小学生からの質問

昨日一枚のファックスが届きました。

何かな?と、見てみると小学生からの質問でした。

 

とても小学生が考えたとは思えない内容でビックリしました🫢

手紙には、

今、総合的な学習で「働く」ことについて勉強しています

そこで私達は実際に整備士の仕事をしている方のお話を伺いたいと思いました。との文章が😄

しっかりしすぎてビックリ‼️

「立冬が過ぎ 日ごと寒さが深まってきました。」

すごい出だし〜〜!!! 立冬なんて言葉使わな〜〜〜い

 

 

内容はどんなものかと言うと

1番最初の質問が

働く上で大切にしている事は何ですか!!!

本当に小学生が考えた質問なのか!!!とツッコミを入れたくなりました。

 

この質問に対してテクニカルオートのスタッフはなんて答えたのか?

上手になりたいと思う事、楽しむ事、諦めない事、感謝する事 など、
それぞれが今までの経験を思い出しながら回答してくれました😁

 

色々と考えさせられる質問で楽しかったです。

 

1、やりたいことを見つけること

2、やりたいことが無くても、目の前のことを一所懸命やること

これだけは、伝えたいですね。

 

自分の仕事に置き換えたとき、皆様ならどの様に答えますか?

鹿マークの デリカD:5

デリカのご入庫

あれっ!? この特徴的なデリカは!

そう😁 うちで全塗装したデリカちゃん💚

 

今回はスライドドアの開閉ができない💦との連絡を受け

電動スライドドア故障の原因はモーター内のギアの損傷だったので、モーターの交換をさせて頂きました。

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思えば、このデリカちゃんとは2015年からのお付き合いです

その時の懐かしい全塗装の様子

 

この車両の持ち主は、ネペンテス様。

札幌で2003年に出店されたショップ

「South2West8」サウス2ウエスト8

釣りをテーマにしたアウトドアブランドです。

お店で新しく2015年から「fish &Bike」というコンセプトのもと、日本古来の釣法"テンカラ”と アメリカで生まれたファットバイクを駆使して釣行する アウトドアライフを提唱しオリジナルのウェアや竿などを販売しています。

↓South2west8 の ブログ、カタログ、YouTubeに掲載されている写真や動画より

☝️これらの画像に写っているのが、このデリカちゃん💚

自然の中のデリカ、かっこいいですねー!

この色がまた良い👍✨

この車体色はネペンテスのイメージカラーなんですよ!

 

スライドドアの電動開閉はしっかりと直ったので、これで坂道での乗り降りも大丈夫!

荷物の積み下ろしもスムーズですね♪

 

フォードF150デントリペア

ドアの凹みと4輪アライメントのご相談で来社された フォード F150!

アメリカではミドルサイズと思うが、

デカイ!デカイ!!です😆

気になる凹みは? あ〜!!あるある!

右後ろドアにエクボ凹みがあります。

 

車体も室内も綺麗にお手入れされていて、ご主人様に愛情たっぷり注がれている感じが伝わってきます。

そこで☝️✨

凹みを直す方法としては、塗装は最終手段として、その前にデントリペアを試してみましょう💡 と提案!

四輪アライメントは見るからにホイルベースが長いのでうちではできないねぇ〜〜と😅いうことで。

デントリペアのみ、改めて日程を決めて再入庫です。

このF150は観音開き

凹みは後ろのドア

ぽん、と丸く凹んでいるだけにも見えますが、よく見ると縦に横にと入力点から伸びて変形しています。

 

デントリペアという方法は、塗装面を傷つけないように裏側から器具で押し出したり、表側から引き出したりする技法。

そのために、

ドアの内張りを外したいのですが、

国産には無い5ミリ頭のボルトを使用していました! 日本用の工具では外せません。

そうこうしながら、内張りを外し、

デントのスペースを確保する為にスピーカーを外すと、

アレ!もう一枚鉄板がある😱

ピラーレスなので、ドアの中補強が多いのですね。

補強が入っていても隙間から凹みにアクセスできそうなのでチャレンジ!

少しずつ、押し出し、引き出し、

押し出し、引き出し、叩いて調整して…

完成!!!!!

工具を当てた裏側も、しっかり防錆して仕上げます。

お客様が来社された時、

おぉー凄い✨と、いろんな角度で見て

感動して頂きました。

 

良かった〜〜〜〜〜🙌

大事にされているお車!

