車検での錆処理

車検でご入庫いただいたお車。

点検を進めるなかで気になるところが…

 

フロントブレーキのディスクローターです!

表側は問題無いのですが

裏側が問題あり‼︎

錆がひどい‼️

本来平らな面が錆により段ができてブレーキパッドの接触面が少なくなってしまっていたんです。

こうなるとフロントブレーキの本来の性能が発揮されません🙅

 

お客様が安心して走行できるよう部品交換をお勧めし早速作業を開始します!

ディスクローターを取り外すと見えるハブと呼ばれる部分も錆がひどい状態。

 

ここも綺麗にしなければ錆の影響でホイールナットの緩みに繋がる、

すなわち走行中のタイヤの脱落の可能性があるということになります。

そんな恐ろしい事にならないように

テクニカルオートの車検ではハブとハブボルトの錆を落とせるだけ落としてから組み付けを行っています。

回転する工具でヴィーーーーーーーーン

ハイ〜ピッカピカ

キレイになったでしょ‼︎😁

『防げる不具合は事前に防ぐ』 そんな思いで一台一台大切に車検を仕上げてま〜す!

XC60ドア板金塗装②

板金が終わり塗装の工程は調色から

リアドアにボカシを入れないので、できる限り頑張って😉色合わせ😁

鉄板にプライマーを塗布した後は、板金パテを付けます

ヘラで茶色い粘土みたいなものを付けていきます

この粘土(パテ)みたいな物は硬化するので付けるには制限時間があります

早く付けないと固まってしまいます😅急げ、急げ!😆

サシを使って最小限にパテを付けます

簡単そうに見えるのですが意外と難しいんですよ😁

硬化したパテを研いでいきます

パテの真ん中にラインがあるので、まず上側を研いでいきます

ラインを作る為にテープを貼り下側を研ぐと真ん中にラインができます

黄色い仕上げパテも同じ工程で研いでいきます

塗装を密着させる為にドア1枚を研いでいます

パテのところにサフェーサーを塗布します

サフェーサーの役割はパテを研いだ傷を消すのと、塗装の密着性を高めます

 

真ん中のラインがハッキリ、クッキリしているのがわかりますね😄

サフェーサーを研いで、紙貼りをして塗装に入ります

塗装完了😄

 

ロアモールの両面テープはしっかり剥がし新しい両面テープを貼り付けます

この両面テープを剥がす作業がちょっと大変😣だけどやりがいあります

組み付けも慎重に!!

傷のリスクを減らす為塗装面をなるべる触らない組み付けをして完成😁👍

 

 

今日のお昼にはインスタグラム更新しますので、塗装の工程をショートムービーにしてお見せします

お楽しみに〰︎〰︎😄

XC60 ドア板金修理

ボルボXC60のフロントドア鈑金塗装です。

 

『保険は使用せず、なんとか安価に直らないだろうか…?』そんなお客様からのご相談。

 

ドアの損傷ですね、、、

 

『わかりました! 板金で直してみましょう!』👨‍🔧✨

 

輸入車は国産車と比較すると1つの部品代だけでもかなりの高額!

交換部品をできる限り出さずに修理ができると、トータル金額はかなり抑えられます。

 

損傷面積は小さいですがへこみは深いです。

ドア下側が押されてラインが低くなりへこみの周りが盛り上がっています。

 

交換部品を出さないために、ロアモールは再使用します。

壊さないように慎重に!

よし! うまく外れました!✨

 

次はボディ!

特殊な接着剤を使用して器具を固定し、

先ずは面を大ききな範囲で引き出します。

この穴に、引っ掛けて、引っ張る!

ゴン‼️と何度かに分けて引き出しますが、実はこの時の微妙な加減が重要なんですよ😁

鉄板を傷めないため、

できる限り、熱を掛けないように

ハンダを使用してドアの形状となるラインを少しずつ引き出し、形成します。

結構、力が、いるんです💪💪 だから加減には技術を要するんです😏

さて、

ラインがしっかり出たので、今度は平らな面を整えていきます。

平らといっても湾曲してるんですけどね!

これも、無数の点で整えるので、簡単ではありません。経験が必要です。

 

いい感じですね!

板金作業が終了しました。

板金した箇所は鉄板が剥き出しになった状態なので、鉄板保護のためにプライマーを塗布します。

錆の防止になります。

さて、これから塗装作業にバトンタッチです!

 

どんな仕上がりになるかな♪

続きをお楽しみに!!

