遮熱板だけでいいのに❗️

異音点検で入庫したジムニー。

 

マフラーの前側の部品、キャタライザー辺りからカタカタと音がしています。

キャタライザーとは触媒のことです😊

 

点検してみるとキャタライザーの遮熱板が劣化して切れています。

ボルト留めになっているので遮熱板を交換してあげれば良いのですが、

遮熱板だけの部品設定が無くキャタライザー丸ごとの設定‼️

 

💰高い!高い!遮熱板だけでいいのに数万円も!

 

ならば、交換せずになんとかしましょう💪

溶接すれば固定は出来る。車輌についたままだと溶接するスペースがないので

うちの整備のスペシャリスト伊藤さんにキャタライザーをパパッと取り外してもらうことに!

 

遮熱板が切れてしまっています。

切れてしまった部分を溶接。

これならバッチリ👌

 

ちょっとした工夫で交換せずに出来ることもあるので、ぜひご相談ください☺️

修正機での作業

左側面〜後方にかけて、大きな損傷を受けたお車が入庫。

ドアとフェンダーは交換となります。

 

リヤフェンダーの内側の固いパネルやフロアを直す為にフレーム修正機にセットします。

しっかりと固定をして作業開始です💪

 

グイグイ引いて直していきます。固定がしっかりしているので車体が動かず効率良く

引き作業が出来ます。

 

修正後、交換パネルを剥がし、新品のパネルを仮合わせしていきます。

 

フロントドア、スライドドアも仮合わせして高さや隙間を確認します。

修正機にセットすると作業位置が高いので足腰にきます(笑)

 

隙間や高さがビシッと決まったので溶接の火が車内に入らない様に耐火シートで覆って

溶接の準備を‼️

作業位置が高く脚立を何度も登り降りするため、微々たる筋肉痛です。

毎日朝礼でスクワットをしているおかげで、少しずつ足腰が強くなっている気がします😁

感謝❗️

 

キャラバンのリヤフェンダーが手強い❗️

キャラバンのリヤフェンダー鈑金。

これがなかなか、エグいのです‼️‼️‼️

しかーし❗️しっかり直します❗️

リヤフェンダーの中にある骨に当たる部分を大きな範囲で引き出します。

 

ハンダも使って引き出します。

外れた‼️なかなかすんなりとはいきません😅

しかーし‼️何度も‼️

引いて

 

引いて

引いて

ドアを付けて、隙間と高さを確認

まだ修正が必要ですね😅

おりゃ~!

 

やっと隙間と高さが良い感じです。

ここからやっとリヤフェンダーの面を平らにしていきます。鉄板の伸びが凄いですね。

伸びを縮めながらスタッドプーラで平滑にしていきます。

少しずつ直していく大変な修理でしたけど、とってもやりがいありました!

楽しかったです✌️✌️✌️

サイドシル鈑金

 

保険修理でサイドシル交換でしたが、お客様のご意向で波が出ても良いから

何とか鈑金して欲しいとのことです。何とかしましょう‼️

損傷範囲が横に長く奥に深く入っているので引き出し用の特殊な接着剤を

使用して面で引き出していきます。

面であらかた引き出しておくと、この後スタッドプーラーで

歪みを整える時に引き出す量が少なくすみます。

おうとつが少なくパテも少なく出来そうです💪

 

お客様が波が出ても良いと言っていましたが、ほとんど波はわからない

状態でお渡し出来ると思います。

きっと喜んでくれるはず☺️

 

交換レベルの損傷でも何とか鈑金出来るケースもありますのでご相談くださいね。

車に優しい修理をしています🔨

やりづらい箇所!

 

高い位置で中々やりづらい箇所の損傷です。ですが、しっかりと直しますよ❗️

まずはガラス、リヤゲートなどの部品を取り外していきます。

損傷箇所を良く見てみると外側のパネルに押されて内側のパネルが中に食い込んでいます。

こういった損傷にはハンダが活躍してくれます♪

線で引き出すには最適です!

外側パネルが出たので内側パネルの動くスペースが出来たので直していきます。

良い感じになってきました!新品リヤゲートを仮合わせして隙間、高さの確認👀

隙間、高さ共にバッチリです👌

細かい歪みを整えて板金作業の完了です!

建て付けの確認と出来る限りパテを薄くすることで仕上がりが変わってきます。

困った時にはぜひ一度ご相談くださいね💪

 

 

ビートルリヤフェンダーバンキン⚒

VW ビートルのリヤフェンダーの修理です🔨🔨🔨

なかなかのベコベコ具合‼️

まずは付属品を外しましょう~

下から覗くと・・・

リヤフェンダーの裏側が丸見えなんです。ビートル、面白い車ですね😁

 

裏からハンマーで荒出しをしていきます。

少しずつです。少しずつ均等に叩き出していきます。

一ヶ所を一気に叩き出すと鉄板が伸びてしまうんです!

ちょっとずつカタチになってきましたよ~

細かいヘコミや波を取っていきます。少しでもパテが少なくなるように☺️

予算や修理方法はひとつではないです。

一人ひとりお客様に寄り添った提案ができますので、もしもの時には

ぜひご相談ください☺️

アクシデント!ボルトにボルトを溶接!

