エアコン不調 〜 ランクルの作業〜

エアコンの調子が悪かったランドクルーザー。

一番最初にご相談をいただいた際には、運転席と助手席の冷え方に差があり

運転席側だけ、ぬる〜い風が出ている状態でした。

 

片側だけ冷えが悪いという症状も、エアコンガスが少ない時に現れる症状の一つです。

 

残念ながら目視で漏れ箇所の特定ができなかった為

いつものようにエアコンガスと蛍光剤の補充から開始。

その後の点検では、 漏れ箇所を特定することが出来ました🔍✨

エアコンガスが通っているホース接続部にオーリングと呼ばれるゴム製のパッキンが使用されているのですが

経年劣化で材質も硬くなり、漏れている状況だと判明。

そうと分かれば、交換を行うのみです👍‼️

 

車体に入っているガスを一度回収します。

今回交換するのはリヤエアコン用パイプの接続部のオーリング。

左後ろタイヤの後ろ側のこの辺り。

高圧・低圧 どちらも交換しちゃいます!

▲バンパーで隠れて見えない所ですけど下から覗くとこんな感じです。

 

アルミのパイプの接続部を外して

このオーリングの交換。

部品はこんなに小さな物なんですよ〜。

 

最後に、回収したガスと不足分のガスを充填して完了です。

これでしばらくエアコンの心配はいらないですね。
まだまだ残暑が厳しい北海道。
もう少しエアコンとの生活は続きそうですね😅

エアコン不調 〜不具合ポイントを見事発見🔍✨〜

今日から9月ですね。

朝晩の冷え込みは、もう秋かぁ🍂と感じてしまうほど。

それでもまだ昼間は暑いですね〜‼️

 

先日、エアコンの不具合で、ご相談いただいたお客様のお話です。

 

エアコンが冷えず、他社でエアコンガスの補充を行ってみたそうですが

補充後も冷える様子は全く無かったんだとか🧐!

 

先週の北海道の気温は異常なくらいでしたよね。

36℃なんていう気温の中、エアコンの効かない車を運転することを考えると

恐ろしすぎて想像もしたくないです😱💦

 

お客様は、エアコンの不調が改善されなかったので

気温が高い日は車を使用しないでいたそうです。

それもご不便だったことでしょう😢

 

まず、状況の確認からということで

一度ご来店をいただく流れとなりました!

 

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ガスチャージしたのであれば

漏れている箇所は、濡れていて、そこに汚れも付着するから

目視で漏れているのを見つけられるんじゃないかな?💡

少し分解もしながら、あちこち考えられる所を見ていきました。

 

…が、そのような箇所は見つけられず。残念😭⤵️⤵️

 

そうなると次のステップです。

機械を繋げ、真空引きをしてチェック‼️

 

どうやらエアコンガスが通るホースに大きな穴は空いていなさそうです。

でも、あれ???

ガス量表示が「130g」と。

 

お車の車種はフィットなので、規定量は450gです。

なぜ??🤨

その経緯はよく分かりませんが、規定量を入れた上での診断が必要となります。

 

万度にガス補充を行い、さぁ、エアコンの動作確認!!!

…と思ったのも束の間、今度はコンプレッサーに動く様子は見られません💦

 

コンプレッサー本体の故障かなぁ?

リフトアップして、車体下側からコンプレッサーを覗き込んで見たところ

その原因が判明しました✨

▲お分かりになりますでしょうか?

コンプレッサーの配線が断線していますね👀💥

 

ブチっと切れてしまっているポイントが

目でしっかりとわかりました。

なるほど、これだもんエアコンが効かない訳です。

 

通常であれば、コンプレッサーが動かないとなった時点で

本体交換です!と決めてしまうケースも多いことでしょう。

ですが、伊藤さんの手にかかれば、こういう不具合箇所も

ピンポイントで見つけ出せるのです👨‍🔧👍

 

そうとわかれば、配線修理を✊✨

応急的な方法ではありますが、配線を繋ぎ合わせ

テープでぐるぐる巻きにし保護。

 

最後に外したアンダーカバーを取り付けたら完成〜👏

 

