オイル漏れ!確実な診断。 その方法とは

スバル車を 車検でお預かりしました。

リフトアップして、下廻りのチェック。

パッと見、問題なさそうだな …と思ったら!!

エンジンオイル漏れ発見 👀❢

▼ここです ここの黒く濡れたところ

汚れ具合から、赤い矢印部↑のガスケットの交換が必要なんじゃないの?って思っちゃうだろうけど

 

ちょっとだけ良く見ると、
あれっ (青の部分)

 

角度を変えて、ズームにすると…
わかりますか?

〇印の中にある しま模様!!

 

更に上の〇印の汚れと、きれいな部分がくっきり分かれてる。

 

わかりにくいかもしれませんが、
プロは見逃さない。

 

『あ~、これは全部、 上からの漏れだなぁ~』

 

エンジンオイルの役割は、潤滑・冷却・洗浄の3つの事を行っています。

 

なので、汚れている所よりも きれいに見えるところからオイルが漏れていることが よくあります。

しま模様は、オイルが流れたときに 洗浄効果で洗い流されるようにしてできたものです。

 

適正な診断をして、的確に修理を行えるよう
こんなところを見ながら、漏れている所を診断しているんですよ。

 

わっかるかなぁ~?

 

 

塗装の仕上がりに重要な、塗料の『調色』作業

車の塗装を行う時、ボディカラーの塗料は
どこから どの様に用意するかご存知でしょうか。

実は、自動車の修理に使う塗料は、
カー用品店等に置いてある タッチペンのように、
各メーカー 車種ごとに カラー番号で分けて
塗料を用意している訳ではないのです。

今日は、塗料をどの様に準備するかをお伝えしますね。


◆塗料の色


塗料の色は、原色で120種類以上!
テクニカルオートでは、耐久性が高く美しく仕上げる従来の塗料、
環境にやさしい次世代型 水性塗料、両方を取り扱っています。

その塗料を、ボディーカラーに合わせて混ぜ合わせ、色を作り上げます。
その作業を 『 調色(ちょうしょく)』 と言います。

 

◆どうやって?

国産車・輸入車、各メーカーで使用されている色が
カラーナンバーごとに、
使用する色の種類や配合率を載せて 資料となっています。

▼色見本帳

 


◆調色作業


1台の車の調色をするのに、

約7色ぐらいの色を使います。

 

調色の基本は、太陽を背中に
正面・斜め45度など 色んな方向から見て確認します。

 

太陽が出ない、天候の悪いときは
人工太陽灯を使います。

 

カラーコードの配合通りに 調合しても、
現車の色がピタリと合うことはありません。

 

▼カラーナンバー通りの色と、現車の色あわせ

 

そのため、塗り板と呼ばれる 小さな鉄板に 試し塗りをしながら
現車の色とあわせて、何度も何度も 調色・試し塗りを繰り返します。

ひとつの色1滴で、微妙~~~に変わってしまうからです。

(事務所の女性スタッフには何が違うかわからないレベルです)

塗り板の数は、平均すると10枚くらい
合わないときは30枚、40枚、・・・・・ 合うまで塗ります。

職人が納得いくときが完成。

 

調色の時間は、約、2時間。
少し長いときで4時間。
まだまだ出来ないと、翌日までも時間をかけて合わせます。

また、どうしても太陽の光が必要なときは、
太陽が出るまで、待ちます。

太陽の光の下を走る車の色が、きれいに見えるように。

修理した箇所が、元通りに戻るように。

調色は、芸術的な職人技。

経験と、技術と、色別の目と、センスが必要な

時間と材料をつかう作業です。



 

塗装見習いの時に、調色を覚えて、コーヒーカップ1杯の量を作るためにバケツ一杯の失敗した塗料を捨てました。
先代の社長には内緒にしました(笑)

 

投稿: 森本

 

 

リヤ事故 クォーター交換 職人技

フィットのリヤフェンダー損傷。
事故による損害です。

バンパーやリヤゲート、他にもいろんなものを外して
裸の状態に。(*ノωノ)

フィット リヤフェンダー損傷

ナンバープレートを外すためには封印も外さなければなりません。
テクニカルオートは、特認一種という工場の特別な資格があるので、
封印を外しても、また新しい封印を取り付けることができます。

タイヤの上のパネル リヤフェンダーがボコボコと広い範囲で大きく歪んでいます。

ボルトやビスで固定している部分ではありませんが、

交換することができるんです。

どうやってするかというと、

切っちゃいます。

フィット リヤフェンダー交換

今回、外側のパネルは交換でものすごく大規模修理に見えますが、

骨格の部分は 板金で直すことができる位の損傷で済みました。

硬い骨格!

