この時期に気をつけたいこと 〜ガラスのひび割れ〜

日中の気温も高くなり、春の訪れを感じる季節となって来ましたね😊🌸

 

この時期に、意外と多いなぁと感じる修理…。

それは「ガラスのひび割れ」です。

 

👦え?なんで???

 

路面の雪解けは進み、道路としてはとても走りやすい状態になっています。

ですが、道路の端っこに目を向けると

雪の下敷きとなっていた砂利や小石が沢山🪨!

 

その小石を、前を走行している車両のタイヤが巻き込み

後続車のガラスに パチン💥 と飛ばしてしまっているといった現象じゃないかとの推測です…😱

 

パチン💥と石が当たったガラスは、そこについた跡から徐々にヒビが走って

このように長いヒビ割れとなってしまいます。

🔍拡大

 

ヒビが走ってしまったガラスは交換しなくてはなりません。

 

🔸修理方法🔸

交換ともなれば、簡単。

まずは割れたガラスを外して

手配しておいた、新しいガラスを装着

 

ドラレコがついている場合は、新しいガラスに移設。

点検ステッカーは新しいものを再交付して貼り付けを。

 

こちらはナビ&テレビのフィルムアンテナ👇

ナビの種類を確認し、適合するアンテナを取り付けます。

ナビによってはフロントガラスではなく、クォーターについているタイプもあるので

その車毎で異なります。

 

あとは、先進安全自動車の場合、自動ブレーキシステムのセンサーを調整・確認も必要となってきます。

 

「ガラス交換」と一口に言っても、どこまでの作業が必要になるかで

全体の金額や納期も大きく変わってきます。

 

ですが、決して安くはないガラス交換の費用。

交換しなくても済むように!ガラスを飛石の被害から守るために!も

前方車両との車間距離を十分に取ることを意識されると良いかもしれません😊

ekワゴンバンパー交換

バンパーの左角を大きく凹ませてしまいました😨

フェンダーの中やライトの取り付け部に損傷が無ければ良いのですが・・・

先ずは費用を抑えるに中古を探してみましたが😥残念ながら無い状況でした。

新品交換になりバンパーを外し中の損傷を確認します!

大丈夫😀よかった!

中の損傷はフェンダーに付く白いブラケットだけでした。

新品のブラケットと比較

1番上の爪(引っ掛かる突起物が欠損しているのがわかります)

この爪が折れた状態だと、きちんと取り付けができないので交換となります!

バンパーが変形した時は結構な確率で壊れます😱

そして完成がこちら😀

 

比較がこちら

 

今の車は潰れる事で衝撃を吸収して室内を守る構造なので、ぶつけた衝撃は小さくても、実際お車を見てみるとこんなに潰れているんだとビックリする事が多いです。

タコマ修理

日本では余り見かけないトヨタタコマ

タンドラはメジャーですがタコマは少しマニアックかな?

昔は結構走っていたけど今のモデルになってからは初めての入庫です!

タンドラと遜色ない大きさです!!

お客様ご自身でオーバーフェンダーを外してきてくれましたので直ぐに板金できます‼️

‼️フェンダーと後ろのピラーの凹み。

後ろの最初の凹み撮り忘れた😱

フェンダーは裏に手が入るので板金しやすいです!

パテを付けて研いでサフェサー!

 

 

ピラーのチッピングも再現します

紙貼りをして塗装!ピラーの後ろに荷台がある為に紙が貼りずらいですね😅

綺麗に仕上がりました!👍

 

オーバーフェンダー取り付けしたら見せにきて下さいね😊😊

 

最近は雪が溶け、凍るのを繰り返している時期なので運転には気をつけて下さいね😀😀😀😀

JLラングラーUS風リアバンパー交換

純正のリアバンパーがこれです

バンパーを外すにはこのボルト

 

配線を外すには白い箇所を引き出してから挟む様に押して引っ張ると外れます

リアバンパーにコーナーを取り付けしていきます。

純正はブラケットを付けてからコーナーを付けるのですがコレは直接バンパーに取り付けます。

 

純正に付いている配線を移植

 

ただここで問題発生!純正のナンバー灯カプラーが合わない🥵

US風リアバンパーだからなのか!

加工して取り付けします!

