塗装の劣化

先日修理したハリアーの羽!

バックドアの上に付いているルーフスポイラーの事です

塗膜の劣化によりクリアーが割れている状態😭車の上部、ボンネット、ルーフ、バックドアなどは紫外線の影響が大きいので側面のパネルと比べると劣化が早くなってしまいます😫

その劣化を遅くしたりするには、コーティングをしてマメに手入れをすれば劣化をかなり遅くできます!

今回の劣化具合はこれです!

水垢のような、塗膜がひび割れて白くなっています

ちょっとアップすぎるので遠目から、全体が劣化しています😭

ダブルアクション機械で劣化した色を削り落とします

機械で研いでいくと下の素材が見えてきます

もう少し詳しく説明すると、塗膜がなくなったところが白くなります

下の画像を下から順番に見ると最初の白い劣化したクリアー、次が黒色となっているのがわかります!

この劣化した色を全部削りサフェーサーを入れ、研いで塗装の準備にかかります

ルーフスポイラーを塗装するときは一工夫が必要です!

そのまま台に置いては塗装できないので吊るして塗装が必要です!

この台はオリジナル!なんだったか忘れましたがボンネットヒンジを溶接して作っています😄

塗装すると!!ピカピカに!!

これで長持ちしますからね〰︎😄

 

 

 

ライフ ブレーキパッド脱落

ブレーキパッドが外れて落ちたと連絡が入り緊急引き取りが発生

な〜んで外れちゃったんだ?って考えたけど解らないから分解点検だ(笑)

ここのブレーキパッドが外れてしまったんだろうとしか思えないほど右前のホイールが変色

この大量の錆色は何かしらの金属が擦れたことによる鉄粉

ちなみに左前のホイールがこちら

リフトアップしてタイヤを外してみるとかなり深刻な状態に😰

ブレーキパッドが無くなったまま走行を続けてしまいパッドの土台とディスクが擦れて薄くなったパッドの土台が取り付け部の隙間から脱落

脱落後もブレーキを踏んだことでキャリパーのピストンが抜けてしまいブレーキオイルが漏れ出てしまっていました

きっとブレーキ時に変な音するな〜って思いながら使用されていたのかと思われます

聞きなれない音がブレーキ時に少しでも聞こえたら迷わずテクニカルオートにお電話くださいね🙂

 

 

 

 

 

 

アルファロメオSZ FRPボンネット修理

アルファロメオSZ(Sprint Zagato)は、
1989年に発表された世界限定1,000台のスペシャルモデルです。

ちょっとクセが強くて“怪物”のような存在ですが、今では伝説的な一台!
でも私は入庫して初めてこの車を知りました😅

そこで少しこのアルファロメオSZに付いて説明をしますね!

アルファロメオSZ 特徴と背景

デザイン:イタリアのカロッツェリア「ザガート(Zagato)」が担当。直線的で角ばったボディと、当時としては珍しい樹脂製パネルが特徴。外装全部がFRPです。
ファンの間ではその独特な見た目から「Il Mostro(イル・モストロ=怪物)」と呼ばれていました。

ベース車:アルファロメオ75(セダン)をベースに開発。足回りやメカニズムをチューニングしており、走行性能は本格的

エンジン:3.0L V6(通称“ブッソV6”)。210馬力前後を発揮し、乾いたアルファらしい官能的なサウンドを持ちます。

生産台数限定1,000台(実際には1,036台とも言われる)。

 

アルファロメオSZ  新車価格

発売当時(1989年頃)の日本での新車価格は約1,000万円!

当時の国産フラッグシップ(トヨタ センチュリーや日産プレジデント)が1,000万円しなかった時代なので、相当な高級スポーツカー扱いでした。

そんなお車の修理です

ボンネットを開けていて風で煽られて傷が付いてしまったと😭

FRPが欠けてしまっています😭

ワイパーで傷ついてであろう傷

ボンネットを外して割れているFRPを修理します

FRPの主剤と繊維を混ぜて修理します

ボンネットに複数の色割れも直してサフェーサーを入れます

今回はボンネットヒンジも修理してほしいとのことで、最初の状態がこちら

なぜが色が無いところがあります😅

ヒンジを脱着すると色割れが良くわかりますね😭

正直ボンネットの修理よりヒンジの修理の方が手間がかかります😭

研いで色を落とすは、ものずごい手間なのでシンナーにつけて落ちるだけ落とします!

