クラウンのフードパネル 小さな凹みを修理していきます!

いつの間にか出来た小さな凹み。

洗車の時に発見してからは気になって気になって。

いつ出来たんだろう〜??

そういうことって結構ありますよね😅

 

今回、お預かりしたクラウンもボンネットに出来ていました。

そんな時は、テクニカルオートにお任せを!!😊👍✨

 

 

小さなヘコミに板金パテをサシで付けます。

まずは、硬化剤をパテに適量加え、ヘラでよく混ぜます。

混ぜたパテを凹み部分に塗布しますが、一回目は一度に全部取らず

凹みとのなじみをよくするため、全体に薄く広げていきます。

二回目はヘコミのパテだけ残し、表面を平らに引いていきます。

 

パットを使って180番のペーパーでまわりから研いで行きます。

この時大事なのはパテの際をきちんと研ぎ落とすことです。

後で際が出てしまうからです。

 

仕上げパテを付けてまわりを600番で空研ぎをします

 

再び、パットを使って仕上げパテをさらに研いで行きます。

※画像タップで動画がご覧いただけます

 

次にサーフェサーを塗る前にビニールで養生し

塗料が飛び散らないように保護‼️

 

ビニールの際までサーフェサーを塗ります。

均一でしっかりとした下地が出来上がります。

 

サーフェサーが乾いたら水研ぎをし

塗装のための滑らかな表面をつくり、そのあとはマスキングを行います。

 

塗り終わり乾燥も終わり磨きをかけて完成です

 

良い仕上がりとなりました✨

グラディエーターBOX塗装

グラディエーターBOX交換!

前回は裏側の防錆が終わったところでしたね

自分で施工したのですが隅々まで防錆できて羨ましいですね〰︎😄

防錆を乾かして裏返して、裏側に塗装がかからない様に紙貼りをして塗装していきます!

 

前々回のBOX交換の時に何件か、どうやって塗装しているのですかと問い合わせがありました

私達はいつも普通に行なっている事なのですが、今の塗装屋さんには難しいのでしょうかね😅

昔は全塗装もよくあり、ボンネット、ドア、ゲートを付けたまま、開けたり閉めたりし肌の均等を意識しながら塗装しました。

うまくいかない事も多く俗に言う「流れ」も沢山経験しました😣

今は効率と仕上がりの両方を考え修理方法を考えますが、昔は手間が多かったですね!

でもそのおかげで塗装技術とマスキング技術に繋がってきたと実感しています

このBOXの塗装は塗り重ねの回数がとても多いので難易度も高めです😅

中と表を同時に塗装!

この入り組んだBOXを綺麗に塗装するのが楽しいですね👍

中を塗ってから表の塗装へ!

塗装の動画は今日のInstagramにて

 

インプレッサWRXエアロ修理の様子〜後編〜

後編の上塗り取り付けまでの行程をご紹介します。

※画像タップで動画がご覧いただけます

 

サーフェサーを400番で研ぎフォグカバーも一緒に下塗りの準備をします。

 

普通はサーフェサーの上に色を塗るのですが今回は下塗りをします。

サーフェサーでわかりにくい小さなキズなどがわかりやすくなり、きれいな下地になります。

 

下塗りを600番で空研ぎしてさらに細かいペーパで水研ぎします。

 

水研ぎが終わり本塗りをして行きます

 

塗り終わりボディに取り付けして行きます

小さな波もとれ 新品のエアロ以上にきれいに仕上がりました 完成しました。

 

 

インプレッサWRXエアロ修理の様子〜前編〜

インプレッサWRXのエアロ修理。

細かな作業の様子をご紹介します❗️

 ※画像タップで動画がご覧いただけます

 

 

あちこちに見られる大きなひび割れ。

まずはベルトサンダーで外側と内側の割れを削り落としていきます。

 

外側からテープを内側から繊維とゲルコートを付けながら貼って行きます

内側に全部貼り付けたあと、表側にも同じく貼っていきます。

ファイバーを研ぎ形が出来ました

 

板金パテでさらに大きいゆがみを取り波をとって行きます

 

次にクラッキング ファイバーの巣穴などゲルコートをガンで塗って行きます。

すぐに硬化するのでいっきに塗ります。

 

仕上げパテで小さな波 キズ 飛び石などをとって行きます

全部研ぎ終わりサーフェサーを塗装します

下地のサーフェサーの塗りまでの行程でした。

次回後編をお楽しみに!!

