。

 

ゴーゴー、ガーガーと音が出るので すぐに気が付きますが

このまま走り続けるのは危険です⚠️

 

 

タイヤを外して分解をしてみると、ブレーキキャリパーの動きが悪く

固着していることが判明🔍💥

キャリパーは、ブレーキパッドとローターを挟み込み

ブレーキを踏んだり離したりする際に開いたり閉じたりして

ブレーキを動かしてくれる役割をしています💡

 

これが錆の影響で完全に固着し、ほとんど動かない状況に🙅❌

そのため摩擦熱が発生しホイールも熱くなっていたわけです。

 

お客様に現状をお伝えすると、

どうやら半年後に乗り換えする予定もあったとの情報‼️

出来るだけ費用をかけない方法で直すことに💪✨

 

▼ブレーキローターはリサイクル品で、研磨された綺麗な物を手配

左:研磨されたリサイクル品/右:お車に装着されていたもの

 

キャリパーも、ブレーキパッドの残量が残っているリサイクル品を手配しました。

 

それぞれ交換をし、異音は解消✨

これで安心です☺️

 

これからの季節、長距離で車に乗る機会も増えるので

いつもと違う音がしたり違和感を感じた時は、早めの点検をオススメします🤗

発電機が凍りつく⁉︎

『エンジンがかかった瞬間から

キュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って

しばらく鳴ったと思ったら何かが焦げるような匂いがして

ネットで調べてみたら

そちらのブログに載ってた内容と同じだと思うから車を見て欲しい』

とのご依頼をいただきました。

 

時期的にありえるなぁ〜って思いながらボンネットを開けて上から覗き込むと

ちゃんと凍ってました…オルタネーターが…

太陽の光でとてもキレイに輝いていたので、しばらく眺めてしまいましたが(笑)

 

リフトにあげて作業開始

あっちこっち氷ができてますが、まず異音の元となったベルトの交換

オルタネーターが凍って回転できなくなったためベルトも回転できずエンジンがかかって回転を始めた部分との

摩擦によってキューーーーーっていう甲高い音とゴムが熱で溶ける匂いがしてしまってたんです。

ぶら下がってるベルトを外して見てみるとこんなふうに焼き切れてました。

新品ベルトを装着し周辺の氷を除去したら、ここからが一番大切な作業‼︎

オルタネーターが凍ってしまった原因を取り除かないと又同じ故障を繰り返しちゃいますからね‼︎

その原因はワイパーの下側に付いている樹脂のカバーからの水滴

オルタネーター側に水分が来ないようにコーキングをして再発防止もバッチリ

スズキの軽自動車とそのOEM車で時々見られる冬の風物詩でした😁

 

走行中のブルブル振動 原因は?

『シャリシャリ音がするんです』ということで入庫のソリオ。

どんな感じかゆっくり走行してみると カッカッカッというかコッコッコッみたいな音が

床から聞こえてくる感じがしました。

 

うーん、シャリシャリとは聞こえない…

音の表現も人それぞれだな、と思いながら道路に出て試運転🚗💨

車速が時速50キロから60キロくらいでシートに伝わるブルブル感

どこか回ってる所に不具合が起きてるなぁ〜と早速車両をリフトアップです。

下回りを覗いた瞬間

 

あぁ〜ここね!!

プロペラシャフトのジョイント付近が茶色になってる

近づいて見てみると亀裂が入ったジョイントに錆が出てしまっている状態でした。

触ってみるとガタがあり、走行中真っ直ぐに回らなければならないシャフトが

偏心して回ってしまいブルブル振動を起こしてしまっていたんですね。

 

いつもと違う細かい振動を感じたら、ここの可能性が結構高いですよ。

今振動を感じてるって人は早めに点検にいらしてくださ〜い。

エンジンをかけた途端にゴーッと音がなる

👩「エンジンをかけたらゴーツと音がする」

 

来店してくださったお客様と一緒に音を確認したところ

エアコンのコンプレッサーからだと判明。

エアコンは夏場だけでなく

冬場は除湿でも活躍してくれます💡

 