デントリペアで直ってよかった😱

 

ベビーカー、ぶつけないように気をつけてね!パパ!笑

チンクェチェントe下回り防錆処理

電気自動車の500e

腹下はほとんどバッテリーです😆

ディーラーの方もほとんどバッテリーだから防錆はいらないんじゃないかなぁ〰︎なんてお話をされてましたが、北海道で下回り防錆がいらない車は無い!と断言したくなるほど施工した方が良いですね

実際500eをリフトにかけて上げてみると、シルバーに見える所がバッテリーです!

ほとんどバッテリー😆

アンダーカバーとバッテリー横のガーニッシュを外します

外すとボディが丸出しになります!

リアのフロアとサイドシル、足回りは錆びやすいので防錆は念入りに

 

防錆完了👍✨

 

 

電気自動車は下回りの大半はバッテリーとアンダーカバー、今時の車も大半がアンダーカバーで覆われていますが、長く乗りたい、大事にされたい方は、絶対に、防錆処理はしておいた方が良いですよ!

工具の校正は大切

北海道のタイヤ交換は春、秋の年2回。

タイヤ交換する時に必要になるのが、

タイヤゲージとトルクレンチ。

 

タイヤゲージ

タイヤゲージは、

タイヤの空気圧を測る機械。

↓これです。

車種毎に決められた空気圧の数値を見て、適正値に合わせていきます。

すぐに確認しやすい運転席のドアを開けた内側に空気圧シールが貼られています。

しかし、測定をするゲージも、校正しなければ だんだんとズレしまって適正数値にならないので、テクニカルオートでは年2回校正をしています。

 

下の写真の赤い四角い箱が測定器!

タイヤゲージと測定器が一緒かどうかを判断して、ズレがある様だと校正します。

 

トルクレンチ

各自動車の取扱説明書に締め付けトルクが記載されています。

車種毎に締め付けトルクは違います

 

トルクレンチもだんだんズレていくので、こちらも年2回校正を行います。

トルクレンチは、バネの性質上、低い値の方から徐々にズレ始めます。

なので、締め付けトルクの基準値が低い軽自動車に合わせて確認します。

国産の軽自動車は85から108程の締め付けトルクがあるので、低い方でも、よく使用する低い方の値、高い方の値と、両方の数値で確認しています。

このように年に2回、定期的に工具を校正することで適正なタイヤ空気圧とハブボルトの適正締め付けトルクを管理しています。

安心してタイヤ交換をお任せ下さいね🛞💪

あわや大惨事 知らないって怖い

板金で入庫中の車両、作業性を良くする為にタイヤを外そうとハブナットを数個外した所で

ん!んん!!違うナットが付いています😱😱

ホイールにも傷が付いてしまっています。

危ない このままじゃナットが緩んで車体からホイールが外れる可能性もあります。

 

この車両が履いているホイールはトヨタ純正ホイール、付いていたハブナットは社外ナット。

トヨタ純正ホイールには専用のハブナットが必要です。

下の画像は左がトヨタ純正ナット(平座ナット)右側が社外ナット(テーパーナット)

写真の上側がホイールに接する部分、全然違います

違いを色分け

トヨタ純正アルミホイールに社外ホイールナットをつけるとこうなります

削れてガタガタ

丸だったのが変形のひし形に

これでは正常な取り付け型にならないので、ナットが緩みホイールの脱輪に繋がる可能性があります。

適切な形状のナットを取り付けお願いします。

自分のが大丈夫か確かめたい方は、お立ち寄り下さいね。

チンクェチェント 500e

テクニカルオートに新しい仲間が加わりました

それはフィアット500e!!

e“と付くからハイブリッド?かなぁと思うかもしれませんが、

電気自動車です!

 

テクニカルオート初の電気自動車✨

イタリア語で数字の500をチンクェチェントと発音するので、この車を

チンクェチェントe (イー)と呼びます。

因みに、英語とは違って、発音の仕方は、このカタカナを普通に読むだけみたい。

 

イタリアでの歴史は古くは1936年

二台目500

日本で有名なのはこれでしょう

ルパンの愛車です

初代から86年の時を経て電気自動車の誕生

その車が、

これです!

かわいぃ! 可愛い〜

カブリオレなのでオープンにもでき、

ルパンの真似もできる!?