心配されていたお客様も、この一連の作業をご説明し

「直ったの⁉️これで、もうエアコン使えるの⁉️良かった〜!!」と。

一度の点検で全て完了出来るとは思っていなかったようで驚きのご様子でした。

 

エアコンがバリバリ効くようになったお車に乗り込む時にも

ドアを開けた瞬間に冷気が出てくるので「快適〜😊」と

嬉しそうなご様子に、私たちもとても嬉しく思いました。

 

この度はお任せいただき、ありがとうございました。

アクア🚙エアコンからぬる〜い風。コンデンサー交換

 

先日に続き、またまたエアコンの不調で

修理のご依頼👨‍🔧💡

 

エアコンの風がぬるい・・・

暑すぎて限界😱😱😱

連日のこの蒸し暑さ、耐えかねますよね💦

 

風がぬるいとなるとまず疑うのはガス漏れ💡

まず目視で覗いて見てみると・・👀

 

はいっ‼️みーつけた🎵

今回はすぐに漏れ箇所を発見🔍✨

漏れていた箇所というのがこちら👇

どこだか分かりますか❓

フロントバンパーの隙間から覗いてみると見える

『クーラーコンデンサー』という部品💡

この役割は簡単にいうとコンプレッサーで圧縮され運ばれてきたエアコンガスを

冷やしてくれる装置🎐🍃

 

左下の方が色が黒っぽくなっているのが分かりますか❓

ここの部分からエアコンガスが漏れていたのです💨💨

こうなると、クーラーコンデンサーの交換が必要となります♻️

 

新品で交換にするかリサイクルパーツを使用して修理をするか💡

お客様と相談し、先々のことも考え新品で交換することとなりました☺️


 

交換をする為一度フロントバンパーなど前側についている部品を外します💡

外すと見えてきました👨‍🔧こちらがクーラーコンデンサー

これを取り外して

純正新品のコンデンサーと交換✨

交換し終わったら外したバンパー類を戻したらエアコンガスを

規定量チャージ🔋👍‼️

全て作業が完了した後は、バンパー脱着もしたので

お車に故障コードが入っていないかスキャンツールを使って診断点検🕵️‍♀️

異常がないことを確認できました☺️

コンデンサーを交換したらご覧の通り😆

エアコンがバッチリ効いているのが一目瞭然✨

外気温との差で車内が結露するほど🎐🥶✨

 

これでまだまだ続く暑い日も乗り越えられますね😊👍☀️

 

臭いと刺激的な感覚…体に毒?☠️

冷房・暖房をつけた時に

化学薬品みたいな刺激的な臭いと、顔(目や口など)に感じるピリピリとした感覚。

体に悪いって感じてしまう程の症状。

 

この症状に悩まされてご来社頂いた お客様のお話を伺うと

初めは、エアコンの臭いが気になり出したので

ご自身でエバポレーター洗浄を行ったようです💡

 

臭いは一時的に良くなる物の、すぐに再発してしまったんだとか。

エバポレーター本体を交換したり、プロショップに清掃をお任せしたりなど

いくつもの作業を繰り返したようですが、一向に良くならず💦

いよいよ困って、テクニカルオートにご相談を頂きました。

 

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白い粉…異臭…で想像されたのはクーラントの漏れ。

内部のどこかで漏れてしまっているのではないか?🤔

 

という想像をしながら、確認を進める為にも まずはインパネおろし。

どんどんバラバラになっていきます🔧

 

ヒーターユニットもおろしたら

何にも無くなった!!

この光景、頻繁に目にする物では無いですよね👀‼️

 

外れた部品も こんなに沢山。

 

そして心配していたクーラントの漏れはというと

どこにも見当たらず、まずは一安心😊💨

 

次はヒーターユニットを分解して、謎の粉の正体と臭いの原因を探っていきます。

 

所々に、コーヒーのような茶色い液体が掛かってシミになっているような跡を発見🔍

直接臭いの原因となっているかは、定かではありませんが

この汚れは丁寧に拭き取りを

 

ヒーターユニットからは

ヒーターコア・エバポレーター・その他の細かなパーツは全て分解してバラバラに。

 

ここで、謎の粉も発見‼️

🔍拡大

 

その粉の出どころは…こちら💁‍♀️

なんと!

