最後の車検。だからこそ。

今年、もう少しで車検満了を迎えるというお客様。

 

今回の車検を最後にしようとお考えとのこと。

出費は出来る限り抑えたい。
反面、
できるだけ、きれいにして最後の2年を過ごしたい。

 

外装の修理と一緒に、
とても気になっている所が
給油口です。

給油の際、ふたをパカンと開ける度に
気になっていた「錆」。

給油口のキャップの廻りは錆による腐食が進み
塗装の下からモリモリと膨れ上がっている状態でした。

本来であれば、その部分を修理するには
交換が必要なほどの進行具合。

交換をするとなると、それはもう大掛かりな
20万円以上掛かってしまうような修理作業です。

 

さぁ、どうする。

 

お客様に提案したのは、
ここまで来ると交換する以外、錆の進行は止められないけど、
残り2年と決めるなら、
出来る限り進行を遅らせて 見た目をきれいにしてあげる方法。

10分の1の料金です。

 

外装の修理も、給油口の修理も、併せてご検討いただくこととなりました。

 

数日後、修理をすることに決めたとのご連絡があり、
給油口も、安価なご提案の方法で。😊

 

そうと決まれば、安価といえども、
できる限りのことを!

給油口の注入口キャップ部分を外した状態で
塗装下に膨れ上がっている錆を除去。

あまり落としすぎると、すぐに穴が開いて
形が無くなってしまうくらいの
深い腐食だったので、丁寧に慎重に。

ギリギリのところまで、錆を落としました。

まだまだ残っていますが、これがギリギリです。
下側はすでに形がポロポロと・・・。

 

ここから、防錆処理と修復作業!

たっぷりと防錆剤を塗布してから、
更に、プライマーで防錆処理。

ここから、穴が開いてしまった部分も塞いで
きれいに塗装を。

どの位、この塗装の下で
錆に耐えられるか…!!

2年キープはできなくても
今のままよりは確実に長持ちします。

沢山の思い出を作ってくれたステップワゴン!
今回の車検を取って、あと2年!
楽しい思い出をまだまだ増やしてくれるといいな。

ガソリンを入れる度に、
お客様もステップワゴンも、
ちょっといい気分になるといいな😊

錆は早期発見早期治療-車の癌

ひと冬越して、久しぶりに洗車をしたときに

『あらっ?』 と気づかれる方が多い車の錆。

いつの間にか そこにある・・・!

“いつの間にか”なのですが、小さな錆の発生に気がつかないでいると
どんどん進行して、直そうかな と思ったときには大変なことになっていることがあります。

 

今日は、お客様からよく相談がある
サイドシルの錆修理についてご紹介します。


🔹サイドシル 錆修理


小さく出ている この錆が気になるんです。

ドアを開けたところに見える、さび色。

よく見るとその横はボコボコしています。

隠れているので、外側のカバーを外します。

ここです。

すると、隠れていたところが
どうなっていたか?というと・・・

あら。

思ったより広範囲ですね。

実はこのように塗膜の外まで見えるようになってしまうと
鉄板の内側で錆が進行しているため
「ちょっと簡単でいいから直して」という訳にはいかないのです。

錆は少しでも残すと、どんどん広がります。
錆修理をせず、ごまかして塗装をし、簡易的に済ませると
何週間と言わず、ひどいときなら1週間後にはプクプクと浮いてくることも。

 

まずは今見えている外側の錆を落としましょう。

錆を落とすと、鉄板が無くなってしまいます。

 

次に切開します。

内側はこんな感じです。

癌になる錆の部分は切り取ってしまい、
内側の見える錆は削って保護します。

次に、切り取った部分に、
新しい鉄板を丁度良い大きさに切り合わせ…

そして、溶接!

溶接個所は、研いで平らにします。

そこに、鉄板を保護するためにプライマーを塗って

空洞になったサイドシルの中に
この小さな穴からも防錆剤をシューーーーーッと入れます!

放射状に噴き出すこのノズルを使用するんですよ。

こんな風に吹き出します。

そして、注入。

下から滴り落ちるくらいたっぷりと入れます。

ここまでして、ようやく
あの小さく気になっていた錆の処理が終わります。

この後は、また、下地処理をして、塗装の工程に進み
きれいに完成します✨

 

ご紹介したこの錆修理は、まだ重症ではありません。

 

錆の修理は大きくなればなるほど大変です。

 

早期発見!早期治療が、その後の再発を抑制させ、
料金的にも、ボディのためにも、安心の状態をつくることができます。

 

 

