バンパー交換〜お持ち込みパーツでの対応〜

昨年の秋口にバンパー交換のご相談をいただいていたエスティマのお客様。

バンパー本体には、亀裂があちこちに見られ

バラバラになってしまわないようにと、透明なテープで固定された状態でした。

 

フロントバンパーのリサイクルパーツを長期に渡りお調べしていましたが

こちらで在庫も出てこず…の状況で、諦めかけていた矢先‼️

お客様から 「フリマサイトで見つけて購入出来ました」との連絡が😊✨

 

早速パーツをお持ちいただき、ぐるぐると丁寧に梱包されていた物も

一緒に開封し、商品を確認🕵️‍♀️!

小さなひび割れや、取り付け部に一部欠損した箇所はありましたが

取り付け自体は大丈夫そう!との判断でパーツはお預かり。

そして、お車も後日ご入庫いただく運びとなりました。

 

いざ、作業🔧

バンパー交換だけの作業ではありますが、ちょっとしたアクシデントも付きもの💥

ボルトが古くなってくると、回した時に折れ込んでしまうケースも多いんです😭

 

でも大丈夫。

そんな時は、ドリルで揉み出して取り除く!!

抜き取りが出来たら、バンパーを装着してボルトで止めるだけ!!

 

そして、取り付け部に欠損がみられた箇所にはこのような処置を👇

 

バンパー旧バンパーから、この部分をカット✂️

タイラップでバンパー本体と連結させ、少しでも安定させられるように。

もちろんサービスです😁🍀

 

最近の傾向として、リサイクル品のバンパーの在庫が中々出てこない状況ではありますが

長期で検索をかけてみることや、今回のようにお持ち込みでのご対応も可能です。

まずはご相談からでもお気軽にお声がけくださいね🎵

アクスルビーム交換🔧

先日のブログでご紹介した、ヴィッツのアクスルビーム交換の様子をご紹介

 

この工程、結構な重整備なんです😅🔧

でも作業はずーっと見ていると面白い♬

 

さぁ交換の様子スタートです🚩

ドラムを外した後 ライニング、サイドワイヤー、ブレーキホース、ABS配線…などなど。

繋がっている所を順番に取り外していくところから(16日のブログをご参照ください☺️

 

アクスルの付け根のボルトを緩めます。

 

全ての取り外しが終わったら、取り外した物を乗せるためのウマを4箇所準備。

そこにアクスルを乗せて、車体から切り離し!

綺麗に外れて、リフトで上がっていく車両をみると

つい「おぉ〜!!」と声が漏れてしまいます😆

 

取り外し完了👍

ここまでの作業でも、約40分かかりました💦

 

一息ついて、今度は取り付けを進めて行きます‼️

取り外しと逆の手順です

アクスルホーシングはリサイクル品で準備しました。

 

▼コイルスプリング

▼ABSセンサー

▼サイドワイヤー・ブレーキホース・シューをそれぞれ順番に

▼最後にドラムを装着

 

全ての組み付けが完了したら、最後にはブレーキエア抜き作業

 

最後に4輪アライメントで足回りの計測をして終了〜😆🎉

 

準備から全ての作業が完了出来るまでのトータルみると

3時間近くも掛かる大変な作業。

その分、やりがいのあるお仕事です😊👍

 

アリオン 右フロント部修理

右フロント損傷のお車。

フロントフェンダーが大きく変形しています。

 

『この車を、自費で安く修理したい』とご相談を頂きました。

 

何パターンかのご提案をさせて頂いた上で

一番、大きな損傷を受けているフェンダーはリサイクルパーツをお探ししてみる事に🔍

 

最初は状態の良いパーツも出てこず…の状況でしたが、日を開けながら諦めず何度かに渡りお探ししてみると、そのまま使用できそうなパーツを発見👏👀

数少ない種類のリサイクルパーツは、タイミングにより見つかることもあれば1年2年待つこともあります。

やった‼️ 出てきた‼️と思い、

お客様にすぐにお知らせしました🤙🎶

これで安価修理ができそうです✨

状態も良さそうなのでリサイクルパーツをそのまま使用してフェンダーを交換、

そしてバンパーは歪み修正&タッチアップ!

という内容で修理を進める事に決定👍✨

 

リサイクルパーツは同色の物で取り寄せても、使用条件などにより色味が微妙に違ったりする可能性もあるのですが、到着したパーツを着けてみた感じも違和感なく、なかなか良さそう🙆‍♀️

 

 

ご満足頂ける修理が出来てよかった🤗

 

ありがとうございました。

車のドア 中古で交換の注意点

保険を使用せず、自費で修理をする場合、交換部品にリサイクルパーツを使用することがあります。

料金を抑えるために、現車と同じ色のパーツを探し、塗装はせずに部品の交換だけ!

ただし、同じ色とは言っても、

車体ごとに微妙〜に色の違いがあるため、ピッタリしっくりの時と、大丈夫かなぁーー?と思う時があり、取り付けてみるまで、

その違いは確認できません。

それは、新品のパーツと現車の色との違いも同じですが…。

▼テクニカルオート施工ではありませんが、赤のソリッドは大変です。

👆これは極端ですが、

色味については、微妙な色の違いが気になるかならないかは個人差があるため、本人が見てどう感じるか?に左右されます。

また、同じ年式・型式の車の物でも、グレードの違いで間違い探しのような微妙な違いが出てきます。

👇次の2枚の写真は、中古のドアをそのまま付けた時と、元通りになるよう細工をした時

交換したのはフロントドアです。

さて、どこが違うでしょう〜?

上の写真は中古のドアを、キャッチだけ取り替えてそのまま付けた写真。

下の写真は、現車の通り直した写真です。

正解は、

▼ミラーの違いと

▼サッシュテープの有無

このサッシュテープを外すには、

▼ここ!!!

ドアバイザーを外さないとなりません。

ドアバイザーを取り外し、バイザーを再使用するためには、接着してある頑丈〜な両面テープを、結構〰️な時間をかけて頑張ってキレイに取らなくてはならず、なかなか大変なんです💦

塗装をせず安価で抑えるために同色の中古部品を取り寄せますが、グレードの違いによりこういった細かい違いを直したり、

ドアの内装側の色が違ったりすると組み替えたり…

もちろん、ドアの鍵も元のものを使うために移植したり。

一見簡単そうに見えますが、意外と、ポンポン!と単純な訳ではありません😅

出来上がりのイメージが違わないよう、安すぎる修理の場合は、こういったちょっとの違いについても念のため確認が必要ですよ!