サイドシルに大きな穴が…👀💥 〜取り外し編〜

今年、札幌に引っ越しをして来られたお客様。

初めてご来店を頂きました😊

 

お車の状態はというと、サイドシルにぽっかりと空いた穴が…💥

元々錆が出ている状況だったようですが

冬に凸凹とした道で氷の塊にゴツッとぶつけてしまい、粉砕してしまったんだとか😭

これだけ大きな穴が開いてしまうと、凄く目立って気になりますよね💦

 

この状態では、サイドシルを交換する方法になりますが

他のパーツのようにボルトなどで止まっている物ではない為、容易ではありません✋

溶接でついているので、そこを外して交換してあげる必要があります。

 

まず、ドア2枚は取り外しをして。

 

溶接を外していく作業に取り掛かります。

スポットカッターを電動ドリルにセットしたら

溶接されている部分に押し当てて、一つ一つ溶接を剥がしていきます。

👇この作業の時には、こういったものも使用

切削油です💡

作業時に発生する抵抗を抑えられるので、作業効率アップ⤴️⤴️

そしてスポットカッターにも優しい🤗

 

こちらが剥がし終わった状態💁‍♀️

 

溶接剥がしが必要な部分は一周グルリとやっています。

カットする位置を決め、切開をしたらやっと取り外しが可能となります❗️

 

外した後のボディはこのような感じ👇

 

そして外れたサイドシルの裏を見てみると…そこには悍ましい光景が😱💥

表面からは見えなくても、中では殆ど全面に錆が広がっていました。

錆に侵された鉄板は、鉄とは思えないくらい  いとも簡単に手でちぎれてしまいます。

錆の恐ろしさを痛感しますよね😅

でも大丈夫🙆‍♀️

ダメになっている部分は取り除いたので

あとは新しいサイドシルをボディに付けていきましょう。

 

その様子は明日のブログでご紹介♬

お楽しみに〜🍀

サンドブラストを使って錆修理👨‍🔧

 

ぶつけてしまったところが錆びているんです💦

と、相談にいらしたアルトラパンにお乗りのお客様👩

 

どこか錆びているのかな❓と拝見すると・・

右側のサイドシル(ドアの下側ステップのあたりのパネル)が凹み

塗装が剥がれたところから鉄板がむき出しになり錆が発生していました😖

 

サイドシルは他のパネルに比べて硬いパネルのため

板金で凹みを出すとなると、時間も費用もかかってしまう・・

ということから今回は凹みはそのままに極限まで錆を落として

塗装をして修理する事となりました👨‍🔧💡

 

まずはサンドブラストと言って細かい砂を錆びた箇所に当て

錆の細部まで念入りに落としていきます💨

▲作業時は細かい砂が目などに入らないよう完全防備で✨

赤茶色に錆びていた部分がブラストを当てたところから灰色に変化しているのが

わかりますか❓👀

 

▲サンドブラスト後の状態

凹んでいたところの他にサイドシルの耳の部分も錆びてしまっていたため

一緒に落としちゃいました😄✌️

 

錆を落とした後は

塗装の下地作りをするため

表面をフラットな状態に削り、整えてあげます💡

 

錆がまたすぐに発生してこないように

2種類のプライマーを塗布して

塗料の密着を良くするためのサーフェーサーも

塗ってあげて・・下地の完成🙆‍♀️✨

 

 

ここまできたら塗装をかけない部分は養生をして隠し

ボディ色に塗装をかけて

完成🙌✨

 

 

サイドシルの修理が完了したら

車検のご依頼を頂いていたので引き続き

車検の整備をさせて頂きました👨‍🔧

 

 

車の総合病院テクニカルオート🏥で無事

外科も内科の処置もできたのでしばらくの間は

心配なく安心して乗ることができますね😊🌈☁️

 

フレア ドアとフェンダーに錆が…

フレアのお客様から『錆』の件でご相談を頂きました。

 