こんなに ぐにゃっと曲がった所でも、上手に直す技術があるんです。

フィット メンバー板金

きちんと寸法通りに!

見えないところを確実に直す。職人の拘りと技術です。

ドアの内側シーリング

今年も残りわずか。

年内に納められる車の修理は、順調に進んでいます✨

混んでいても、仕事は丁寧に!

ドアの内側をシーリングしている様子です。

新品のドアを塗装する前に、

鉄板の会わせ目はシールを入れて

新車の時と同じように仕上げていきます。

シールの乗り方も、美しく✨

これも、ひとつの技です😊☝✨

こういうところも、拘っちゃうんですよね~

 

何とか、直したい。BMW板金塗装

LINE @からのお問合せです。

【板金塗装の料金を教えて下さい。】

添付されていたのは、広い範囲で凹んだBMW のフェンダーの写真です。

先ずは写真での判断で、板金塗装で修理の場合と、車両情報がわかればecoパーツを探してみることができるご提案をしました。

実際にご来店いただき、お預かりすることになりました。

が……。

先にecoパーツを探してみた方が安価で済みそう…と思ってはみたものの、

取引業者総当たりで全国手配で探しましたが“在庫なし”。

ということで、板金で直すことに決定!

写真で見たよりも、実際の凹み方は大きく『これは、直しがいがある🤨🌟』


フェンダー板金・塗装


さぁ、どんな風に直っていくのか!

安価で仕上げる為、フェンダーは取り外さず、そのまま直します!

▼必要最小限の部品を取り外します

▼板金にて変形修正完了!すごーい🙌

▼板金で叩いた箇所を研いで

▼形を更に美しくなるようなめらかに

▼パテはできるだけ薄く、下地作りは丁寧に

▼パテ研ぎ終了!

▼サーフェーサー塗布。次は塗装!

もう、形は出来上がってます。

▼塗装完了!

ボンネットは塗装してません。

▼もう一度、修理前の写真

きれいになりました!!😊

出来上がり、喜んでくれるかな!!

バレないように直したい

『ドア、傷つけちゃったんだよね』

相談にいらした男性が乗ってきた車はBMW X3。

20年ぶりに傷つけてしまった!😥と、相当なショックを受けられていたので

現車を確認すると、

ドアの下側のプレスライン上にある

ほんの少〜しの凹みと薄〜い傷。

あ、良かったガッツリかと思ったら小さい傷だった! いや、良かったなんて言っちゃいけない🤭
.

駐車場に置いてあった物が視界に入らなかったそうです。

いつも、とても大事にきれいに乗っているのでほんの少しの傷も、気になるし目立つし、なにより『私としたことが!!』という気持ちでしょう💧

その気持ちは何となくわかります😓

.

😩💨

『実はさ、来月車検なんだけど、ディーラー持ってったら全部チェックされるんだよね!』

.

だから早く直したい。


バレないように


バレないように!…はい、バレないようには得意です(笑)

そして、出来るだけ安価で。

部分修理で色を塗るなら、色を切っても出来るだけ目立たないところで!

ドアのラインで切りましょう。

ということで、アウタハンドルと同じ高さのプレスラインで区切って、それ以外は全て覆い隠します。

何とも中途半端に見えますが、絶妙なラインのマスキング!

マスキングも立派な技術なんですよ。端々は全て細かく丁寧に。

凹みも直して、プレスラインを復元して、仕上がりバレないように、きれいに整えて、

そして!!!!

ドーン!

はい! わかんな〜〜い✨

ちょっとやそっとじゃバレません😁

ご満足いただけますように!

GT-R スポイラー取付!

インターネットからのお問い合わせ

『GT-Rにリヤのスポイラーを取り付けたい』

お!! GT-R 🎵

リヤのスポイラー は……。

トランクのスポイラーかな?

バンパーにつくやつかな?

屋根につくやつかな?

部品は持ち込みで、ボディ色に塗装。

そして、今ついているものと交換してほしい。 とのご依頼でした。

もちろん、『はい!喜んで🎵』

わくわくします。

🚘………✉️………👩‍💼

日程を相談してご来店いただきました。

うん、やっぱりカッコいい✨

▼このスポイラーを取り外します。

『でもね、このお客さん、

他の工場にも色々聞いてみたけど、

GT-Rってだけで何処も受けてくれなかったんだって。』

それより これ!エンジン見た?

やっぱりわくわくする💃🎶

▼スポイラーを取り外した状態

ここから、新しく取り付けるスポイラーを実際に着く位置に型合わせを行います。

そして、調色です。

スポイラーの塗装は、下地を丁寧にすることで仕上がりも美しくなり、色が剥がれるということも無くなります。

塗ってから乾かすまでに時間が掛かりますので、スポイラーなしの状態で一旦お返しするか相談しましたが、このままお預かりすることに。

さて、取り付け後はどうなったでしょう!