やっと色を落としプライマーを塗布

ようやく塗装まで漕ぎ着けました😄

完成!!

 

スパークプラグ交換

レッカーされてきた一台の修理車

走行中にエンジンが止まってしまい走れなくなったとのこと

エンジン始動を試みるがブルブルが大きく回転が上がらないしメーターにはチェックランプが点灯(黄色いランプ)

こうなるとまずやるべきことは、ただ一つ診断機をつないで故障コードの読み取りです。

エンジンの項目に幾つかのコードがありました

3番の失火判定があるので点火系統の点検をしなければ!

ってことでスパークプラグを取り外すためにエアークリーナーボックスを外し、

イグニッションコイルというスパークプラグの真上に付いている部品も外してからの取り外し

これは・・・見た目じゃ別に〜って感じ😆

しかし原因はこれなんです!😅

火花が飛ばせなくてエンジンがブルブルとアンバランスになってました。

コイルもプラグも全数新品に交換で完了

見た目の判断がつかない部品が多くなってきてるので故障診断にスキャンツールと呼ばれる外部診断機が必需品な時代ですね〜

もちろんテクニカルオートもちゃんと持ってますから安心してくださいね😊

 

発電不良❗️

最近エンジンがかからないとか走ってたら止まっちゃったとかバッテリーがあがっちゃったっていう相談が頻発!

なぜかは分からないですが同じ内容の故障が重なることが時々あります😅

その中の一台

エンジンがかからずレッカー入庫のお車です

バッテリージャンプ用のバッテリーパックを繋ぐと普通にエンジンがかかる

外すと止まる

イコール  電気が足りない😭  バッテリー端子電圧をみても12ボルトを下回ってるので

発電機(オルタネータ)の交換決定!!!

古いオルタネータを取り外し

交換用に取り寄せたリビルド品のオルタネータに交換し

電圧が14ボルト以上になったのでバッチリ👍

リビルド品とは再生部品のことで内部の必要な部品を交換し外側のケースを洗浄や塗装を行い

見た目はすっかり新品部品!

中古部品よりは値段が高いですが、ほぼ新品のような部品に保証が付いてくるので安心できますよね〜〜〜

リビルド部品のご用命はテクニカルオートですよ😁

 

 

 

 

 

 

 

プロペラシャフトをオーバーホール

ハイラックスから取り外したリヤプロペラシャフト

ジョイントがガタガタになり走行中ブルブルさせちゃっていたこのシャフトを

そのまま捨てるのは勿体無い!ジョイントの交換セットが補修部品として出ていたのでーーー

『よ〜し!交換したことないからやってみよ〜〜😁』

グリースまみれのジョイントを洗浄しCリングを外したら

コンコン、コンコンとハンマーとタガネで内側からベアリング部分を抜き取っていきますが錆が進んでいるせいか中々抜けてこない

ひたすら地道に

少しずつ

ばらし終えたら一安心 ばらせたぁ〜〜😆

新しいジョイントセットを準備してから

シャフト側の錆おとしと清掃して組み付け開始です!

錆びてないのでスイスイ組みあげれました😄

これでまたひとつ経験が増えてレベルアップしましたよ!ジョイントのガタはテクニカルオートへ😊

 

エアコンガス漏れ診断

エアコンが活躍する季節なので修理の依頼も多いです!