いや、ルパンの真似は公道では、危険な違反行為!笑

夜はこんな感じ

メータのディスプレイ

真ん中に大きくスピード、右側の縦長のゲージは走行時充電されているかほ示します。

左側の緑色の縦ゲージは充電量、その下が航続距離

さて電気自動車で気になるのは航続距離、このチンクェチェントは約285キロ程。

通勤、街乗りメインで使用です。

これから使用して、北海道で電気自動車ってどうなんだろうとレポートしていきます

充電設備って必要??からブログに書いていきますね!!

新しい仲間チンクェチェントe✨よろしくお願いします

グランドチェロキー バックドア板金

バックドアをぶつけてしまい、お電話をくれたお客様

ディーラーでバックドアは交換で60万と言われたそうです

さすがにその金額には驚きますよね😂
「まぁ、、ディーラーなら交換って言われるよね😓」

でも弊社では 今のこの感じだと板金できるので
費用も、かな〰︎〰︎り抑えることができます

さ〜て先ずは!
鈑金する為に、バラシ(分解)をしていきます。

 

バックドアの室内側
内張りを外した様子です。

カメラを外し…
裏側からラインを 少しでも出したい!

パネルの裏から叩き出せない箇所は、表側からスタッドプーラーという工具で少しずつ引き出していきます。

 

おおかた、元の形にまで復元させたら
プライマーを塗布するのと、パテの段差をなくす為にフェザーエッジを付けます。

研いだ外周をなだらかにする、超〜繊細な技です。

プライマー塗布をして(グレー)鉄板の保護と密着性を上げます。

 

次はプライマーを乾かしパテ(黄色)で形を作っていきます。
ラインと逆アールになっているので、普通のアールより難しいんですよ。

真ん中あたりの横ラインを境に
上は丸みを帯びた凸状の形で、
下は逆アール。凹むようにカーブしているのがわかりますか?

 

形が整ったらサフェーサーを入れて、
塗装しないところは紙貼りをして隠しちゃいましょう。
マスキングをする時の、端のキッチリさは大事。

バックカメラのガーニッシュも塗装します。

予め準備していた調色は、色を調合するための配合データがなかったので、何となく😆こんな色だろう的な感じで始め、ボディに合わせて色を作りました。

塗装後のエンブレム貼り、測った数値のとおり
同じ場所に貼りつけて 最初の通りにします。

完成です

 

危険すぎるので、自分でタイヤ交換した人は、来て!

前回のブログとインスタで紹介しましたタイヤ交換後の3つの確認✅ 見ていただけましたか?

投稿後、

そのすぐ後のお話です。

 

👩‍🦰📞『ここ最近、発進して低速走行の時にカラカラ…というか、何か音がするようになったんです。鉄板のような擦れるような音で、スピードを出して走ると音は鳴らなくなります。オイル交換のついでに点検してもらえますか?』

うーん、遮熱版かなぁ?と思いながら電話を受けました。

お越しいただき、先ずは音の確認。

ん!?  あらっ!?

『…‼️    あ…もしかして…!🙀』

鳴っている音は、カタカタカタという音。

そのまま、リフトへ直行!

 

これは、もうすぐナットが外れてしまうくらいユルユルの状態。しかも、何本も!

とても危険な状態でした⚠️

 

連続して、タイヤ交換後の異音相談。

今年も、やっぱり多いです。

 

ハブナットの種類の違いによっては、きちんと締まりきらず、弛むこともあります。

自分でタイヤ交換をする場合は、タイヤ交換をして走った後、タイヤ4本全てのナットをもう一度締め確認です!

ただ、タイヤ交換の時、締め方が強ければ良いということではありません。

ハブボルトに負荷が掛かってしまいます。

闇雲にナットを締めすぎてはいけませんよ!

