パーツお持ち込みの場合は気をつけて!

テクニカルオートでは、パーツのお持ち込みにご対応させていただく機会も多いです。

 

「修理費用を少しでも安くしたい!」

という気持ちも凄くわかるので、お手配いただく事事態は全然OK🙆‍♀️

 

ただ、注文される時に、

ご自身の車両とピッタリ合うものかの確認はしっかりとしておきましょう☝️

 

 

例えば…先日お預かりしたお車。

ヘッドライトの交換が必要でした。

 

LED仕様なので、新品パーツはとっても高価なもの👀💥

金額を聞くと、ヒィィィィ😱ってなっちゃうほど😅

 

少しでも費用を抑えるために、ご自身でお手配いただいたまではいいのですが
いざ取付しよう!と修理を進めると…

 

あれ?合わない⁉️

 

 

よ〜くみてみると、外見は同じ。

でも

カプラー・配線・レベライザー などが、少しずつ違っていました。

 

そして残念なことに、このパーツは非分解😫💦

取付ができるように、部分的に移設すると言った事も出来ません。

こうなれば、せっかく手配したパーツも諦める他ないのです…。

 

今回は、泣く泣く、適合するパーツを探し直して

見つかった物で交換する方法となりました。

 

 

オークションやフリマサイトで部品は簡単に仕入れられますが

年式や型式など、車検証情報だけで購入をしてしまうと

車両のグレードなどの違いから、このようになってしまうケースも少なくありません‼️

 

せっかく安く購入が出来ても、合わないものとなってしまうと

費用が嵩んでもったいないですよね😭

 

そうならないためにも、注文前にはしっかりとした情報で

細かい部分も確認をしておくと安心ですね😊👍

リサイクル品の奇跡🌸

リヤゲートの損傷で、ガラスも割れてしまったお車がご入庫。

自費での修理だったため、出来るだけ費用を抑える方法で

リサイクルパーツをお調べしていました。

 

最初は他色でしか出てこなかったので、塗りの費用もかかってしまう予定だったのですが…

少しだけ期間を設け、何度かにわたりお調べしてみたところ✨!!

 

同色で綺麗な在庫を発見‼️ 🥳🎉

お色がお色なだけに、まさに奇跡の瞬間でした🎵

 

すぐに手配し、作業に取り掛かります。

 

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▼リヤゲートとリヤバンパーを取り外した状態です

衝撃で押されたことでパネルが全体的に内側に入り込んでしまっていました。

まずは引っ張ってそれぞれ正常な位置に戻してあげる事が必要です。

 

修正が完了した後は、パネルはカット✂
新しいパネルを装着する為の準備に取り掛かります。

パネル交換するなら、引っ張る作業はいらないのでは?と思ってしまいますが

内側に入り込んでしまったパネルは、元の位置に戻さないと

新しいパネルもきちんと装着出来ないのです☝️

 

▼新しいパネルを装着して溶接でとめます

▼入荷したリサイクルパーツも装着してフィッティング確認

 

続いて、塗装の作業に移行。

▲右側半分は塗装を掛ける前状態です。
防錆をたっぷりと塗布した状態で、色を掛ける前には下処理も。
そして左半分(既に塗装済)のように全体に色を掛けていきます。

 

手配したリヤゲートには、バックカメラがついていないため

現車から移設も行います。

配線の移設もあっちこっち通してなので

意外と大変な作業なんですよ〜😂

 

元々カメラ無しのリヤゲートへの移設になるため、穴開け加工も同時に必要になります。

ホンダマークの入ったフィニッシャーと、リヤゲート本体に。

穴を開けたところから錆が出てしまわないように

タッチアップできちんと保護も忘れずに。

 

新しいリヤバンパーも装着したら完成😊⤴️⤴️

 

車検のご依頼もいただき、長期のお預かりではありましたが

リサイクル品が奇跡的に見つかった事にも「本当に良かった!」

と喜んでいただくことが出来ました😄🎵

バンパー交換〜お持ち込みパーツでの対応〜

昨年の秋口にバンパー交換のご相談をいただいていたエスティマのお客様。

バンパー本体には、亀裂があちこちに見られ

バラバラになってしまわないようにと、透明なテープで固定された状態でした。

 

フロントバンパーのリサイクルパーツを長期に渡りお調べしていましたが

こちらで在庫も出てこず…の状況で、諦めかけていた矢先‼️

お客様から 「フリマサイトで見つけて購入出来ました」との連絡が😊✨

 

早速パーツをお持ちいただき、ぐるぐると丁寧に梱包されていた物も

一緒に開封し、商品を確認🕵️‍♀️!

小さなひび割れや、取り付け部に一部欠損した箇所はありましたが

取り付け自体は大丈夫そう!との判断でパーツはお預かり。

そして、お車も後日ご入庫いただく運びとなりました。

 

いざ、作業🔧

バンパー交換だけの作業ではありますが、ちょっとしたアクシデントも付きもの💥

ボルトが古くなってくると、回した時に折れ込んでしまうケースも多いんです😭

 

でも大丈夫。

そんな時は、ドリルで揉み出して取り除く!!

抜き取りが出来たら、バンパーを装着してボルトで止めるだけ!!