スイッチ入れても冷えるどころか温かい風しか出てこないとのことで入庫のお車

まずはガスがちゃんと入っているか確認するために専用の機械で回収していきます。

回収量は〜〜0グラム・・・ なーんも入ってませんでした。😰

どこかからのガス漏れが確定なので、いつもの蛍光剤とガスを充填してどこから漏れているか診断を進めます。

ガスが通るところを紫外線ライトをあてながらゆっくり見ていくと

あった〜!コンデンサからの漏れでした〜

ちょっと見にくい部分での漏れでしたがしっかり蛍光剤が仕事して教えてくれましたよ😄

ぱっと見では漏れてなさそうですが下側の隠れている部分での漏れだったんです。

社外品ですが新品のコンデンサに交換して無事完了できました。

真夏の今、エアコンの故障はかなり厳しいですよね!全く効かなくなる前に、ちょっと冷えが悪いなと思っただけでもテクニカルオートにお立ち寄りくださーい

 

 

 

 

カニエース🦀

水産関係のお仕事で使用しているハイエースでスライドドアが開かないというご相談。襟裳からのご来店です。

片側スライドドアタイプのハイエースでスライドドアが開かないのは不便すぎますね。

ローラーアームのベアリングがダメになっているのでしょうか、さっそくスライドドアを取り外していきましょう!

なかなか外れにくいですが何とか外してみると・・・

サビサビサビ❗️❗️

海水の影響でしょうか、こんな風にサビているのは見たことないです。

動かなくなったベアリングで削れてフロアに穴があいています。

穴周りの錆を落として溶接出来る状態にします。

型取りをし鉄板から切り出したパーツを溶接して平滑にします。

スライドドアのローラーアームは上、中、下と3個あります。上と中のローラーアームのベアリングも回数の影響を受けているはずなので念のため交換します。

スライドドアを取り付けて動きを確認して完了です✌️

なかなか珍しい修理でした。

こんな感じのは直るのかな?とお困りの際はぜひご相談くださいね😊

ドライブシャフトブーツを社外品で交換!

ドライブシャフトのジョイント部分は蛇腹状のブーツで覆われているんですが

このブーツを純正部品で交換しようとすると

ブレーキやサスペンション周辺の分解を行いシャフトをミッションやデファレンシャルから引き抜き

オイルシールの交換やオイルの補充など、いくつもの作業が必要となってきます。

しかーし!

社外品のドライブシャフトブーツで通称 『割れブーツ』 と呼ばれるそれを使用すれば

車種にもよりますが、余計な分解はほぼ無くブーツだけを交換できるんです😁

この破れたブーツ

ブーツバンドを外して

ブーツをカッターで切って外し

用意しておいた社外品ブーツを

かぱっと嵌めてバンドを締めたらハイ終了!

時間も費用も節約になる便利なアイテムなのでおすすめします😄

ドライブシャフトのブーツ交換はテクニカルオートですよ〜

 

 

 

 

 

レガシィ燃料ポンプが・・・

エンジンがかからなくなってしまいレッカー入庫されたのが1月の末

どれどれ〜ってキーを回すとヴォーーーーーって普通にかかっちゃった😰

4〜5日様子を見たらやっと症状が出てスタータモーターがキュンキュンキュンキュン回って燃料ポンプがキィーーーーーンって音を出して動いてるのに

エンジンかからず!

燃料ホースを外して燃料ポンプを動かすと普通はガソリンがピューーーーって出てくるのにポタッとも出てこない・・・これはポンプの故障だなぁとしか思えず新品ポンプへ交換

試運転をして調子よく動いていたのも3日ほど

あら〜またエンジンがかからない😫

これはもう燃料の圧力を測定しないとまずいかも〜ってことでゲージを用意して計測!

指針がブルブル震えながら550キロパスカル

教えてもらっていた基準値が200〜250キロパスカルなのでアウトーーー😭

まさかの数値でした。圧力が上がらなくてエンジンがかからないことは経験ありだったんですけど圧力が高すぎて燃料ポンプが壊れてエンジンがかからなくなってしまうなんて・・・

プレッシャーレギュレーターという部品を交換

圧力を再計測

見事基準値内にピタッと落ち着いてくれました〜

結構長いお預かりでしたが解決でき、お客様に喜んでいただくことができました😊