サイドシル修理 〜車に優しい修理方法〜

スペーシア 左サイドの損傷。

ドアにも少し傷はありますが、そこは我慢をし

サイドスポイラーとサイドシルのみ修理を行います。

 

サイドスポイラー取り外した状態をみていると、想像よりもサイドシルの凹みは大きい、、、😭

本来、「交換!」とも出来るところですが、

お客様が錆をとても心配されていた様子もあり 車に優しい修理の方法で進めることにしました。

 

まずは凹みの修正から。

 

ドアとの隙間や高さを見ながらサイドシルを元の位置に戻すため

ハンダで工具を接着し、引き出していきます。

実はこのサイドシル。すごく硬いパーツなんです。

引っ張っても一度に形が出る訳でなく、少しずつ少しずつ…

根気よく繰り返し行っています✊

 

隙間、高さが良くなったら、今度は全体の形が整うように面での修正。

 

👨‍🔧「サイドガーニッシュの取付穴があるのでパテが最小限になるよう鈑金しよう!」

作業スタッフはそう思いながら修正に挑みました‼️

あんなにベコッと凹んでいた状態でしたが、この時点でそれがわからないくらいに✨

 

仕上がりが楽しみですね♡

 

明日は塗装の工程を紹介しちゃいます!!

お楽しみに〜🍀

 

磨き作業!今日仕上げたい!!

「傷見てもらえますか?」

昨年末、営業最終日にいただいたご相談でした。

 

お車は、左フロントフェンダーに傷が。

そして少し擦った後も見られます。

 

傷の深さや状態にもよりますが、爪にひっからない程度の場合は

機械で磨きをかけると綺麗に消せる事もあります🙆‍♀️

 

「うん!大丈夫、磨きで落ちそう!」

 

 

翌年には持ち越したくないはずだ!!今年ついた傷は今年中に👍

ということで磨きの作業スタートです‼️

 

先ずはマスキングして隣接パネルに傷つかないように保護。

 

傷をペーパーで落として

 

磨きをかけていきます。

やり過ぎると下地が出てしまうので、そこはプロの技術✨

クリアの厚みの中であまり磨き過ぎないようにギリギリのところで!!

 

このような作業を経て、綺麗になったお車がこちら💁‍♀️

「結構キレイになるんですね!」と嬉しそうなご様子のお客様♫

ご希望にお応え出来たようで良かった〜☺️

車検が終わってすぐ2年後の車検?

テクニカルオートでの車検。

実は、当社整備士の伊藤と、提携先との連携で行なっています。

できるだけ費用を抑えて車検を受けたいお客様も沢山いらっしゃいますが、

まるまるお任せコースで

車検が終わったら次回2年後の車検を予約してまで、伊藤をご指名いただくことも多いです。

 

まるまるお任せって、いくらかかるかわからないのに?

なぜ?

2年後の予約!??

 

そうなんです。🤨‼️

 

それでね、この前、

伊藤の整備中に 工場にいって

『何故?』を発見💡してきました。

 

それは、

 

最初から毎回、

伊藤にお任せでみてもらうと、

適切な箇所を適切に、丁寧に、整備してくれるからなんです。

必要なところを都度整備するので、何回目かの車検で急に大きな出費にもならず、

20万キロ超のヴィッツ、

22万キロのアルト、

28万キロのエスティマ、

30万キロ超のヴォクシーなどなど

数多くの長生き車両を生み出してきました。

この前は、

こんなことをしてました。

分解時、錆を綺麗〜に清掃している様子です。

『こんなことが原因でタイヤのハブボルトが緩みやすくなったりすると困るし、

綺麗にしてあげたらまた長持ちするでしょ😊』

満足そうに整備をする伊藤。

 

使えるものは綺麗に長く使い、

必要なものは必要と判断したものを交換しながらメンテナンス。

 

『車にとってもお客様にとっても良いことです。喜んでいただけるなら😁』

お客様の大切な車を、

ちゃんと大切に扱ってくれるから 

ですね😊

毎回、伊藤をご指名いただいている皆さま、お待たせしてしまうことも多く申し訳ありませんが、

いつもありがとうございます😊

お車のために!🔧

修理でお預かりしたノア🚙

 

リヤゲート交換の際に、バックカメラの移設も必要でした。

 

新品の部品には、カメラ用の穴は開いていません。

そのため、穴を開ける作業を行います✊

失敗は許されないので、きちんと位置を定め一発本番‼️

 

綺麗に穴が開きました☺️👍✨

 

ここにカメラを納め、上から「NOAH」と書かれたメッキのガーニッシュを取り付けします。

 