ボンネット超部分塗装〜ワイパーで出来た傷〜

「ボンネット縁の傷、何とかなりませんか?」

 

このようなご相談をいただきました。

 

お車をみてみると、ワイパー根本側に 小さな傷が。

ワイパーを立てた際に、あたって削れてしまったんだとか💦

 

ボンネットの端の方なので、パッとわからなく出来るでしょう😲⁇

…と思ってしまうところですが、

このお車は『3コートパール』という色なので

本当であればボンネット1枚の塗装が必要となります。

 

更には、塗装した際にパールの入り方に違和感が出ないように。

という事まで考えると 隣接パネルまで ボカシて塗らなくてはなりません。

 

こんなに小さな傷なのに、そこまでの費用を考えると恐ろしいですよね😅

 

今回はご予算と、新車で買って まだ数ヶ月しか経っていないお車というお話から

新車時の塗装を生かす方法を選び、部分的にお直しする方向で決定しました✨

 

さぁ、修理をしていきましょう✊

 

傷を研ぎます。

 

施工するポイント以外は養生を。

塗装範囲が小さいだけに、養生も細かくしていく必要があるので

この作業だけでも結構大変です。

 

塗装の瞬間!!

 

 

いかがでしょうか?

傷があった事なんて、全然わからないくらいの仕上がりに♫

お客様にもすごく喜んでいただくことができました😊

 

実は、最近 何件か続けて 同じようなご相談をいただいています。

ワイパーを夏から冬に交換するシーズンですので

みなさま気をつけてくださいね😣‼️

MAZDA 46G バンパー部分塗装

バンパー修理でご入庫となったお車。

色は「46Gマシーングレープレミアムメタリック」

2016年に新型アクセラに新原色として採用した 非常に特殊な原色で超難易度の高い塗装です!

 

スリーコートパールでカラーベースを塗って、このSB03を上に塗ります。

このSB03を塗ることで表面が金属調に見えます。

 

調色、塗る回数によって金属の見え方ががらっと変わるため

何回も塗り板に塗って、太陽の光で確認していきます☀️

 

その結果、塗る回数が2回に決定‼️

実際の塗装の流れをInstagramで動画紹介しています。

 

ご覧くださいね〜😊

フォードクーガ 🚙 塗装編

先日ご紹介しました フォード クーガの修理‼️

過去の記事はこちらです👉 クーガ‼️部品をGET‼️

 

「塗装の工程見てみたい!」と思った方も多いはず😁 多いよね??

 

そんなご希望にお答えし、塗装編のご紹介。

 

お車の色は「3コートパール」

塗料の中に入っているがキラキラと見える綺麗な色。

 

塗装を行う際には

そのキラキラ感を合わせるためにも、隣接パネルにもボカシを入れて塗るところですが、

今回はドアの隣接パネルのボカシを入れないでフェーダーの中だけで3コートパールの塗装をします!

 

パネル内でぼかしを入れる作業は容易ではありません🙅

どんな塗装プロでも「難しい」と言うでしょう!

 

でも、お客様のご負担額を少しでも抑えるためにも

「なんとかして差し上げたい!!」

そう思うのが私達です💪‼️

 

その為にも下地作りでサーフェサーの面積を最小限に抑えること、なおかつ、波を取らなければなりません。

それでもドアまで15センチの幅しかありません。

 

 

この15センチしかない中で

色とパールの配合を考えながらグラデーションをかけていくのです👈ポイント!