更にセンサーのブラケットもグラグラしているので接着剤で固定😅

バックフォグの配線を先程外したカプラーの根本から繋ぎます。

バンパーブラケットが邪魔するので外してバンパーを付けます

 

バンパーをボディに乗っけてみて、とんでもない事に気がつきます😱

コーナーがオーバーフェンダーより出ている‼️‼️‼️

お客様持ち込みのUS風リアバンパーはアメリカのオーバーフェンダーに対応したもの、日本の純正オーバーフェンダーに対応するにはコーナーは日本仕様にしなければいけないんです!

USリアバンパー購入の注意点です!

さてどうしたものかと・・

このままではディーラーの工場に入れませんね😨😨😨

そこでコーナーを取ってみましょうとご提案!

コーナーを取るとライナーとライナーブラケットの加工が必要になります!

ようやく完成ーーー😊😆

 

コーナーレスもカッコイイ😊😊

最後に日本のナンバーはアメリカより長いのでブラケット(ナンバーの土台)があった方が綺麗に収まります!

フォグカバー交換…LEDイルミの移設

保険で修理を進めるお話となったヴォクシー。

外装パーツはそれぞれ交換を。

フェンダーは修理の予定でご入庫いただきました。

 

今回はこのフォグカバー(オレンジ部分)交換の様子をご紹介🤗

交換するだけでは?と思うかもしれませんが

間にLEDイルミ(シグネチーイルミブレード/赤矢印)が付いているので

移設に少し手間がかかります。

 

こちらが車体から外したカバーです。

LEDイルミも取り外した状態ですが、あちこちに穴が空いているのがわかります。

新品のカバーには穴が空いていないため、取り付けの際には穴を開ける作業が必要となるのです✊‼️

 

位置を型取って太めのドリルを使用。

 

大きい穴が数箇所開きました。

 

次に小さな穴の方。

 

穴が無事に空いたら、カバーにLEDイルミを装着。

 

そして最後に車体に取り付けたら完成です✨

※交換したパーツも並べて撮影しています

 

以前のブログでもご紹介していますが

穴開け加工は失敗が許されないので、本当緊張する瞬間です😂

細かな作業なので、もちろん時間もかかります💦

ですが、そこはプロの技で✌️🎉

 

せっかくなので、反対側も自費で交換したいとご依頼をいただき

フロント廻りがピカピカになった様子にお客様も大変ご満足いただけました♬

タイヤのはみ出しチェック🔍👀

『はみ出しタイヤ』🛞

車体を真正面から見たときに

フェンダーよりもタイヤやホイールがはみ出てしまっている状態の事を言います。

 

この状態…実は細かい規定がきちんとあり

その基準に反していると、車検を通すことが出来ないんです🙅‍♀️❌

 

👨‍🔧「あれ?ちょっとはみ出してるかな?」

と思われるお車はこのようにチェック🔍

 

「糸」を上から垂らしてみて、はみ出しているかどうか目視での確認をします👀‼️

 

その基準として、中心部分から前方30度、後方50度までの位置で計測。

フェンダーより外側に突き出していなければ保安基準適合となります。

 

 

では、今回のお車は…?

真っ直ぐ垂らした糸との間に、きちんと隙間が確認出来ます!!

大丈夫!はみ出ていません♬

 

 

細かな事ではありますが、車検時にはこのように外装に関してのルールもあります。

また今度のブログでご紹介させていただきますね🤗

車の屋根、落雪でぼこぼこに

最近になって気がついたのですが…!
多分、去年の冬のことだと思います😓
ぼこっと凹んでしまってて💦

…って、前のシーズン⁉️
数ヶ月経って気がついちゃった車の損傷は
【車のルーフ】😳ありゃー🙄屋根

なかなか見えないですもんねぇ🤦🏻‍♂️

見てみると、
あらーー!ほんとだ
これはなかなか大きな!凸凹

大きな凹みが複数箇所あるので、別のお店に行っても多分大抵は『交換』って言われちゃう位の損傷です。

 

でも、まだ新しい車ですよね…。

う〜〜ん🤔🧐

板金スタッフの太一と
塗装スタッフの大ちゃん
凹んだ屋根と阪神タイガースのナンバーフレームを見ながら、うなる…🤔🧐🤔🧐

 

最近の鉄板は大きな力がかかると伸びてしまうため、板金をしても波(水面の様なかすかな歪み)が出てしまいやすいのです。

 

そして、自分の車だったらどうする?と考え
大ちゃん:『俺なら、板金』
太一:『俺も、板金』

 