 

自分でタイヤ交換をした後、異音がするなと感じたら様子を見ず一旦停止。

工具がある場合は、安全な場所でナット全数を締め直してください。

工具がない場合は、ロードサービスを頼りましょう。

 

 

2回目数キロ走った時、

3回目数十キロ走った時、

増し締め確認してくださいね。

 

〜🛞〜🛞〜🛞〜🛞〜🛞〜🛞〜

 

地域柄なのか、

札幌は、夏タイヤと冬タイヤを季節ごとに交換するため、毎回毎回専門店で行うより手っ取り早いし誰でもできるしお金もかけたくないし!という理由で、『自宅で自分でやっています』というドライバーさんが沢山います。

タイヤ交換は、自動車学校でも習うくらい、ガソリンスタンドのアルバイトのお兄ちゃんもできるくらい、免許があれば誰でもできる🛞🔧💪という認識ですが、

正しいタイヤ交換をしないと、大変なことになってしまうことを知らずにいる方が大勢いるという事実。😑

 

そこで!☝️✨

もう、タイヤ交換が終わってしまったであろうこの時期なので

『自分でタイヤ交換した人限定、ナットの締め付け確認🔩』キャンペーン!

今日のこのブログの投稿画面、またはInstagramの投稿画面を受付で見せて頂くと、点検料が無料に!🆓

 

とにかく、大丈夫と思っても、来てくださいね。

車検証入れの中に車の取扱説明書(車の名前が書いた本です)があるので、持ってきてください。

※車種別に指定されている締め付けトルクが書かれています。

それと、

トルクレンチを持っている人は、年に一度、校正が必要です💡

工具はキチンと校正しておかないと基準値が少しずつズレてきてしまうので、そのまま使い続けると間違った強さで締めてしまうことに繋がります。

運転者の責任として、安全に運転できるよう準備しましょう😊

 

車ごとに締め付けトルクの基準値はありますが、実際のところ、個人でトルク管理できる工具を買って持っている人が多いわけではありません。 札幌の人は特に、昔からお父さんの仕事的にパパッとやってしまう風習があるので、今一度、安全なやり方を覚えておきましょうね。

 

タイヤ交換後の、3つのチェック

そろそろタイヤ交換が終わり、冬の準備を迎えた方も多いと思います。

タイヤ交換後のチェックとして2点!
いや、3点、チェックしておきましょう☝️❣️

 

ホイールナット

ナットの締め付け確認はとても大事!!

もう一度締め付け確認をしておきましょうね!

なんか最近、ゴトゴト音がする。

ゴロゴロいう。

グォングォンと音がする。

 

今時期、特に多いのがナットの締め付け不足による不具合‼️

↑これも最近の出来事です。

 

記憶に新しいジムニーのタイヤ脱落事故のニュースでも、締め付けについて注意喚起がありました。


この事故では、かわいそうに、小さな女の子が被害に遭ってしまいました。

ほんの一つの確認をすることで、自分のことだけでなく、他人を巻き込んでしまう事故を防ぐことにも繋がります。

しっかりと確認することが必要です。

 

ホイールナットの締め付けは、車種により締め付けトルク(締める力)が指定されています。

国産車の多くは、100~120ニュートンが多いですが、

大きな車や国産車はもう少しキツく締めるよう指定されている車もあります。

例えば、mini。 小さめの車両ですが、

指定されているのは、

取扱説明書を見ると、

140Nmです

トルクは140に合わせて、

適正な締め付けを。

緩すぎたら危ない。

逆にキツすぎたら、ボルトが折れてしまう事もあるので気をつけて!!

 

タイヤの空気圧

タイヤ交換をする時に、空気圧も一緒に計って調整しておきましょう。

計ったから大丈夫🙆‍♀️✨ と思っていても、

もしかしたら、ゆ〜っくり空気が抜けてしまっていることもあります。

 

タイヤとホイールの間から

 

タイヤに空気を入れるバルブの根元から

 

 

パンク寸前、若しくはパンクに気が付かずにいることも!

 

 

空気が足りなくなっていることに気づかず走ると、
タイヤはもちろん、ホイールもダメにしてしまうこともあります。

高速道路では、危険🛣️⚠️

 

空気圧の点検はテクニカルオートにお立ち寄りいただけたらいつでも確認できます。

給油の際にガソリンスタンドでもできます。

ちょっと気になるなと思ったら、その時にすぐ確認しましょうね。

 

 

 

ホイールキャップ

ホイールキャップを付けている人は、一部浮いていたり
外れかけたりしていないか確認しましょう!

タイヤ交換の時にしっかり付けても、
何度か付け外しを繰り返しているうちに、ツメが甘くなってきます。

振動や遠心力で外れてしまうことは、よくあるので
自分の車は大丈夫かな? と 一周まわって見ておきましょうね。

外れそうになっていたら、パンパンパンとホイールキャップの外周を叩いてハメてあげましょう。