DIY失敗😫助けて!の声に

LINEでのお問い合わせがありました。

【傷があったからYouTubeを見てDIYしたんだけど、失敗しちゃって💦】

送ってくれた写真を見たら傷ついて白くなっている様子!しかも、一部下地を出しちゃってる😳

スライドドア パネルの後ろ側あたりなので、ちゃんと直すには結構〜なお金が掛かっちゃう💰

でも、今より少し良くなれば…!とのことだったので、DIYの手直しをすることになりました👍✨

 

白くくもってしまった箇所を磨きでツヤを出し、

下地が出てしまった箇所はタッチアップ!

タッチアップそのままだと塗料の艶が引けてカッコ悪いので、クリアを乗せてピカピカに。

 

 

 

凹みはそのままだけど、

DIYの手直し仕上げ成功👏👏👏

 

『ぅわぁ!!すごい良くなった〜!!!最初から来ればよかった〜!!』

 

YouTube見ながらやっても、皆さん、結構な確率で失敗するので!笑

そのまま持って来てくれた方が…😁

 

自分でトライする時は、何かで練習・実験しながら、慎重にね!!

工具が無いなら作っちゃお〜

自動車の整備には様々な工具を使用して修理や部品の交換を行なっています。

先日あるトヨタ車の部品交換を始めたところ

あれ⁉︎ここの部品…

前は組み上がった1つの部品だったのに今は自分で組み立てなきゃダメなんだぁー

さーて困ったなぁ〜そんな工具持って無いんですけど〜(笑)

よし!買ってこよう

『すいません、うちには置いて無いです』(工具屋さん)

困った時のインターネット!

要らないものも付いたセットで結構なお値段(涙)

こうなったら最終手段!トヨタのディーラーに貸してもらおう

『うちにも無いんですよ』って……

じゃーーー作るべさ!!!

材料買って寸法測って  そんでもって設計図  この図でできるのか…(笑)

測った材料を切っては切って

溶接は板金のプロフェッショナル山口さんへ

できた工具は部品にピッタリ

作業を完了させることができました。ちょっと時間かかっちゃったけど何かを作るって楽し〜〜〜🎶

 

お客様のため!出来る方法を!!

保険会社さんの紹介がきっかけでWRXをお預かりしました。

フロント周りの損傷も大きく、乗るには少し心配な状態。

「修理はすぐに行いたい」とお客様も仰るほど…

 

残念ながら

保険のご契約には「車両保険(自分の車を直す)」のご付帯がなかったのです😨

 

事故の状況もこちら側が悪くなってしまうため

相手からもらえる分はほぼ見込めないといったお辛い状況でした。

 

泣く泣くではありますが「掛かるものは仕方ない!!」

と覚悟を決めて挑んだ修理です。

 

フロント周りを分解してみると

あら、、中にも結構な損傷が😖💦

 

リサイクル品も在庫が出てこずの状況でしたため、

フロント周りは一通り、新品でお取り替えが必要そうです。

 

その中で、こちらのフォグランプの配線👇

先端部分でちぎれてしまっているため、配線交換となるところですが

部品は 受注生産 ‼️ 納期未定 ‼️ ガーン😱

 

さぁどうする!?

 

👨‍🔧 「代用出来るものを まず探してみよう!!」

 

…お!!みっけ🔍✨

 

実際に配線修理を行い、動作確認をしてみると 問題なし👍

あらゆる方法を探し、上手くいった瞬間でした👏😆

他の部品を待っている間での出来事。

部品代も、納期も大幅に削減できた瞬間!奇跡の連続です⭐︎

 

お車の作業は順調に進み

ついに完成!!

 

少し長いお預かりとなってしまったため

季節も変わり タイヤ交換と日常点検を完了させた上で、お返しすることに✨

 

お客様へのご説明の際、カタカナで羅列された納品書では、

修理の工程がイメージしにくいので、写真で修理の過程をご説明しました!

「こんなに修理が必要だったんですね!」と最初はびっくりされていましたが

作業内容を実際に目にできたことで、安心感も持っていただいたようです♬

 

ご夫婦で引き取りとなった納車は

お二人がとても嬉しそうに笑顔になった素敵な日となりました☺️

塗装の工程(水研ぎ)大変だけど楽しく!!