エバポレーター本体から出ている物でした。

 

本体からと言うよりは、本体に付着した何かが

剥がれ落ちてきているイメージです。

 

通常はこのようになる物では無い為、その正体ははっきりとしませんが

もしかすると、何度か洗浄剤で清掃をされている時に

付着した物が固まってしまったのではないか と推測も出来ます。

 

エバポレーター自体、交換されてからの月日がまだ浅いのでこちらは清掃。

ヒーターコアは新品に交換。

そしてその他の部品は、綺麗に洗浄🚿✨

 

組み戻し前には、何人ものスタッフで臭いを確認しました👃

うん、臭いは何も感じない🙆‍♀️🙆‍♂️🆗

 

原因がはっきりと掴めたわけではありませんが

その可能性となっているものを全て取り除いた事で

クリーンな空気が出るようになりました🍀

 

お客様にお渡しの時にも、緊張の一瞬 でしたが

「全然違う!!!もう感謝しかありません!」

ととっても嬉しい一言🙇‍♀️

 

お悩み事が解消出来て 嬉しい納車となりました ♬

こういうエアコンフィルターもあるんだ〜👀✨

「エアコンフィルターを交換したい」

とミニキャブのお客様からのご依頼です😊

 

“フィルター“と聞くと

イメージするのはこういったタイプ👇

 

届いた物はこちらのタイプ👇

ん?網??😳‼️(袋に入ったままですが…)

あまり目にしない仕様だったので、ついついパシャリ📷💥

 

さぁ、これはどこに付いているのかな?

運転席 足元のこの辺り💡

 

グローブボックスを開けたところにあるイメージが多いのですが

こういうところに付いているお車もあるんですね👀!

ここにあるフィルターのツメを摘んで、外して。

 

新品と比較🔍💡

古いのは白っぽくて埃や汚れが溜まっていますね💦

 

新しいのをセットしたら完了✌️😄✨

 

エアコンフィルターは外気・内気共に空気を浄化してくれる働きのあるもの。

定期的なフィルター交換で、綺麗な社内環境を保ちましょうね🍀✨

車のエアコンの匂い 取れる?

エアコンが、くさい🤢!!

あれ、ほーんとに臭くて気持ち悪いですよね。

エアコンの嫌な匂いは、

そもそも何がクサイのか?

エアコンガスが臭いわけではありません。エアコンのガスが通る、通り道にニオイの元があるのです。

じゃぁ、その、ニオイの元って?

🦠カビ や、 バクテリア🦠 なんです!

きゃーーーきもちわるい😱

そうです。生乾きの雑巾みたいな😫


エアコンの匂いを取る方法


  1. エアコンのフィルターを交換
  2. エバポレータ清掃

匂いが住み着くところは、主に、エアコンのフィルターとエバポレータ。

冷やした空気を作るために頑張ってる装置の中で、結露が起きます。

結露を起こして水が溜まり、それを放置すると 雑巾と同じ現象に。

それをフィルターで受け止めているのでフィルターにも雑菌が繁殖します🦠


先ずは、エアコンのフィルターを取り替えてみましょう。

ついこの前も紹介しましたが、

こんなに違うこともよくあるお話で。

ニオイもこれだけで随分違うかも?

でもまだ、大元が取れていないので、

フィルターを交換してもダメな時は、

通り道を洗浄します。

完ぺきに!と言えば、すごい人だと

その他の部品を総バラシにして洗浄するような業者さんにお願いする場合もあるようですが、そこまで大掛かりにする人は稀かもしれません。


他にも応急的な方法は色々(笑)

🔹吹出し口に何かくっつける

→コバエホイホイのような。

🔹吹出し口からシューッと入れる

→ファブリーズのような。

🔶エアコンを暖房で付けっ放しに

→とりあえず機械の中を乾かす

💡😲

あ!そうそう

北海道では冬場も大活躍のエアコンです。エアコンの出番は冷やすだけでは無いんですよ😉

ガラスの曇りも取ってくれます。

冬場もエアコンをたくさん使っておくと、夏になった時にクサくなりにくいかも!?(⌒▽⌒)