完全に直すには交換するのが一番仕上がりはきれいになるでしょう。

でも、ルーフを交換するためには溶接は必須。
溶接箇所は経年により錆発生のリスクを伴います。
そして、ルーフ交換は修復歴あり(事故車扱い)となってしまいます。

 

 

とはいえ、これを板金するのは相当難しい‼️
『例えていうなら、掛布、バース、岡田 のバックホーム3連チャンくらい難しい』⚾️⚾️⚾️

 

阪神ファンのお客様:
『あぁぁぁぁ……そうですか……💧』

『でも、それでも、素人の私が見てわかるほどの歪み方ではないということですよね? 全てお任せします‼️』

 

 

大きな凹みを、戻します。

上から、下から、鉄板と仲良く優しくです。

 

そして、ゆるく広い範囲の凹みは、

場所と大きさを改めて確認。

わかりやすくマークしながら直します。

 

凹みや歪みをある程度直し、

屋根の表面を再現するために付けるパテは

極力薄くなる様に。

 

付けたパテを研いで、

一度養生して

 

サフェーサーを塗って下地作り

 

ここから、塗装が終われば完成です!

良かった!!

 

BMWタンク塗装

バイクのタンク塗装のご依頼😃

今の黒色から薄いブルグレー色に!

スバルにある色見に近い感じでって事で打ち合わせしました😄

タンクに付いているBMWエンブレムを外します。

国産のエンブレムとは違いアルミで硬い😅

でも簡単に曲げる事もできます!

きっとこのエンブレムは高いのでしょう😱

燃料コックの回りが錆びてる😱😅

凹みや傷を直しサフェーサーを!

表と裏両方塗装するので先ずは裏側から!

表を塗装するのに安定しないので一斗缶を潰してタンクに合う形にして塗装です

最後は磨いて終了!

色もイメージ通りで大変満足して頂けました😊😊ありがとうございます😃

 

来春が楽しみですね!

油汚れに〜〜♫

この題名『油汚れに〜♪』に

『ジョイ』と答える人は年齢がわかります😆😆😆😆

食器用洗剤のことを未だに『ママレモン』と言う人も、すぐそばに居ますが!笑笑

 

食器用ではありませんが、今日は車用の洗剤と油汚れについて😊

 

実は、塗装の大敵は不純物‼️

特に油汚れ!

油が付着している状態で塗装をすると、

色を弾いてしまいます。

例えばイメージ的にはクレヨンに絵の具を使った時の様に。

 

車のボディに素手で触ると脂が付いてしまいます。人の脂は簡単には落ちないのでしっかりと落としていきます。

 

専用の洗剤を付けてゴシゴシ!

 

職人の感触で同じところを何回もかけていきます。

念入りに、念入りに。

隅々まで、綺麗に、何度も、ゴシゴシ。

部品を外さない時のテールランプ、リアバンパーの隙間などはブラシで奥まで綺麗にしていきます。

細部までも綺麗に、心を込めて😄

 

 

これも、きれいな塗装をする上で

大事な工程のひとつなんですよ👍

アクスルビーム交換🔧

先日のブログでご紹介した、ヴィッツのアクスルビーム交換の様子をご紹介

 

この工程、結構な重整備なんです😅🔧

でも作業はずーっと見ていると面白い♬

 

さぁ交換の様子スタートです🚩

ドラムを外した後 ライニング、サイドワイヤー、ブレーキホース、ABS配線…などなど。

繋がっている所を順番に取り外していくところから(16日のブログをご参照ください☺️

 

アクスルの付け根のボルトを緩めます。

 

全ての取り外しが終わったら、取り外した物を乗せるためのウマを4箇所準備。

そこにアクスルを乗せて、車体から切り離し!

綺麗に外れて、リフトで上がっていく車両をみると

つい「おぉ〜!!」と声が漏れてしまいます😆

 

取り外し完了👍

ここまでの作業でも、約40分かかりました💦

 

一息ついて、今度は取り付けを進めて行きます‼️

取り外しと逆の手順です

アクスルホーシングはリサイクル品で準備しました。

 

▼コイルスプリング

▼ABSセンサー

▼サイドワイヤー・ブレーキホース・シューをそれぞれ順番に

▼最後にドラムを装着

 

全ての組み付けが完了したら、最後にはブレーキエア抜き作業

 

最後に4輪アライメントで足回りの計測をして終了〜😆🎉

 

準備から全ての作業が完了出来るまでのトータルみると

3時間近くも掛かる大変な作業。

その分、やりがいのあるお仕事です😊👍