今も昔も変わらず塗装の仕事の中で大事な水研ぎ。

サーフェサーの小さな波をパットを使って水研ぎをすることできれいに平らに波をとってくれます。

塗装の仕上がりが良くも悪くもなるも、この水研ぎの作業に掛かっています‼️

 👆画像タップで長い動画が見れますよ

 

 

昭和48年!

私がまだ塗装の見習い時代のお話です。

新車の色替えの全塗装・乗用車・トラックなど。

下地のペーパかけ全て水研ぎでした。

冬も小さなバケツに入れた冷たい水とタオルを入れ

ふたつ折のペーパとクチャクチャにした600番水研ぎペーパで一所懸命に研ぎました。

↑ こういう平らではない形状のものも、その形に合わせ細部まで研いでいくんです。

 

何台も続けてやると指の指紋が無くなりしまいには血が出てきます。

痛々しく感じますが、本当の話です。

トヨタの車も昔は新車の製造ラインで水研ぎの工程があったようです💡

やはり、きれいに仕上げるためには欠かせない作業だったんですね!

 

👆画像タップで長い動画が見れますよ

 

今も変わらず水研ぎ作業は大事だと思って仕事をしています。

ですが、きれいに水研ぎをしたあとの

上塗りがいい仕上がりになる事を想像すると この水研ぎにもやりがいを感じ 楽しんで作業させてもらってます。

👆画像タップで長い動画が見れますよ

コーティング屋さんが出した塗装下地、「錆たりしない?」😭

「コーティング施工でお店に出したら、ボンネットがおかしくなっちゃったんです」
修理のご相談でお電話を頂き、先ずは見せて頂くことになりました。

 

その「おかしな箇所」を確認すると、塗装の下地が出ています😭

「これ、錆びたりしないのかな」 よぉく見てみましたが、深い傷ではなかったので大丈夫!

きっと、コーティング屋さんでボンネット表面に傷があることに気がついて、コーティングをかける前にこの傷を限界まで落としてあげようと頑張りすぎた結果、下地を出してしまったのではないでしょうか。

ほんと、下地が出る寸前まで傷を落としたくなる気持ちはわかります😓

 

コーティング屋さんで、修理業者はテクニカルオートをご紹介してくれたそうですが、
お客様にとっては初めて聞く名前。「なんだ!?テクニカルオート?」ってなりますよね😅

どんな会社かも分からないので、ご自身でどこに修理を依頼するか調べた結果!!
結局はテクニカルオートに行きついたそうです😆
沢山ある修理工場の中から選んで頂きありがとうございます。嬉しい限りですね😊

 

エンジンルームも綺麗にされていて見ていて気持ちがいいです。

大切にしているのがわかるので、私達が汚すわけにはいきません👍

先ずは汚れないように養生から始めます😄
隙間から汚れが入らないようにマスキングテープでしっかりと留めます。

先ずは下地を出した箇所を確認!

下のボンネット画像(アップの画像)、白いナメクジ🐌みたいな模様が見えますね、
これが下地が出た時の見た目です。

クリアー層(マニュキアで例えると透明なトップコートの事)が無くなり下の黒い色が出てしまった状態です。

なぜ白く見えるのかって?
黒色だけでは艶がなく、クリアーを塗装して初めて艶が出るからなんですよ〰︎!!

 

塗装面には飛び石傷や目に見えない小さな傷がありその中にワックスや油成分が入り込んでいます

先ずは塗装にとっては大敵であるワックス、油分、コーティングを溶剤で何回もかけて拭き取っていきます😤

この作業が次の工程の足付けに大きく影響してきます

ボンネットを研いで足付けしていきます。

艶が無くなり白く見えるのが足付けされたところ、綺麗に艶が無くなるように足付けしないと塗装の密着性に関わってきます。

しっかりと確認しながら研いでいます。

足付け後クイックベースで油汚れ、ワックスなどを取り除きます。

簡単に説明すると食器用洗剤で洗ってるイメージです。

この作業を怠ると塗装した時に不具合が発生しやすくなってしまうので、二人でしっかりと念入りに泡立てながら

ゴシゴジ、ゴシゴシとかけていきます

その二人で作業しているムービーをどうぞ😁

クイックベースが終わり、紙はりをして塗装に入ります。

紙はりのポイントは、ボンネット裏をマスキングテープで均等に貼る事です。
この作業は、後から修理をしたかしていないかを見る時に、
再塗装歴の有無を判別できるかが決まる 大事な紙はり!

