2コートレッドパールの塗装

赤の2コートパールの塗装は、

染まりが悪く難しい塗装です。

まず、上色を染まりやすくするために、白っぽい色を下色として、2回、重ねて塗ります。

この時、ぼかしを入れるために隣接するパネルにもぼかしの範囲で下色を塗ります。

パネルの裏にも同様に。

次は、上色です。

調色する時にも、実際に下色→上色と塗ります。

そして上色を塗る回数を決めて調色を行います。

上色の塗り回数が多いと、色が濃く出てしまいます。

今回のこの2コートレッドパールは、下色2回・上色4回・最後にクリヤーを3回と、合計9回塗りました。

色としては2コートパールですが、

実際には、下色も合わせて3コートです。

フロントグリル 持込 塗装

部品の塗装をして欲しいと相談にいらしたお客様。

タブレットで表示されたのは

アウディのフロントグリルでした。

表面のメッキ部分はそのままに、

内側の素材部分をピカピカの黒に塗装したいとのご意向。

そして、何とか安価でやって欲しい!!

そもそも、やってもらえるかどうか⁉️

でーきーるーけーどーーーー

やるとしたら、

①マスキングをするのが大変

②塗装をするだけで下地処理はできない

③後々、剥がれやすいかもしれない

塗装よりもマスキングで細部までキレイにする方が手間が掛かるので、『安価で‼️』というなら、

自分でマスキングをしてくるなら半額以下に!

よし!!!!やってみる!!!

実はこのお客様、『職人工房』と看板の入った車でご来店されました。

👇職人工房

もしかしたら、マスキングできるかも?と思ってのご提案でした。

使うマスキングテープは、いっつも使ってるのでいいのかい!?

そのうち、また相談に来るから!

と言ってお帰りになり、

2日後。

お客様、ご来店。

『これでいいかい!?』

マスキングテープを貼ったところだけ、色が掛かりません。

テープのつなぎ目や、少しはみ出ているところ、隙間のあるところも全て、そのままの切れ目で塗装されます。

ご自身で貼ったその通りで良いと確認の上、お預かりしました。

結構時間が掛かったと思います。

意気込みを感じます😆

ご要望通り、黒のピカピカ仕上げ。

塗装完了です。

素材の色だと濃いグレーで何となくぼんやりしていましたが、

黒に塗ると、メリハリが出てかっこ良くなった‼️

お客様は満面の笑みで、大満足して大事にお持ち帰りになりました。

車の塗装 同色番号でも多種類

車の塗装を行うとき、塗料はその都度 調色をして作ります。

全車種に『カラー番号』があり、基本の色となるものから現車に近づけていくのです。

今日、紹介するのはスズキのZSFというカラー番号。

ZSFを作ればいい…って、あれっ!

1、2、3、4、5…

カラー番号って1種類じゃないの⁉️ こんなに種類あるの⁉️

そうなんです。ひとつのカラー番号に、だいたい5〜6種類の色データが存在しているのです。

その中で、一番ボデーに近い色を探して、その色を基準に色を作ります。

乾いた状態、濡れた状態、

確かめながら

どの色が近いかな?

一番近い色を実際に『塗り板』に塗って、どんな違いかボディと合わせて確認します。

白い枠の中に入れると、違いが分かりやすい!

足りない色は何かな?

余分な色は何かな?

色を補い、色を抜く。

微妙〜な調整ができるのが職人技!

そして、車体と合わせるときに太陽の光で見る時と、人工太陽灯の光で見る時は、また違って見えるんです。

最初はここから!超絶調色微調整のスタートです。

最高に近くなって初めて、塗装作業に移ります😊

オーバーフェンダー 塗装ひび

ジープのオーバーフェンダーに

塗装のひび割れがあるとご相談にいらしたお客様。

パリパリっとひび割れているのが確認できます。

👇👇👇

部品を取り外さずに、部分的に修理して欲しいご要望でしたが、

ボルト6本外せば取り外せる部品です。

部分塗装とオーバーフェンダー1枚塗ってしまうのとではそれほど金額の差が大きくありません。

お選びいただき、1本塗装する方法に決まりました。

直すのは、この2箇所

部品を取り外し、

塗装割れしたところを研いでみました。

塗装が完全にひび割れていますが、大丈夫です。ちゃんと直りますよ!

今度は塗装がひび割れたり剥がれてきたりしないように、ちゃんと下地を整えて。

塗装は全体に。

新品のように艶ピカです。

👇完成です

かっこよく、元に戻りました😆

ボンネットが剥がれてる⁉️

普段、平日はあまり乗っていない自分の車。

この前の休みに洗車はしたけど、その後は動かしていないのに、

『あれっ!ナニコレ!!!』

気がついたのは、ボンネットフードの塗装状態。

クリアーが剥がれて、おかしなことに!!!