左フロントドアと

サイドシルに大きく広がって出来てしまった錆。

 

修理方法については、出来るだけ費用を抑えたいご要望もあった為

ドアはエコパーツで交換・サイドシルはパッと見た感じの印象が良くなるように と

タッチアップの方法で進めることにしました💡

 

〜サイドシル錆の除去〜

サイドスポイラーを取り外しての作業です。

スポイラーが付いている状態ではあまり分かりませんが

外して見ると中でどこまで錆が進行していたのかが良く分かります🔍👀

 

出来る限り錆を除去する方法として

今回登場したのが『サンドブラスト』という加工技術✨

 

空気の圧力で細かな砂を飛ばし、表面の錆を削り取ります❗️

 

▼こちらがサンドブラスト機

 

作業中は大量の砂が舞う為、完全防備で準備OK〜🙆‍♂️

跳ね返ってくる砂が体に当たると結構痛いんです💦

なのでこの防備は欠かせません✋

 

さぁ!錆落とし!!

 

完了後の床はサンドブラストの砂と削り落とした錆とが混ざって散乱しています😳

 

ブラスト後のお車はというと…

こんな感じ😆

先程のまっ茶々な様子がなくなりました👍

 

この後は防錆処理を行い、ボディ色に合わせて調色・そして塗料をのせていきます。

 

スポイラーを元に戻して、ドア交換も完了したら 完成 🙌🏻✨

 

フェンダーは応急的にと行った作業ではありますが

この出来上がりをみて、とってもご満足頂けた納車となりました😊

 

ありがとうございます♬

フィット クォーター錆修理 〜板金&塗装編〜

前回ご紹介したフィットのクォーター錆修理の続きです❗️👉👉👉

 


 

クォーターパネルを切り取り外しボディ側の錆にも錆が出ていましたね。

 

このまま新しいパネルをつけるわけにはいかず、

これから先も長く乗って頂ける様見えないところも丁寧に作業します✨

 

▲今回錆を落とすのに使用したのはサンドブラスト💡

 

砂を吹きつけ、錆びている部分を一気に吹き飛ばします💨💨

細かい砂で吹きつけるので入り組んだ形状の部分の錆も落すことができます💪

砂が大量に舞い散るため完全防備で作業です😷🥽

 

▼こちらがブラスト前

 

▼これがブラスト後

ベルトサンダーで削った時とは違い、表面はプツプツと砂の後で細かい凹凸ができた状態です。

 


お次は・・
削れてなくなってしまった鉄板部分を欠けている形に合わせて別の鉄板をカットして

当て板し溶接していきます⚡️


☝️赤く囲んであるところが形を作らなくてはいけない部分


溶接後はこんな感じ☝️

ボディ側の処置が完了したら新しく取り付けるクォーターパネルを取り付けるため
合わせる位置を太一さんのおっきな目で入念にチェック👀👀


 

溶接をした後はどうしても錆びやすくなってしまうので
2種類の防錆剤を塗布してしっかり溶接箇所をケアします🏥


ここまできたらいよいよ塗装の下準備に取り掛かります🌈

新しく取り付けたクォーターパネルの合わせ目の部分を綺麗に馴染むようパテを乗せ、ならしたら

サーフェーサーを塗布し、ボディの色に合わせ塗装✨


ここまできたらあと少し‼️

各部、作業のため取り外したガラスやバンパー・ドアを組み付けたら・・・

 

完成です🙆‍♀️🙆‍♀️🌸


娘さんの想い出とともにこれからも長く乗っていけることを願って✨お返しします✨

喜んでもらえたらいいなぁ〜☺️

フィット クォーター錆修理 〜鈑金作業編〜

『色んなところが錆びて来ていて・・・
いくらくらいで直りますか??』

とご相談にいらしたフィットのお客様🚗

▼左右のクォーターやドアなど所々に錆が広がっている状態でした。

▼錆びて鉄板がなくなってしまっています

▼錆びて膨れ上がりいびつな形に

▼給油口の周りも・・😭

『どうにか綺麗にして今後も乗り続けたい』

お話を詳しく聞くと、こちらのお車、実は

亡くなってしまったた娘さんが乗っていた車だそう😢

どのように修理を進めるか予算も考えつつ相談しお車をお預かりさせていただく事となりました🙇‍♀️


 