作業途中でのアクシデント。

シートを外す為にボルトを緩めようとしたら、

「ん?」回らない!?異常に固い😅さーてどうすっぺ😎

もう少し力を入れて回してみよう、もう少し、もう少し、

『ボキッ‼️』

「え~!!折れちゃった!!!」あぁ〰︎😭

なかなか折れるボルトじゃないですよ!異常に硬すぎなんです😫

正常なボルトはこんな感じ。

このシートのボルトには緩み止めが塗ってあるため取れずらくなっていました😫

ボルトを外す為に、折れたボルトの頭に、回す為のボルトを溶接することで適度な熱が入

り緩み止めを除去出来るかもしれません。

溶接の火花で内装を傷めないように耐熱シートで養生してから溶接します。

緩み止めの効果が無くなり、すんなりボルトが回り外すことが出来ました。

作業の中でボルトが折れるなどのアクシデントはよくある事です。

場所や物によって色々な対処が出来ます。

皆さんがDIYで車をいじっていて、もしアクシデントで困った!となったら

お助けできると思いますので是非ご相談ください😊

 

 

ルーフアンテナぶつけちゃった!

車庫に車を入れようとしてシャッターが上がり切る前でルーフアンテナが

バキッ‼︎

「当たっちゃった〜‼︎」

という事でアンテナ交換のご依頼をいただきました。

 

では、アンテナを交換しましょう!!

といきたいところですが、アンテナをぶつけるとほとんどの確率で取り付けているルーフ(屋根)が変形します。

 

その状態を確認するためにもルーフの内張りを外し

裏からとまっているボルトと配線と外していきます。

 

アンテナが外れた状態がこちら👇

やはり変形していますね😅

 

このまま取付けるとアンテナとルーフの隙間から水が入ってしまうので修正が必要です!!

ですが、この位の変形であれば、リヤゲートを外さずに表からの修正で進められそうです。

 

修正が終わったところで、新しいアンテナを合わせてみます。

 ※アンテナの土台部分なので色は白いです

隙間無くピタッと!良い感じです😊

 

傷を磨いて、色が剥がれた箇所をタッチアップしてから取付けをします。

 

綺麗に着きました👏

 

 

今回はご予算の都合上、塗装はしませんでした。

このような作業用法もあります。

仕上がり、ご予算の希望に応えられて良かったです。

 

他の箇所の修理でもご希望に添った修理方法を提案出来ますので

これから直そうと思っている方は是非ご相談ください☺️

 

フレーム修正

フレーム修正ついてのお話です🔨

フレームというのは車の中で一番硬い部分で、人間でいう骨にあたるとても大事な部分なんです。

ここに全ての部品が溶接やボルトなどで付いて車が作られているため

しっかり直っていないと真っ直ぐ走らなかったり、

部品と部品の隙間や高さがおかしくなっちゃいます‼︎

 

 

この車はフロントバンパーの運転席側に損傷がありました。

フレームの先端に大きく衝撃を受けた形跡が見られます。

 

まずはどの位の損傷なのか計測していきます。

▼トラッキングゲージという定規のような計測器を使用📏

ポイントからポイントの距離を測り、

その数値がメーカーから出されている寸法図と同じかどうかの確認になります。

今回は、数値が異なるためフレームの損傷があると判断出来ました。

 

今度はフレーム修正機に車両をセットし、修正を行なっていきましょう!

アタッチメントを取り付けてフレームの損傷数値をミリ単位で確認します。

赤丸で囲われている箇所で見ていきます。

🔍アップ

マスキングに手書きの数字を書いていますが、これが基準となる数値。

ここに近づけるよう、メモリを確認しながらナイロン製のベルトで傷めない様に

助手席方向にずれたフレームを運転席方向に引き修正します。

 

正しい位置まで戻りました。

ライトなどが付く骨格部分を取り付け、ここも同様に計測します。

ここでは、数値が正しい事がわかりました。

 

ボンネットやライトなどを仮で取り付けて隙間や高さ、

ボンネットの閉まり具合を確認して問題がなければフレーム修正作業完了です!

 

大きな事故でも修理後に安心してお乗り頂けるよう数値に基づいてしっかりと直します。

 

もし、万が一のことがあってもテクニカルオートにお任せくださいね!

 

リヤフェンダーの溶接

今日はリヤフェンダーの溶接についてのお話しです❕

 

フロントフェンダーやドアはボルトやナットでボディーに付いていますが

リヤフェンダーはボディーに溶接で付いています。

そのため簡単に取り替えることはできません。

リヤフェンダーに付いているガラスや内張りなどを外して、

溶接箇所がガラスシーラーやシールで隠れているので剥離していきます。

 

溶接箇所がハッキリと見えたら、ドリルを使ってひとつずつ溶接を外していきます。

溶接箇所いっぱいあるんですよ😅

 

溶接を外したら『エアーソー』という ノコギリの様な工具でパネルを切断して、リヤフェンダーを剥がします。

予め、これから交換する新品フェンダーパネルとちょっきり同じ位置に印をつけておきました。ピンクの線の位置で、ズレがないようにカット!

 

内側のパネルにも損傷がありました。

 

リヤフェンダーが外れたら今まで見えなかった内側の鉄板が見えるようになったので

損傷を受けてるホイールハウスを直します。

 

ここをしっかり直しておかないとリヤフェンダーがきちんと付かないのです!

結構な凹みですが、ここは、板金🔨✨

形をきれいに直したら新品リヤフェンダーの溶接準備です❗️

新品ドアを取り付けてドアとリヤフェンダーの高さ隙間を確認します。溶接してしまうと後で調整はできないので

この確認はとても大事なんですよ‼️

そして、いよいよ溶接です。

まず、つなぎ目を 点、点、点、と溶接していきます。

いっぺんに付けちゃうと鉄板が熱で伸びちゃうからです。

なぜならリヤフェンダーの厚さは1mmも無いんですよ‼️

とても薄くてデリケートなんです😌

 

 

 

熱を集中させないことで鉄板の歪みを小さくするとパテも少なくなり、

車には良いです。

車の修理が完了した時にはまったくわからなくなっちゃう溶接ですが

見えない所もしっかりと修理してますよ😄