お客様は、ビックリして、

もしかしたら いたずらかもしれないし、この前マンションで設備屋さんが工事をしていたし、何かわからないから…ということで、

念のため警察に相談をし、

ディーラーで確認してもらい、

これは専門業者に見てもらった方が良いと言われて、テクニカルオートへやって来ました。

これかぁ

なぜ、こうなったのか?

何故かとハッキリした答えではありませんが、ひとつの可能性として。

よぉぉぉく見たら、飛び石の傷がある部分にその兆候があります。もしかすると、塗装が劣化して飛び石など何らかの外的な要因で傷が入ったところから、色が剥がれて来たのカモ?ということも考えられますね。


先ず、一度はお帰りになりましたが、結果的には保険会社に連絡をして、車両保険で修理をすることとなりました。


塗装の劣化。

どの位剥がれやすくなっているかというと、

この位です。

ただ、全部がこのように剥がれるわけではないので再塗装を行う際の剥がし作業が大変です。

ぱっと見全然分からなかった経年劣化でしたが、思わぬ所から広がり、一気に出てしまったんですね。

塗装の劣化を防ぐには、

マメな洗車と、コーティングやワックスなどで塗装面を綺麗にして保護してあげることが有効です☝️😊

人のお肌の同じですね!

車の塗装はごみだらけ??

携帯電話の画面に、保護フィルムを貼ったことはありますか?

あの小さい画面ですが、綺麗に綺麗に拭いても、どこからやって来るのか、なぜか小さ〜なゴミが付きやすい💧


自動車の塗装に付着物?


携帯電話の保護フィルムに着く小さなホコリ。あの状態が、車にも起こるのはご存知でしょうか?

自動車の塗装を行うとき、

塗料をミスト状にして吹き付けるのですが、大型の集塵機で空気をきれいにしながら塗装を行い、そのままブース内を高温にして乾燥させます。

この時、ゴミがつかないようにと注意は払うのですが、塗装完了後、よ〜〜〜ぉく見ると👁👁

『あれっ…』ということがあります。


塗装後のゴミは見逃さない


車両修理時の塗装。

機械ではなくプロの仕事です。

テクニカルオートの大型集塵機を使用しても着いてしまう塵は数少ないものですが、

ニッポンの技、職人の技で、きれいに塗装をした後は、その目と更なる技で塵やごみなどの付着物はできる限り取り除きます。


取り除けない付着物


塗装後のチェックで、たまにある、取り除けない付着物。👻

パールホワイトの塗装をした後に、

針の先程の小さな点に見える黒いごみ。

これは、仕上げの過程では容易に取り除けません。

着いたそのものは針の先程の大きさですが、その周辺を広く取り除いて、何工程か前からやり直しをしなくてはなりません😭

体よりも大きな自動車を塗装する作業ですが、とても繊細なしごとですね。

余談ですが、

機械が行う新車の塗装面には、ゴミが沢山ついていることもしばしば。

新車だからといって完璧なわけではないんですよ〜

車の修理に使う塗料の量は?

🔵車用タッチペン

車の傷を補修する時、

カー用品店などで売っている

タッチペン ってご存知ですか?

20mlくらいの量で手軽に使えるペン型の市販されているものです。

値段は700〜800円位でしょうか?

1000円位なのかな?

各車種ごとのカラー番号通りの色を大量に作り、ペン型の入れ物に入れて販売している物です。

飛び石など、ちょっとした傷には目隠しできて便利ですが、

少し大きな範囲になると全然色が違った❗️なんてこともよくある話です。

🔵自動車修理に使う塗料

では、自動車の修理をする時に、

車に合わせて調色を行い、

塗装で使う塗料の量は一体どの位なのでしょう?

例えば、このヴォクシー

スライドドアを交換して、

スライドドア一枚を塗装。

リヤバンパーも一本塗装。

そして、フロントドアとリヤフェンダーに色のボカシをいれてグラデーションをかけます。

この修理内容で使う量は、

カラーベース(下塗りの色)で1000ml

パールで500ml

クリヤーで1000mlです。

全部で2500ml‼️

タッチペン125本分!?笑笑

塗料を調合する時に硬化剤を入れるのですが、硬化剤を入れると放っておいても数時間で固まってしまうため、その都度、使う量しか作りません。

🔵大型車両の場合

ちなみに…

重機などの塗装を行う場合は

なんと‼️

灯油のポリタンク2個分も使うんですよ!