左右とも錆びており今回、右側は修理、特にひどい左側はクォーターパネルの交換となりました。

 

交換するためにはまず今ついているクォーターパネルを取り外さなくてはいけません💡

 

▼クォーターパネルはこの様に点状にスポット溶接され車体に取り付けてあります👏

そのため取り外すにはその溶接を一つ一つスポット揉みをしてパネルとボディを離す必要が・・⚒

これがなかなか容易ではなく・・2人が掛かりで作業しました👬

溶接部分の中心を捉えたらパネルとボデイに対して垂直に当てドリルで揉んでいきます🌀
削りすぎると穴が空いてしまうので適度な力加減と絶妙な具合で外したら・・

じゃ〜〜ん❗️

パカッと取り外しが完了🙆‍♀️✨


 

あぁ・・・やっぱり・・

ボディ側の鉄板も腐食し朽ちていました😱

 

このままパネルを交換しても内側だけどんどん錆が進行してしまうので

長く乗って頂ける様、内側もしっかり修理します💪✨


 

この続きはまた次回ご紹介しますね♫

お楽しみに〜🤗

ちょっと高級なタッチアップ

『ブログで見たようなタッチアップをしてほしい❗️』

と遠くからわざわざご来社頂いたお客様😊

 

札幌までは何とっ!!

約3時間ちょっとかかる場所からお越し頂きました👀💥

 

そんなに遠くからわざわざ足を運んで頂けるなんて…

嬉しい限りです🙇‍♀️♬

ありがとうございます⭐️

 

 

お車の状態はこのような感じでした👇

 

ルーフに出来てしまった小さな錆。

プクプクとクリアを押し上げているような状態です。

 

以前、他工場で修理をした事があるそうですが

また出てきてしまったと仰っていました。

 

まずは錆を落としていく作業から✨

 

小さな錆ですが、塗装の下では結構広がっているんです💦

サンドペーパーとベルトサンダーで出来る限り除去していきます。

 

丁寧に取り除きました。

 

お次はタッチアップ作業✨

 

お車の色に合わせ、調色しています。

▼混ぜた色は車体の側で確認🔍

 

そして今回登場したのは…

エアブラシ用(絵を描く時)のスプレーガン‼️

 

通常の物よりも大分コンパクトで可愛らしい感じ💓

 

 

筆ペンで塗る方法とスプレーガンで霧状にして吹き付けるのとは

肌への塗料の乗り方が違う為、その見栄えも異なります。

 

ちょっと高級なタッチアップですね✌️😃

 

そのスプレーガンを使って塗料を乗せていきましょう〜♬

 

そして乾かします。

 

完成〜🤗

良い感じに仕上がりました👏

 

 

お客様にも『綺麗ですね!』と喜んで頂くことが出来ました😆👍

ありがとうございます!

 

ランクル80錆修理③

溶接が終わり鉄板剥き出しの箇所はプライマーを塗布し凹みのあるところにパテを付けていきます❗️

もちろん中の防錆は、

いつものようにたっぷりと👍

ボンネットの表面錆は、酸を使い、複数回に分けて錆除去しました。

 

 

溶接、防錆、板金、形成の工程が終わったら

パテを研ぎサフェーサーを入れて紙はりをしていきます。

 

運んでいるのはボンネット、重たい!

✨塗装の様子はこちらです✨

👇タップで動画再生

 

新品の右Fドア冊子が黒色なんです!

今の車はテープがほとんどでしたが昔は黒く塗装していました!

 

最後に磨きをかけて組み付けて完成!

お客様へのお引き渡しを想像すると…

むふふ❤️  きっと喜ぶだろうなぁ!!