下の画像を見比べると黄色いテープが微妙に真っ直ぐになっていないのが分かります。

この微妙な違いが最終的な仕上がりの出来に大きく関わってきます。

全部ボンネットを閉めてしまうと、クリアーを厚塗りできない為、少し浮かせて塗装します。

 

新車のクリアーはメーカーの経費削減なのか、年々薄くなってきてる気がします😤

お車を大切にしているお客様なので今回は特別に厚みが付くクリアーを塗装します。

少しでも長く綺麗に塗装が保たれるように願い、塗装時は肌と膜厚を気にしながら均等を意識します。

 

塗装後です

良い艶に上がりました😆

塗装後は磨き

くやしいですが、塗装専用ブースで塗装しても小さな塵や、色の中のゴミなどが付着してしまうのでペーパーをかけて、コンパウンドをつけ磨いていきます。

ここでも塗膜の肌を均等にするよう意識しながら磨いて、熱を加えすぎると凹みの原因になるので慎重に行います。

黒は磨きムラ、ペーパー目が目立つのでやりがいがあり楽しいですね😆

洗車はもちろん手洗いです😁水圧で汚れを落とし、水をかけながらセーム皮で汚れを落としていきます。

この洗い方が1番傷が付かないやり方です👍

完成〰︎〰︎

新車より綺麗になってますよ👍👍

蛇だと脱皮して新しい皮膚になったって感じです🐍🐍

 

 

 

アルファロメオの調色

先日お預かりしたアルファロメオ🚙

とても珍しく綺麗なそのお色には、目を惹かれてしまいます✨

 

正面がキラキラゴールド

斜め透かしが薄いグレーの

透けた曇り空のような色の調色です。

この3つ、角度によって、色が変化し見え方が変わります。

 

特殊な色なので、データーがありません。

1番近い色見本の中から選んで見ました📖

 

実際に見本に合わせ調色した色を

塗り板に塗って見ると、かなり色が薄くて白いです。

 

はい、ここからは楽しい調色の始まり👍

頭の中で考えイメージ通りに行くかどうか、ワクワクです‼️

 

まずは、調色するために原色を選んでいきます。

黒・赤・グリーンなどを用意して

その中から自分の長年の勘で入れる量が決まります。

 

色がだんだん変化し、明るくなったり黒くなったり。

この塗り板たちからわかると思います。

 

午前中に合わせた塗り板を並べてみました。

実際に合わせた塗り板は、この3倍ぐらいの量です。

ピッタリの色にするためには、調色 → 塗り板に塗装してチェック!という工程を

何度も繰り返していくのです☝️

だんだん近づいて、あと一歩!!という段階まで来た時、

調整するための色を入れすぎてしまうと 今度は元に戻すのが大変だったり😅

 

そんなこんなで、最後に色が合った塗り板を西陽を背中にしてみてみました。

赤くもなく黒くもなく、いい感じになりました。

これでOKです🙆

良い時代になったな〜!「磨き」の今と昔

本日は「磨き」のお話です💡

 

磨きとは、塗装1番上のクリア層を削って

ボディ表面の傷を消し、光らせるための工程✨

 

私がまだ見習いだった昭和時代。

実は全て「手磨き(手作業)」で行われていたんです。

 

ウエスをおしぼりくらいの大きさに、手の中で丸めて磨いていく。

荒めのコンパウンドをつけ、光るまでずっと手を動かし、少しず〜つボディを輝かせていきます。

一度に磨ける範囲は、約10cm‼️

 

この工程、全塗装ともなれば丸2日かかる作業なんです❗️

あまりの大変さに、仕事の中で1番嫌な作業にも感じてしまうほど。

 

 

今では電動ポリシャーがあり、パーツや小物でも1人で磨く事が出来ます。

右手でポリッシャースイッチを同じに持って左手でパーツを持って腹部っで支えながら磨いていきます。

 

更に新しいコードレスダブルアクションポリッシャーは

右手でポリッシャースイッチを持ち、左手でパーツを持ちます。

 

 

本当に良い時代になりました!!

XC60 ドア板金修理

ボルボXC60のフロントドア鈑金塗装です。

 

『保険は使用せず、なんとか安価に直らないだろうか…?』そんなお客様からのご相談。

 

ドアの損傷ですね、、、

 

『わかりました! 板金で直してみましょう!』👨‍🔧✨

 

輸入車は国産車と比較すると1つの部品代だけでもかなりの高額!

