ドア凹み デントリペアに挑戦

ドアについた一点の凹み。

うっすら小さな点の凹みは、

『えくぼ』と呼ばれています。

笑った時、顔にできる『えくぼ』は可愛らしく、チャーミングな印象ですが、ドアのえくぼは…ちょっと💧可愛くない😩

この一点の凹みを直すために、ドア一枚を大掛かりに修理するのは、『何とかならないのかなぁ⁉️』と思ってしまいますね。

そこで!

今日は塗装なしで直す方法。

ご紹介します。

この度、遠路はるばる 流氷の様子がニュースになっている、オホーツク地方から5時間かけてお越しいただきましたお客様。

北海道は広いので、オホーツクから札幌までの距離は、おおよそですが、東京から愛知県まで行ってしまえるくらいの距離です。

見せてもらった凹みは、

👇こちら

えくぼと呼ぶには少し大きい💦

凹みも深めです。

そして、ここの部分は微妙~に、ドアの内側に骨格が入ってる部分に少し掛かっています。

どのように直すのか?

ドアの一部を外し、隙間から工具を入れて、ドアの内側から凹みを押し出す方法。

デントリペアです。

光を当てながら、傷の箇所を確認し、ゆっくりゆっくり、少しずつ丁寧に戻します。

凹みが上手く出しにくい時は、少し温めながら。

途中経過です。

ほぼ、分からないくらいになりました。

作業自体が職人の目からは、

いや~…どうかなぁ?とイマイチな反応ですが、

ドア一枚を塗るような大掛かりな修理をせずに、この仕上がりは、

お客様も大喜びです😄

フレーム修正 アルトエコ

『事故修理』といっても、

その損傷状態は大小様々です。

フロントの事故で例えると、

どのくらいのスピードでどれくらいの力が掛かったのか、

対象物に対して車が水平に衝突したか、或いは、ブレーキを踏んだことにより、つんのめるような格好で前側が下がって対象物に衝突したか、などなど。

事故状況により、破損する箇所・壊れ方・波及する範囲は違うため、その時々により全く同じ修理になるとは限らないのです。


フロント右側からの入力


フロント部の事故で大きく壊れてしまったアルトエコ。

バンパーは途中でちぎれてしまい

フェンダーも大きく折れ曲がり

ボンネットはクシャッと変形し

ヘッドライトは割れて

骨が折れて、見えている状態。

結構な大ケガです。

☝️左側のフェンダーに被るくらい、ボンネットがズレてしまっています。


車体のフレーム寸法確認


エンジンを下ろし、足回りを外し、エンジンルームをほぼ空にした状態で骨格を直さなければなりません。

修正機に乗せて寸法を確認します。

新車の寸法図にあわせ、車体のどの部分がどの程度、どのような角度で変形しているか。

フレーム修正機には、各箇所にミリ単位でメモリが入っています。

縦・横・高さ、それぞれの寸法が分かります。


フロント部フレーム修正


運転席側のフレームが正規の高さよりも上がってしまっているので、必要なだけしっかりと下げます。

👇

その後、フェンダーエプロン(ストラットのアッパーマウントの取付部の骨格)を取り替えます。

👇かなり大きな損傷です

前にも必要なだけ、しっかりと‼️

角度、強さ、変形箇所を見極めながら少しずつ修正を進めます。

👇

ここの作業をしっかりやらないと足廻りの寸法が出ません。

フレーム修正機を使用する職人の技術により、ひとつひとつの工程を確実に修復し、最後の状態がキチンとした新車寸法に戻るのです。

安心・安全はもちろん、仕上がりの美しさにも関わる、ダイナミック且つ繊細な修理過程となります。

骨格修正は、先進安全自動車には欠かせない、重要な修復技術です。

ハイエースフロントパネル板金

ハイエースのフロント事故。

結構大きな損傷だったため、車両保険の限度額を上回る、修理費用が掛かる状態でした。

仕事で使っている車両のため、一刻も早く直したい!

貨物車のため、年に一度の車検が必要で、更新時期も間近でした。

保険で降りる額と、修理費用の差額、そして車検費用。

いつもより大きな出費となりますが買い替えるよりはるかに安く早いということもあり…。

ハイエースのフロントパネルは、ボンネットのようにビスで交換できる物ではありません。

交換が必要な箇所と、修理できる場所。出来るだけ安価で収まるようにフロントパネルは板金で直すことにしました。

ゴンっとチョップされた様に凹んだパネル。

ここを板金するためには、室内側をバラバラにする必要があります。

👇助手席に座った目線です

この配線もよけることになりますが、凹んだ箇所はこの状態でもグイッと押し出される様に変形しているのが分かります。

もう少しバラしてみると。

ここを表と裏、両側から板金です!