ランクル80錆修理

錆修理と車検でご入庫頂いています!

ザビ修理はフード、右サイドシル、左右リアフェンダーです。

右フロントドアもかなりの腐食でしたが新品がまだありました‼️ラッキーです🤞

今日は右のサイドシルの錆の状態をお見せします

表面が盛り上がり、かなり腐食しているのがわかります!

その部分を削っていきます

パテが厚く沢山付いていて鉄板には錆が発生しています😰もっと削っていきましょう!

 

削っていくうちにパテの下からFRPが出てきました!

前の修理の時に、錆で穴が空いているところをFRPで作成したのでしょう!

あーーーっっ!💦

パカっと取れました😱

穴の上にアルミテープを貼りFRPで形を作りパテを付けて塗装をしたのですね!

見たところ錆の防錆がされていませんね!

中も錆だらけですねー

進行し続けていた内側の錆、

今後は少しでも進行を妨げられるように、念入りに防錆しますね!

明日は、錆切除と溶接です👨‍🏭

チョロQみたいな車!錆修理

まるでチョロQのような可愛い車

スズキツイン‼️

今ではほとんど見かけることが無いのではないでしょうか!

スズキアルトをベースに造られた

低価格で楽しくかわいい車です👍

 

悪い処は直して長く乗りたいと、

エンジンから外装まで一通り点検しました!

 

サイドシルが錆びているので、

修理をすることとなりお預かりです🚗

 

錆色が広がりつつあります。

年代的には軽症の錆ですが、早めに直した方が良いですね!

ベルトサンダーで錆を少し落としていきます!

その後に、【あるモノ】を使って、更に錆を落としていきます!

あるモノは、ヒミツ笑笑

マイアイテムです😁

いかに錆を落とすか‼️

錆修理はこれに尽きます👍

後は、プライマーを塗布して塗装します!

 

いつまでも大切にして、

永く元気に乗って欲しいですね!

タイヤハウスの錆修理&防錆

自動車のボディ表面で錆びやすい場所! トップ3!


👑1位フェンダー(タイヤハウス上のパネル)

2位サイドシル(ドアの下の前から後ろまでの長~いところ)

3位ドアの下の角


 

今回ご依頼いただきました車両はインプレッサ。

きれいに大事にしているインプレッサですが、

左右のリヤフェンダーに出てきた錆が気になる!!

 

 

錆は放っておくと、進んでいく一方です。

フロントフェンダーはパーツ交換できる場所なので比較的簡単にどうにかなりますが、

リヤフェンダーは車体と繋がってしまっている上、構造的にも複雑なため修理をするなら早い方が良い部分です!

 

まだまだ長く乗りたいので、思い切って修理をすることに!

 

塗装で隠れて見えにくい錆は、塗装の下でぶくぶくと範囲を広げ、鉄板を侵していきます。

 

塗装を剥ぐと、内側に現れる錆は真っ茶色。

 

残したくないとはいえ、全部を取り除くことは現実的ではありません。

できるだけ削り落とし・・・

 

形が無くなってしまったところは、別の鉄板で形を作ってしまいます。

 

残っている錆には、まず、専門防錆剤(透明)を塗布し、

錆が持っている水分を吸い取ったうえで、固めて外部からの水分や空気を遮断します。

 

そして、プライマーを用いて更に外からの錆を防ぐのですが、

リヤフェンダーは1枚の鉄板ではなく、2枚3枚と袋上に形成されているので

袋の内側にも防錆してあげないと、長持ちしません。

 

トランクの内側から、リヤフェンダーの内部へ、

四方八方に霧状に噴射するホースを使用し、

外側迄流れ出てくるほどにたっっっぷりと防錆剤を噴霧します。

 

ボディ表面にも丁寧に塗布。

 

しっかり乾かした状態で、

塗装の準備に入ります。

 

修理の過程をyoutubeに動画をアップしましたので

お時間があればご覧ください😊