部品が入荷してから作業を進めるお話で

一旦お持ち帰りいただきました。

 

ところが‼️ 後日…

 

👩「ゴムの焼ける臭いもしてきました。。」

と緊急事態になってしまったので、お車は急遽 お預かり。

 

お預かりした車両は

バンパーやグリルを外さないとコンプレッサーのお取り替えが出来ません。

そのため、大袈裟に見えますが ここまで分解が必要です。

 

さぁ、取り外し✊

 

左が壊れた部品、右側が新しい部品。

 

それを車体に装着して、エアコンのガスを補充。

最後に新しいベルトを取付して完了😊👍

 

ちなみに、壊れたコンプレッサーを動かしてみると

黒い部分(マグネットクラッチ)がぐらついていました😨

なるほど!これで ベルトも位置がズレ

おかしな風に回って ゴムの焼ける臭いも感じてたのもわかりますね‼️

 

異音やら臭いやらで、お客様もさぞかし怖い思いをされた事と思います😢

新しいパーツ取付で、スッキリ解消されたので

お車引取り時には、とても安心したご様子でしたよ〜♫

良かった〜✨

 

いつもテクニカルオートにご相談くださり、ありがとうございます。

ずっと気になっていたコトコト音

12月に下廻り防錆の作業をさせいただいたルノー🚙

 

お客様と一緒にリフトアップをして、状態を確認していた際に

「実はコトコト音が以前から気になってたんですよね〜」と仰っていたので確認してみると

右前ロアアーム(足廻りの部品)のガタ付きを発見🔍

「追々やりたい」とのことで保留となっていたのですが

改めてお任せいただくことになりました♫

ありがとうございます🙇‍♀️

 

部品は新品で取り寄せし、早速交換です✨

 

まずは取り外し。

簡単に外せる予定だったのですが、ボルトが中々外れてくれず

取り外しだけでも難航しました😂

 

無事に外れたところで、今度は新しいパーツを取り付けです✊

 

装着完了〜✨

 

ここまでが通常の作業ですが、これは おまけ☺️👇

錆びにくいように防錆剤を塗布✨

これで新しいロアアームも錆から守られるはず‼️

 

ずっと気になっていたコトコト音が解消出来て良かった〜の瞬間でした。

車検が終わってすぐ2年後の車検?

テクニカルオートでの車検。

実は、当社整備士の伊藤と、提携先との連携で行なっています。

できるだけ費用を抑えて車検を受けたいお客様も沢山いらっしゃいますが、

まるまるお任せコースで

車検が終わったら次回2年後の車検を予約してまで、伊藤をご指名いただくことも多いです。

 

まるまるお任せって、いくらかかるかわからないのに?

なぜ?

2年後の予約!??

 

そうなんです。🤨‼️

 

それでね、この前、

伊藤の整備中に 工場にいって

『何故?』を発見💡してきました。

 

それは、

 

最初から毎回、

伊藤にお任せでみてもらうと、

適切な箇所を適切に、丁寧に、整備してくれるからなんです。

必要なところを都度整備するので、何回目かの車検で急に大きな出費にもならず、

20万キロ超のヴィッツ、

22万キロのアルト、

28万キロのエスティマ、

30万キロ超のヴォクシーなどなど

数多くの長生き車両を生み出してきました。

この前は、

こんなことをしてました。

分解時、錆を綺麗〜に清掃している様子です。

『こんなことが原因でタイヤのハブボルトが緩みやすくなったりすると困るし、

綺麗にしてあげたらまた長持ちするでしょ😊』

満足そうに整備をする伊藤。

 

使えるものは綺麗に長く使い、

必要なものは必要と判断したものを交換しながらメンテナンス。

 

『車にとってもお客様にとっても良いことです。喜んでいただけるなら😁』

お客様の大切な車を、

ちゃんと大切に扱ってくれるから 

ですね😊

毎回、伊藤をご指名いただいている皆さま、お待たせしてしまうことも多く申し訳ありませんが、

いつもありがとうございます😊

電気自動車 電費

電気自動車は燃費が良いイメージよりは料金が安いイメージがあります

果たして本当に料金は安いのか

電気自動車はどのくらいの距離を走れるのか?