が‼️ その前に、ちょっとした一手間を♫

防錆のためのプライマーを塗布✨

👨‍🔧「これ塗っておくと、錆も予防出来るからさ‼️」

 

最終的に、ガーニッシュで隠れてしまう部分ではありますが

見えない部分だからこそ丁寧に・綺麗に✨

無事にカメラもおさまって、作業完了〜👏

 

大切なお客様とお車のために、私たちが出来ること。

お客様とお車のために出来ること✊

エンジンの不調で点検したお車。

 

エンジン上のカバーを取り外して点検をしなくてはなりません。

ただ、年数も経っているお車

ボルトが錆腐食でスムーズに回ってくれませんでした😅

 

もし 🔩 折れ込んでしまうと、点検だけで余計な費用がかかってしまう。

出来るだけ慎重に抜いて…

 

抜けたっ🙆⭕️

 

この後、点検をして 異常が無ければ戻すだけなのですが

お客様のことを想って、、、😊

 

もし次回の整備でカバーを開ける事があった時

同じ事で悩まないよう、グリスをボルトと差し込み部に塗って馴染ませました。

「次回はスムーズにボルトが回ってくれますように」

とそう願いながら✨

 

このちょっとした作業で、それが出来るなら 何よりです!☺️👍

お客様とお車のために♡

 

フォードF150デントリペア

ドアの凹みと4輪アライメントのご相談で来社された フォード F150!

アメリカではミドルサイズと思うが、

デカイ!デカイ!!です😆

気になる凹みは? あ〜!!あるある!

右後ろドアにエクボ凹みがあります。

 

車体も室内も綺麗にお手入れされていて、ご主人様に愛情たっぷり注がれている感じが伝わってきます。

そこで☝️✨

凹みを直す方法としては、塗装は最終手段として、その前にデントリペアを試してみましょう💡 と提案!

四輪アライメントは見るからにホイルベースが長いのでうちではできないねぇ〜〜と😅いうことで。

デントリペアのみ、改めて日程を決めて再入庫です。

このF150は観音開き

凹みは後ろのドア

ぽん、と丸く凹んでいるだけにも見えますが、よく見ると縦に横にと入力点から伸びて変形しています。

 

デントリペアという方法は、塗装面を傷つけないように裏側から器具で押し出したり、表側から引き出したりする技法。

そのために、

ドアの内張りを外したいのですが、

国産には無い5ミリ頭のボルトを使用していました! 日本用の工具では外せません。

そうこうしながら、内張りを外し、

デントのスペースを確保する為にスピーカーを外すと、

アレ!もう一枚鉄板がある😱

ピラーレスなので、ドアの中補強が多いのですね。

補強が入っていても隙間から凹みにアクセスできそうなのでチャレンジ!

少しずつ、押し出し、引き出し、

押し出し、引き出し、叩いて調整して…

完成!!!!!

工具を当てた裏側も、しっかり防錆して仕上げます。

お客様が来社された時、

おぉー凄い✨と、いろんな角度で見て

感動して頂きました。

 

良かった〜〜〜〜〜🙌

大事にされているお車!

デントリペアで直ってよかった😱

 

ベビーカー、ぶつけないように気をつけてね!パパ!笑

工具の校正は大切

北海道のタイヤ交換は春、秋の年2回。

タイヤ交換する時に必要になるのが、

タイヤゲージとトルクレンチ。

 

タイヤゲージ

タイヤゲージは、

タイヤの空気圧を測る機械。

↓これです。

車種毎に決められた空気圧の数値を見て、適正値に合わせていきます。

すぐに確認しやすい運転席のドアを開けた内側に空気圧シールが貼られています。

しかし、測定をするゲージも、校正しなければ だんだんとズレしまって適正数値にならないので、テクニカルオートでは年2回校正をしています。

 

下の写真の赤い四角い箱が測定器!

タイヤゲージと測定器が一緒かどうかを判断して、ズレがある様だと校正します。

 

トルクレンチ

各自動車の取扱説明書に締め付けトルクが記載されています。

車種毎に締め付けトルクは違います

 

トルクレンチもだんだんズレていくので、こちらも年2回校正を行います。

トルクレンチは、バネの性質上、低い値の方から徐々にズレ始めます。

なので、締め付けトルクの基準値が低い軽自動車に合わせて確認します。

国産の軽自動車は85から108程の締め付けトルクがあるので、低い方でも、よく使用する低い方の値、高い方の値と、両方の数値で確認しています。

このように年に2回、定期的に工具を校正することで適正なタイヤ空気圧とハブボルトの適正締め付けトルクを管理しています。

安心してタイヤ交換をお任せ下さいね🛞💪