これがプロの技‼️✨

最後に、エアー圧をあげてパールベースを塗って仕上げます。

  ※  Instagram で動画がご覧いただけます♬

 

塗り終わりを外で見るといい感じの色加減に塗り上がりました。

 

難しいけど、とってもやりがいのあるお仕事となりました😊

レクサス🚙リアドアの下地作り

リアドアの損傷。

板金で形を修正した後に、塗装すると波が出やすい箇所があります。

パテを研いでいるとパテのキワがちょうど大きい逆アール(反り返った形)になってます。

色をかけると パテとの間にフェザーエッジができ、それが波になって目立ちます。

 

逆アールの波をサーフェサーを研ぐ時に取ります。

半丸のパットで水研ぎします。

素手で触ってもわかりずらいところも、手袋を履くことによりわかります。

👨‍🔧「手袋を濡らしながら研ぐとわかるんだよね〜!!」

 

こういう作業は、自分が若い時に先輩の職人から見て教わりました。

昔の職人もいろいろで、

「絶対に教えない」 「見るな」 「金払えば教えてやる」 「10年早い」

という人や、違う!と怒って手をあげる人までも。

今の時代には想像出来ないことだと思います…😅

 

たいがいが「見て覚えろ」という職人。

今思うと、人への教え方を知らなかったのかもしれません。

でもそれぞれの職人のおかげで、自分はきれいな仕事ができる方法を身につけました。

 

波も取れてきれいに塗り上がりました

 

先輩方には感謝しながら、 日々お客様の車を手掛けています!

バイクパーツ塗装

過去のパニヤケースのブログを見て、ここなら何とかしてくれるんじゃないかと、ご相談でご来社☺️

ホンダのバイクを買い自分で塗装しようと考えたけど、失敗したら・・と

お客様が購入されたバイクは限定のキャンディレッド!!

マツダのキャンディレッドに近いようなので、それを塗装します

ご自分で塗装する為にマスキングまでしていたのですが、貼り直していきます

もうメガネ(老眼鏡)をかけないと細かい作業が見えません😭

 

パーツの紙貼りが終わり塗装に入ります

 

最初に塗装するのは密着剤!!!!これを塗らないと塗装が剥がれてしまう可能性があります

 

 

密着剤を塗り下色を塗装 下色は発色の良い赤とは違うこんな色です

右画像、水性塗料はエアーブローで乾かしていきます

 

下色の塗装途中でゴミが付着した為にペーパーで落としていきます

 

ゴミを取って再度下色を塗装します

 

 

下色を塗り終わり上色を塗装します

下色がだんだんと赤くなっているのがわかりますか

この回数によって赤の深みが変わってきます

 

後はクリアーを塗装

 

完成😁

喜んでいただけるかな😊

一連の流れの動画は今日のInstagramで公開します😊お楽しみに😁

 

 

 

アルファロメオの調色

先日お預かりしたアルファロメオ🚙

とても珍しく綺麗なそのお色には、目を惹かれてしまいます✨

 

正面がキラキラゴールド

斜め透かしが薄いグレーの

透けた曇り空のような色の調色です。

この3つ、角度によって、色が変化し見え方が変わります。

 

特殊な色なので、データーがありません。

1番近い色見本の中から選んで見ました📖

 

実際に見本に合わせ調色した色を

塗り板に塗って見ると、かなり色が薄くて白いです。

 

はい、ここからは楽しい調色の始まり👍

頭の中で考えイメージ通りに行くかどうか、ワクワクです‼️

 

まずは、調色するために原色を選んでいきます。

黒・赤・グリーンなどを用意して

その中から自分の長年の勘で入れる量が決まります。

 

色がだんだん変化し、明るくなったり黒くなったり。

この塗り板たちからわかると思います。

 

午前中に合わせた塗り板を並べてみました。

実際に合わせた塗り板は、この3倍ぐらいの量です。

ピッタリの色にするためには、調色 → 塗り板に塗装してチェック!という工程を

何度も繰り返していくのです☝️

だんだん近づいて、あと一歩!!という段階まで来た時、

調整するための色を入れすぎてしまうと 今度は元に戻すのが大変だったり😅

 

そんなこんなで、最後に色が合った塗り板を西陽を背中にしてみてみました。

赤くもなく黒くもなく、いい感じになりました。

これでOKです🙆