 

そして、取り付け部に欠損がみられた箇所にはこのような処置を👇

 

バンパー旧バンパーから、この部分をカット✂️

タイラップでバンパー本体と連結させ、少しでも安定させられるように。

もちろんサービスです😁🍀

 

最近の傾向として、リサイクル品のバンパーの在庫が中々出てこない状況ではありますが

長期で検索をかけてみることや、今回のようにお持ち込みでのご対応も可能です。

まずはご相談からでもお気軽にお声がけくださいね🎵

アクスルビーム交換🔧

先日のブログでご紹介した、ヴィッツのアクスルビーム交換の様子をご紹介

 

この工程、結構な重整備なんです😅🔧

でも作業はずーっと見ていると面白い♬

 

さぁ交換の様子スタートです🚩

ドラムを外した後 ライニング、サイドワイヤー、ブレーキホース、ABS配線…などなど。

繋がっている所を順番に取り外していくところから(16日のブログをご参照ください☺️

 

アクスルの付け根のボルトを緩めます。

 

全ての取り外しが終わったら、取り外した物を乗せるためのウマを4箇所準備。

そこにアクスルを乗せて、車体から切り離し!

綺麗に外れて、リフトで上がっていく車両をみると

つい「おぉ〜!!」と声が漏れてしまいます😆

 

取り外し完了👍

ここまでの作業でも、約40分かかりました💦

 

一息ついて、今度は取り付けを進めて行きます‼️

取り外しと逆の手順です

アクスルホーシングはリサイクル品で準備しました。

 

▼コイルスプリング

▼ABSセンサー

▼サイドワイヤー・ブレーキホース・シューをそれぞれ順番に

▼最後にドラムを装着

 

全ての組み付けが完了したら、最後にはブレーキエア抜き作業

 

最後に4輪アライメントで足回りの計測をして終了〜😆🎉

 

準備から全ての作業が完了出来るまでのトータルみると

3時間近くも掛かる大変な作業。

その分、やりがいのあるお仕事です😊👍

 

アリオン 右フロント部修理

右フロント損傷のお車。

フロントフェンダーが大きく変形しています。

 

『この車を、自費で安く修理したい』とご相談を頂きました。

 

何パターンかのご提案をさせて頂いた上で

一番、大きな損傷を受けているフェンダーはリサイクルパーツをお探ししてみる事に🔍

 

最初は状態の良いパーツも出てこず…の状況でしたが、日を開けながら諦めず何度かに渡りお探ししてみると、そのまま使用できそうなパーツを発見👏👀

数少ない種類のリサイクルパーツは、タイミングにより見つかることもあれば1年2年待つこともあります。

やった‼️ 出てきた‼️と思い、

お客様にすぐにお知らせしました🤙🎶

これで安価修理ができそうです✨

状態も良さそうなのでリサイクルパーツをそのまま使用してフェンダーを交換、

そしてバンパーは歪み修正&タッチアップ!

という内容で修理を進める事に決定👍✨

 

リサイクルパーツは同色の物で取り寄せても、使用条件などにより色味が微妙に違ったりする可能性もあるのですが、到着したパーツを着けてみた感じも違和感なく、なかなか良さそう🙆‍♀️

 

 

ご満足頂ける修理が出来てよかった🤗

 

ありがとうございました。

車のドア 中古で交換の注意点

保険を使用せず、自費で修理をする場合、交換部品にリサイクルパーツを使用することがあります。

料金を抑えるために、現車と同じ色のパーツを探し、塗装はせずに部品の交換だけ!

ただし、同じ色とは言っても、

車体ごとに微妙〜に色の違いがあるため、ピッタリしっくりの時と、大丈夫かなぁーー?と思う時があり、取り付けてみるまで、

その違いは確認できません。

それは、新品のパーツと現車の色との違いも同じですが…。

▼テクニカルオート施工ではありませんが、赤のソリッドは大変です。

👆これは極端ですが、

色味については、微妙な色の違いが気になるかならないかは個人差があるため、本人が見てどう感じるか?に左右されます。

また、同じ年式・型式の車の物でも、グレードの違いで間違い探しのような微妙な違いが出てきます。

👇次の2枚の写真は、中古のドアをそのまま付けた時と、元通りになるよう細工をした時

交換したのはフロントドアです。

さて、どこが違うでしょう〜?

上の写真は中古のドアを、キャッチだけ取り替えてそのまま付けた写真。

下の写真は、現車の通り直した写真です。

正解は、

▼ミラーの違いと

▼サッシュテープの有無

このサッシュテープを外すには、

▼ここ!!!

ドアバイザーを外さないとなりません。

ドアバイザーを取り外し、バイザーを再使用するためには、接着してある頑丈〜な両面テープを、結構〰️な時間をかけて頑張ってキレイに取らなくてはならず、なかなか大変なんです💦

塗装をせず安価で抑えるために同色の中古部品を取り寄せますが、グレードの違いによりこういった細かい違いを直したり、

ドアの内装側の色が違ったりすると組み替えたり…

もちろん、ドアの鍵も元のものを使うために移植したり。

一見簡単そうに見えますが、意外と、ポンポン!と単純な訳ではありません😅

出来上がりのイメージが違わないよう、安すぎる修理の場合は、こういったちょっとの違いについても念のため確認が必要ですよ!