電費(燃費)はいいのか?

気になりますよね

カタログではフィアット500eWLTCモードの一充電走行距離は335kmと公称されているけれども実際は

100%の充電状態で261km😅

1週間使ってみた結果

月曜日から土曜日まで

気温3℃から-6℃

ヒーターは24℃からほぼHI

シートヒーターON

充電量100%261キロ走行できるはずが実際の航続距離は170.1km😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱少なくね‼️‼️

実際の電気使用量

126%、53kwh使用

1kwh38円計算

6日間で2014

充電は帰宅して3kwh予約充電、0時半から6時半までの6時間

45%アップの1

の結果になりました

まとめ

冬の北海道

カタログ数値の航続距離335kmが実際は170.1km😱

電費は1kwhあたり約4.5km

下の画像の平均消費を見てみると

3.24.44.8などかなりバラつきがあります

暖機運転、アクセルワークで全然変わってしまします

コレが今のハイブリッドの燃費ランキングトップ10ではリッター22から26km走るそうです

四駆だと実燃費15km/L 走るとしましょう

ハイブリッドが170.1km走るには11.34×ガソリン170円=約1928

電気自動車は170.1km走るのに2014

ハイブリッドは170.1km走るのに1928

自動車本体価格も高い電気自動車

燃費もハイブリッドの方が優秀!

じゃぁ電気自動車のメリットは?

500e可愛い😊

静か、直ぐ温まる、自宅で充電できる、

ガソリン車はエンジンの音や異音も気になったりしますが、EVに乗ると静かで、エンジンを気にしなくて良い安心感!コレ結構良いですよ

電気自動車家庭用充電器のお話

電気自動車に必要なのは充電設備

一戸建ての人は自宅に充電器を設置しようと考えると思いますので参考になればと思います

500eのバッテリー容量42kwh

フィアットで推奨されている充電器はこちら

左側が6kwh 設置に約20万+充電器代

真ん中3kwhカバー付き屋外コンセント 設置に約12万+充電器代

右側が3kwhカバー無し屋外コンセント 設置に約12万+充電器代

3kwh6kwh2種類の充電器があります

IMG_8966.jpg

充電器の違いは、充電時間の違いです

1時間に充電できる最大容量が3kwh6kwhです

500eのバッテリーは42kwhなので満充電にかかる時間は

1時間で3kwh×14時間=42kwh

1時間で6kwh×7時間=42kwh

充電すると言う事は電気を消費します

今お家のアンペア数はいくつですか?

ちなみに私の家は60A(アンペア)

電気自動車を家庭で充電するなら50Aから60A推奨かな

充電器3kwhだと15A

6kwhだと30A消費します

充電するとこれだけの電気を使う事になります

その他にドライヤーだと約1000w10A消費

IHヒーターも消費電力は多く

1000wから3000w10Aから30Aは直ぐに消費します

電気自動車を充電中にIHヒーターとドライヤーを同時に使うとブレーカーが落ちる確率が高い😱ので、電気自動車を充電している時は家電を使う事が制限がされてしまいます

なので就寝前に充電するほうが家電を制限なく使えるので1番良いです

3kwh充電器で0時から6時までの6時間の充電で18kwh 45%充電されます

1kwhで走れる距離は約4.5km

4.5kwh×18kwh=約81km

3kwh充電器で6時間充電して約81kmの走行できるようになります

6kwh充電器だと半分の時間になります

6kwhの充電器にはデマンドコントローラー付きがあるのですが、お家の最大アンペアが60Aだとするとこのアンペアを超えないようにコントロールしてくれる優れもの!電気自動車を充電中でも家電優先で電気を使えます!

ブレーカーが落ちる心配が無い!

どちらの充電器が必要かライフスタイルと走行距離によって決めましょうね

 

次回は電費(燃費)編