車の変色!修理時の調色技術

最近の車は、女性ドライバー向けか
淡い色、優しい色、パステル色の車が多くなりました。

クリーム・ベージュ・ココア・ピンク等が人気なようで
何年か前から、お預かりする車の中にも軽自動車・小型車の
黄色・茶色トーンの薄い色、明るいオレンジやクリーム系の色が多くなっています。

これらの色は、新車の時はきれいなのですが、

何年も陽を浴びていると ゆっくりと変色して、

気が付くとこんな違いが出てきます。

わかりますか?

アップにすると、こんな感じ。

光の加減じゃないんですよ。

外側の色が白っぽく、
リヤゲートの内側は濃い色です。

▼これはフロントドア

ドアミラーと、ガラスモールを外した箇所の

色違いが判ります。

 

通常、修理の際は 新車に塗られている車体色をベースにボディに合わせて色を調合し、塗装しない部分は磨いて元々の色に近づけ合わせていきます。

この車両の今回の修理は、フロントフェンダーの交換。

新車の色に合わせると、フェンダーだけがこの濃い色になってしまいます。

車の販売店(ディーラー)では、新車のカラーナンバーに合わせて塗装されたパーツを交換するだけ という方法が主となり、大きな修理や難しい修理は専門工場へ依頼することも少なくありません。

 

今回は、一部の修理となるため、変色した色に合わせて、違和感のない仕上がりにしていきます。

上側が白に近い色、下側に下がるほどクリームです。

加えてボンネットとドアに馴染むように。

自然になじませるには、とても難しい調色です。

これを仕上げるのが、プロの技なんですよ。

😊すご~い

 

日産のスクラッチ塗装

 

今日は、日産のスクラッチ塗装についてのご紹介です。

塗装面の1番上に塗装される透明な層が『クリヤー』と呼ばれるものです。

マニキュアで言うと、トップコートのような役割のものです。💅

 

日産で使用しているクリヤーは、

元々は『フッソクリヤー』というものでした。

 

現在は『スクラッチシールドクリヤー』に変わり、性能も進化しています。

 

スクラッチシールドクリヤーは、

洗車傷のような細かい傷がついても、クリヤー自体が復元する特性があるため、勝手に傷が消えていくというスゴイものなんです。

 

このクリヤーは車体に塗ってある分には効力を発揮して素晴らしいものなのですが、

修理をするときは、まぁ〜大変です!

 

順序通りひとつひとつの工程をきちんと仕上げながら、ちゃんとした修理をしないと、綺麗に仕上がりません。

 

塗装を仕上げるのが難しいのですが、その中でも特に、磨きの工程が重要となります。

クリヤーを塗装した後、磨きで仕上げるのですが、磨いたペーパーの目が出やすいので、

最初は2000番という粗さのペーパー(専用の紙ヤスリ)で磨き、

次に、2000番でついたペーパーの目を消すために、3000番(2000番より細かい目)に替えて、更に磨きます。

▲塗装面が黒いため、天井が写り込んでいますが、中央のモヤモヤしたのが、傷跡です。

 

ここでしっかり2000番の目を消さないと、後から何度磨いても、必ずその跡が浮き出て見えてしまうようになります。

 

勝手に復元する特性が逆効果となるのか(?)、磨く摩擦で温まると一時的に傷が消え、冷えるとまた傷がある状態に戻る💧

後から直そうとしても、傷の状態を覚えてしまうのか、何度やってもペーパー目が復元されて出てきます。

そのため、このクリヤーを使用するときは、普通のクリヤーを使用するときの倍の時間が掛かる、技術が必要な塗装のお仕事となります。

 

 

このようにして、しっかりと仕上がった塗装面はとても綺麗で、またその綺麗さを保ちながら復元力を発揮させるようになります。

 

このクリヤーを使用した車の全磨きなんていう作業があったときは、完全に硬化している状態で磨きをかけないとならないので、通常の3倍も5倍も、時間が掛かってしまいます。

 

普段は画期的な効力を発揮している優れものですが、修理やメンテナンスの時は、時間もお金も掛かる高級品なんですよ〜〜😊✨

 

コイルスプリング塗装

このようなパーツの取り付けや塗装のご相談を頂く事があります。

今回はコイルスプリングの塗装です。

 

 

 

なんとも珍しいご相談!

 

お客様自身で購入されたものの、錆が各部あるので、綺麗に塗ってから装着したいとの事でした。

 

 

 

きちんと錆を落として塗装する方法と

上からそのまま塗装をかける方法と

工程は様々で、料金も異なりますが

お客様のご希望に添って施工させて頂きます。

 

せっかく取り付けするなら綺麗な方が良いですもんね☺️

 

修理はご検討中につきafterの写真はまだありませんが

このようなご相談も承りますので

お気軽にご来店下さいね♪