昨日の夜、取り付け完了!

今日、納車です✨

いいな!かっこいいな!

スタッドレスに交換したので、普通に冬も走るのでしょう😊

その辺で、すれ違うのが楽しみです🎵

GTR錆修理 ④


⚫塗装前処理編!


溶接からプライマーまで終わりました。

次は更に、防錆の処置をします。

🔶エポキシ

エポキシ塗布をしていきます。

表はもちろんのこと、リアフェンダーの内側や、サイドステップの穴などからホースを入れて塗布していきます!

▼リヤフェンダーの内側から塗布中

▼リヤフェンダー内側の様子

▼水抜穴からも噴射

裏側から入れて、下まで流れてきていますね! 汚れるのでウエスを置いて受け止めています。グレーの液体がエポキシです。

しっかりと、たっぷり塗布していきます。

▼流れ落ちる位、たっぷりと

そうしてまた24時間置きます!

ふぅーー!次は

パテを付けて形を作っていきます。

🔶パテ形成

鈑金、溶接、防錆と順に進み、

塗装をする前の最後のかたちづくり。

仕上がりのかたちの美しさをイメージ。

経年でパテ部分がおかしくならないように、鈑金でできる限り形状を復元し、ここでのパテを極力薄く、そして元々のラインと同じように、どこを直したかわからなくするのがプロの技。

パテ研ぎ終了!

ハウスの裏にシールの吹き付けです

🔶サーフェーサー

塗装の前にもう一仕事。

サフェーサー、紙貼りです。

パテの上にサーフェーサーを塗布することで、塗料の密着を良くしてきれいな仕上がりとなります。

白く見えている箇所がサーフェーサー。

ここで黒く見えているところは全て、塗料がきちんと密着するようにきれいに研いで処理してあります。

そして、

塗装しない部分は全て覆い隠します。

▼サーフェーサー塗布とマスキング

こうして一つづつ丁寧に準備を進め、

いよいよ塗装に入ります。

完成が楽しみです(^_^)

GTR錆修理 ③


●溶接編


🔸型取り

切り取った箇所に合わせて鉄板を作ります!

▼これは紙ではなく鉄板です

▼車体に合わせて型を取り鉄板を切る

🔸溶接

いよいよ溶接です!

真剣な表情!

カッコイイですねーー(^_^)

▼溶接終了!

🔸プライマー

溶接が終わり、プライマーを塗布しました。塗装の前の防錆です。

少し形になってきましたね(^_^)

次回は塗装編で!!

お楽しみに(^_^)

車に優しい引出し板金

車のボディは、ほとんどのパネルが鉄板で出来ています。

鉄を扱う鉄人は、鉄に優しい修理の仕方をするんです。

今回紹介するのは、助手席側のリヤドアからリヤフェンダーにかけての損傷。

※リヤフェンダーとはリヤタイヤの上のパネルです

リヤフェンダーの、タイヤ前側の細い部分が変形しているので、そこを直します!

先に、おおかたの傷は取りました。

リヤフェンダーは構造上、袋になっているので、裏側に手が入らない為、裏から押さえて表を叩きながら直すというやり方は出来ません。

叩けないので、引っ張ります。

▼こんな道具を使います。


⚫接着引出し板金とは?


鉄を溶かさず、鉄と工具を、溶かした半田を用いて接着し、複数回に分けて引っ張り出す修理方法です。

接着力は強力ではありませんので、強い力で引っ張ると外れてしまうことがあります。

でも、鉄の性質をそのままに修理ができるので、鉄に優しいのです。

一方、溶接の場合、

溶着力は強力で修理しやすいのですが、火で鉄を溶かしてしまうため、鉄の性質が変化し錆を引き起こしやすくするデメリットがあります。

後々の錆は嫌なので、修理する部分の硬さや変形の程度等により方法を変え、出来るだけ、鉄に優しい直し方をしています。


⚫接着と引出し


先ずは、引出しのポイントを決め、

引出しに使うアタッチメントの形と大きさを選び、

引き出す方向に最適な角度で、

半田を溶かして接着します。

適当ではダメなんです。

一つ一つに知識と技術がいるんですよ✨

しっかり接着されたことを確認して、

▼工具をセット!

引き出す準備ができました!

何度か、引く強さを加減しながら

コーン!コーン!と引き出します。

一言で、『鈑金』と言っても、

たくさんの道具があり、色々な直し方、色々な工夫があるんです✨

長年の経験と技術、

新しいものに対応する知識と進化、

これらを融合して、私たちは

沢山の人のお役に立っていきたいです。