きれいに凹みを直して塗装もして、

これで大丈夫‼️

元よりきれいになった✨とお客様も喜んでくださいました(笑)

引退するのは俺が先か車が先か?なんて笑いながら仰る元気いっぱいの人生の先輩が沢山いらっしゃいますが、

どちらも、まだまだ‼️

元気に走り続けて欲しいです😊

事故引取と代車準備の神対応

保険会社からの繋がりで

初めてご連絡を取ったお客様。

 

用事があってお出かけの途中で事故に遭い、

壊れた自分の車では移動が不安…😣💦

何とか、今すぐに、家に来てほしい!!と相談を受けました。

損害に遭われたお客様の車は、軽自動車です。

が、その時、お客様ご希望の小さめ代車がすぐにご用意できる状況ではありませんでした。

どうしよう、大きい車しか無い💦

お急ぎの様子を察し、お客様には先ずは一時的に大きめの代車をご用意して

この後の予定に間に合うようにすぐに向かう旨のご連絡をしました。

搬送車を用意して、さぁ出発………🚗💨

 

あ!! ちょっと待って!!🖐‼️

軽自動車、用意できるわ‼️🙆

 

実は電話でご案内の後も、

出発ギリギリまで現在の予約状況を確認しながら

40台ある代車のやりくりをパズルのように考えていました。

難問パズル、突破!!という気分です。

 

お客様に安心して頂こうと、軽自動車が用意できることをすぐに連絡すると同時に、

搬送車で引き取りへと向かいました。

 

お客様の「走行はできるけど、このままじゃ不安」という言葉。

 

後ろのドアが、変形しすぎて閉まりません。

 

 

不安というよりも、きっと、おっかなかったんだろうなぁ…と思います。

 

 

急いで軽自動車の代車をお持ちして、お待ちいただいている奥様にお会いすると…

なんと! 嬉しいいただきもの!(^o^)

手作りの、飯寿司とロールケーキを、

持って帰りやすいように包んで用意して下さっていました。

それも、素敵なメッセージ付き✨

とっても良くしてもらって本当に嬉しかった!と言って

その気持ちが、とっても沢山こもった 嬉しい嬉しいいただきものです。

感動です(;_;)✴️

少しでもお役に立てたようで、良かったなぁと心から感じました。

 

事故当初は大変でしたが、

納車の時にはまた、喜んで頂けますように😀

後々も安心して乗れるよう、そして1日も早くお返しできるよう、

お届けの時のお客様の笑顔を想像しながら😊みんなで協力して進めますね!

 

ありがとうございます

2コートレッドパールの塗装

赤の2コートパールの塗装は、

染まりが悪く難しい塗装です。

まず、上色を染まりやすくするために、白っぽい色を下色として、2回、重ねて塗ります。

この時、ぼかしを入れるために隣接するパネルにもぼかしの範囲で下色を塗ります。

パネルの裏にも同様に。

次は、上色です。

調色する時にも、実際に下色→上色と塗ります。

そして上色を塗る回数を決めて調色を行います。

上色の塗り回数が多いと、色が濃く出てしまいます。

今回のこの2コートレッドパールは、下色2回・上色4回・最後にクリヤーを3回と、合計9回塗りました。

色としては2コートパールですが、

実際には、下色も合わせて3コートです。

車の屋根に傷 ルーフ修理塗装

車の屋根を、駐車場で大きく擦ってしまった状態で、

昨年末に修理の相談にいらしたお客様。

  ⇒過去ブログ 車の高さと駐車場の高さ

今回は、車両保険を使用することができないため

できるだけ安価に修理をしたいご要望。

本来でしたら、ルーフ交換という状態。

大きな範囲に、多数の傷・大きなゆがみを修理することになりました。

 

直さなくてはならない凹み部分に全て印をつけ、

 

凹みを直してから、傷を隠します。

 

 

表面をきれいに平らにするために、パテは使用しますが

ここはできる限り薄~くつけたいところ!

長くきれいな状態で乗れるように、

板金やさんと塗装屋さん、頑張りました!

 

▲サーフェーサーを吹いて塗装の直前状態。

 

塗装しない箇所は、マスキングをして覆い、

余計なところにミストが掛からない状態にしてあります。

今回は、ルーフモールの外側の部分にも傷が入っていたので

フロントピラーまで塗装をして仕上げます。

 

▼塗りあがりました

 

出来栄えはどうなるかな?屋根だからあまり見えないし目立たないかな?