交換部品をできる限り出さずに修理ができると、トータル金額はかなり抑えられます。

 

損傷面積は小さいですがへこみは深いです。

ドア下側が押されてラインが低くなりへこみの周りが盛り上がっています。

 

交換部品を出さないために、ロアモールは再使用します。

壊さないように慎重に!

よし! うまく外れました!✨

 

次はボディ!

特殊な接着剤を使用して器具を固定し、

先ずは面を大ききな範囲で引き出します。

この穴に、引っ掛けて、引っ張る!

ゴン‼️と何度かに分けて引き出しますが、実はこの時の微妙な加減が重要なんですよ😁

鉄板を傷めないため、

できる限り、熱を掛けないように

ハンダを使用してドアの形状となるラインを少しずつ引き出し、形成します。

結構、力が、いるんです💪💪 だから加減には技術を要するんです😏

さて、

ラインがしっかり出たので、今度は平らな面を整えていきます。

平らといっても湾曲してるんですけどね!

これも、無数の点で整えるので、簡単ではありません。経験が必要です。

 

いい感じですね!

板金作業が終了しました。

板金した箇所は鉄板が剥き出しになった状態なので、鉄板保護のためにプライマーを塗布します。

錆の防止になります。

さて、これから塗装作業にバトンタッチです!

 

どんな仕上がりになるかな♪

続きをお楽しみに!!

車検が終わってすぐ2年後の車検?

テクニカルオートでの車検。

実は、当社整備士の伊藤と、提携先との連携で行なっています。

できるだけ費用を抑えて車検を受けたいお客様も沢山いらっしゃいますが、

まるまるお任せコースで

車検が終わったら次回2年後の車検を予約してまで、伊藤をご指名いただくことも多いです。

 

まるまるお任せって、いくらかかるかわからないのに?

なぜ?

2年後の予約!??

 

そうなんです。🤨‼️

 

それでね、この前、

伊藤の整備中に 工場にいって

『何故?』を発見💡してきました。

 

それは、

 

最初から毎回、

伊藤にお任せでみてもらうと、

適切な箇所を適切に、丁寧に、整備してくれるからなんです。

必要なところを都度整備するので、何回目かの車検で急に大きな出費にもならず、

20万キロ超のヴィッツ、

22万キロのアルト、

28万キロのエスティマ、

30万キロ超のヴォクシーなどなど

数多くの長生き車両を生み出してきました。

この前は、

こんなことをしてました。

分解時、錆を綺麗〜に清掃している様子です。

『こんなことが原因でタイヤのハブボルトが緩みやすくなったりすると困るし、

綺麗にしてあげたらまた長持ちするでしょ😊』

満足そうに整備をする伊藤。

 

使えるものは綺麗に長く使い、

必要なものは必要と判断したものを交換しながらメンテナンス。

 

『車にとってもお客様にとっても良いことです。喜んでいただけるなら😁』

お客様の大切な車を、

ちゃんと大切に扱ってくれるから 

ですね😊

毎回、伊藤をご指名いただいている皆さま、お待たせしてしまうことも多く申し訳ありませんが、

いつもありがとうございます😊

自動車の塗装は皮膚と一緒 クリアー剥がれ

塗装がおかしいとの事で見積もりに来たお客様

見せていただくと!!!!!!!!

クリアーが剥がれています😱

 

原因は紫外線でのクリアーの劣化

症状はクリアーが浮いて白くなっています。

イメージは海水浴に行き日焼けをして皮が剥けるのと一緒です

それがこれです

駐車場の位置と置き方を確認すると、西陽が当たる方向。

太陽が当たるのが片側だけだと顔半分日焼けしちゃうから、反対向きになるでしょ?あれと一緒です!

なるほど😳 ということで 修理内容や方法などを打ち合わせして、決定し、別日に入庫。

 

このクリア剥げを無くすには、浮いて白くなった箇所を研いで削り落とします

悪いクリアーを研ぎおとしたら鉄板、塗膜の保護とこの後の塗装の密着性を高める為にサフェーサーを入れます

サフェーサーを研ぎ、紙貼りをして塗装です

ずっと気になり続けていた、塗装の劣化 クリア剥がれ。

お客様には大変ご満足いただけた様子✨

わぁ〜〜綺麗になった〜〜〜〜〜 感動です🥹🥹🥹 と言って、喜んで頂けました☺️

ありがとうございます😊