サイドシルや、タイヤハウスのまわりは、ドアなどと違ってポンポンと交換できる場所ではないので、

できるだけ早めに見せに来てくださいね!😊

下廻り防錆塗装

車体のお腹の部分、下廻りを 錆びによる腐食から守るために、

防錆塗装を行います。

わざわざ覗かないと、普段は見えない部分です。

車体のお腹部分は鉄板がそのまま剥き出しになっている所が沢山あるので、

札幌の道路 特に高速道路を走行する車は、融雪剤による錆被害が多く、

整備的にまだまだ乗れる状態なのに ボディの腐食で車検に通らず廃車になってしまうことも。

 

 

そんな理由で、お車を乗り替えたお客様が、下廻りの防錆塗装をしました。

 

入庫になる防錆済み車両のほとんどは、本当に底の部分だけの防錆ですが、

テクニカルオートでは、車がかわいそうなので、

奥の方、脇の方、足回りなど、錆被害の多い部分に

できるだけ細かく塗布してあげるようにしています。

 

“塩害ガード” 塗布の様子を動画で撮影しましたのでご覧ください!

 

あら!顔も防錆しちゃった!

GTR錆修理 ④


⚫塗装前処理編!


溶接からプライマーまで終わりました。

次は更に、防錆の処置をします。

🔶エポキシ

エポキシ塗布をしていきます。

表はもちろんのこと、リアフェンダーの内側や、サイドステップの穴などからホースを入れて塗布していきます!

▼リヤフェンダーの内側から塗布中

▼リヤフェンダー内側の様子

▼水抜穴からも噴射

裏側から入れて、下まで流れてきていますね! 汚れるのでウエスを置いて受け止めています。グレーの液体がエポキシです。

しっかりと、たっぷり塗布していきます。

▼流れ落ちる位、たっぷりと

そうしてまた24時間置きます!

ふぅーー!次は

パテを付けて形を作っていきます。

🔶パテ形成

鈑金、溶接、防錆と順に進み、

塗装をする前の最後のかたちづくり。

仕上がりのかたちの美しさをイメージ。

経年でパテ部分がおかしくならないように、鈑金でできる限り形状を復元し、ここでのパテを極力薄く、そして元々のラインと同じように、どこを直したかわからなくするのがプロの技。

パテ研ぎ終了!

ハウスの裏にシールの吹き付けです

🔶サーフェーサー

塗装の前にもう一仕事。

サフェーサー、紙貼りです。

パテの上にサーフェーサーを塗布することで、塗料の密着を良くしてきれいな仕上がりとなります。

白く見えている箇所がサーフェーサー。

ここで黒く見えているところは全て、塗料がきちんと密着するようにきれいに研いで処理してあります。

そして、

塗装しない部分は全て覆い隠します。

▼サーフェーサー塗布とマスキング

こうして一つづつ丁寧に準備を進め、

いよいよ塗装に入ります。

完成が楽しみです(^_^)

GTR錆修理 ③


●溶接編


🔸型取り

切り取った箇所に合わせて鉄板を作ります!

▼これは紙ではなく鉄板です

▼車体に合わせて型を取り鉄板を切る

🔸溶接

いよいよ溶接です!

真剣な表情!

カッコイイですねーー(^_^)

▼溶接終了!

🔸プライマー

溶接が終わり、プライマーを塗布しました。塗装の前の防錆です。

少し形になってきましたね(^_^)

次回は塗装編で!!

お楽しみに(^_^)

GTR錆修理 ②

前回は、部品を外して、ハンマーで錆を叩いて終わりましたね。

↓GTR錆修理① ( 状態確認 )

https://technical-auto.com/2018/11/%E5%90%8D%E8%BB%8Ar32-gtr/

🔸錆部分除去

今回は腐食している箇所を切り取り、ブラストをかけます(^_^)

▼錆を落として原型が無くなりました

▼生きている所は出来るだけ残します

🔸錆抑制処理

ブラスト処理後直ぐに浸透材を塗布して24時間待ちます!

しっかりと浸透させることで、次に出てくる錆を抑制することができます。一つ一つの作業をしっかり行うことで、錆の成長を妨げることが出来ます🤓

.

その後エポキシ系を更に塗布します!

再度24時間おいてから、次はいよいよ鉄板を溶接していきます!

この状態からどのように溶接をするのか?

次回をお楽しみに😊

ブログを見てハスラー入庫

先日書いた、ハスラーの錆のブログを見て、私の車は大丈夫なのかなっと心配してご入庫です。

やっぱり錆びていました(>_<)

錆を落として、

浸透する防錆剤を塗布しています。

錆に早く気づいたので、ガーニッシュの中だけで錆が収まっていました!

大事に至らなくて良かった~~!

1回目の車検。まだまだずっと長く乗りたいですからね✨

錆は早目に直さないとねーー(^_^)