そう心配されていましたお客様。

 

納車の時の、車の仕上がりを見て

『とってもきれいです!』と喜んで頂くことができました😊

ご満足いただけて良かったです!

フロントグリル 持込 塗装

部品の塗装をして欲しいと相談にいらしたお客様。

タブレットで表示されたのは

アウディのフロントグリルでした。

表面のメッキ部分はそのままに、

内側の素材部分をピカピカの黒に塗装したいとのご意向。

そして、何とか安価でやって欲しい!!

そもそも、やってもらえるかどうか⁉️

でーきーるーけーどーーーー

やるとしたら、

①マスキングをするのが大変

②塗装をするだけで下地処理はできない

③後々、剥がれやすいかもしれない

塗装よりもマスキングで細部までキレイにする方が手間が掛かるので、『安価で‼️』というなら、

自分でマスキングをしてくるなら半額以下に!

よし!!!!やってみる!!!

実はこのお客様、『職人工房』と看板の入った車でご来店されました。

👇職人工房

もしかしたら、マスキングできるかも?と思ってのご提案でした。

使うマスキングテープは、いっつも使ってるのでいいのかい!?

そのうち、また相談に来るから!

と言ってお帰りになり、

2日後。

お客様、ご来店。

『これでいいかい!?』

マスキングテープを貼ったところだけ、色が掛かりません。

テープのつなぎ目や、少しはみ出ているところ、隙間のあるところも全て、そのままの切れ目で塗装されます。

ご自身で貼ったその通りで良いと確認の上、お預かりしました。

結構時間が掛かったと思います。

意気込みを感じます😆

ご要望通り、黒のピカピカ仕上げ。

塗装完了です。

素材の色だと濃いグレーで何となくぼんやりしていましたが、

黒に塗ると、メリハリが出てかっこ良くなった‼️

お客様は満面の笑みで、大満足して大事にお持ち帰りになりました。

新品パーツのシール入れ

車の修理をするとき、

新品のパーツを使用する時に部品の裏側にシールを入れます。

鉄板の合わせ目をシーリング剤で塞ぐことにより、防水・防錆ができるからです。

▼部品を縁取るようについている白いラインがシーリング剤

新車の時は、製造ラインで機械が自動的に次々と付けていきますが、修理の時は人の手です。

写真に写っているのはどこの部品か分かりますか?

これは、ボンネットをひっくり返した裏側なんですよ😊

表側はもちろん!きれいに仕上げますが、裏側もきれいに✨

いかにきれいに仕上げ、いかにきれいを長持ちさせるか。

隠れてしまう部分も丁寧にプロフェッショナルに仕上げるのが職人魂💪✨

実際にシールを入れている様子を動画に収めました。


アルファードボンネットフードのシーリング

20秒くらいの動画なので、

一発で決めるスゴ技を

ご覧ください😁

車の塗装 同色番号でも多種類

車の塗装を行うとき、塗料はその都度 調色をして作ります。

全車種に『カラー番号』があり、基本の色となるものから現車に近づけていくのです。

今日、紹介するのはスズキのZSFというカラー番号。

ZSFを作ればいい…って、あれっ!

1、2、3、4、5…

カラー番号って1種類じゃないの⁉️ こんなに種類あるの⁉️

そうなんです。ひとつのカラー番号に、だいたい5〜6種類の色データが存在しているのです。

その中で、一番ボデーに近い色を探して、その色を基準に色を作ります。

乾いた状態、濡れた状態、

確かめながら

どの色が近いかな?

一番近い色を実際に『塗り板』に塗って、どんな違いかボディと合わせて確認します。

白い枠の中に入れると、違いが分かりやすい!

足りない色は何かな?

余分な色は何かな?

色を補い、色を抜く。

微妙〜な調整ができるのが職人技!

そして、車体と合わせるときに太陽の光で見る時と、人工太陽灯の光で見る時は、また違って見えるんです。

最初はここから!超絶調色微調整のスタートです。

最高に近くなって初めて、塗装作業に移ります😊

テクニカルオート 仕事始め

2020年テクニカルオート始動😄

各々の今年のテーマから

テクニカルオートの元気朝礼では月間テーマを決めて考え行動していますが、

毎年、年始朝礼は

個々に今年のテーマを決めて発表し、年末に振り返りをしています。

自分の書き初めした言葉を胸に、仕事始めとなりました。

今日はお預かりの車、お見積の車、ご相談の車、お打ち合わせの車など、18台の対応をさせて頂きました。

全然雪が積もらない 走りやすい と思っていても、場所や時間帯によっては突然道路が滑りやすくなることもあります!

お出かけの際は、ゆっくり車間距離をとって、気をつけて運転してくださいね😊