ガラガラ音の後のランプ点灯、原因が不思議!

タントのお客様が入庫しました。


走行中 ガラガラガラッ!っと異音がして、

バッテリーランプが点灯。

水温計マークも点灯。

エンジンチェックランプも点灯。

慌ててエンジンを止め、

テクニカルオートまでレッカー移動・・・

⚠🚗⚠


 

エンジンルームを見てみると、ベルトが外れてる!!

なんで???? と思ったら、

ウォーターポンプ・プーリーのボルトが足りない…💧

4本あるはずのボルトが、1本しかない!

“外れて落ちてしまったのかなぁ?”などと考えながら、

プーリーを外してみると。。。 折れてる!!!!😨❢

聞くと、2~3ヶ月前に、他の工場でウォーターポンプを交換されているそうですが、

今頃になって、こんな事になるって??

どういうこと????

何がどうなるとこうなる????

 

頭の中が、『❓』マークでいっぱいになっちゃいましたが…😅

 

このままではどうしようもないので、

引き続き、直すことになりました。

結果的には、2~3か月前にせっかく交換した部品は使用できないため、

また、新しい物への交換が必要です。

かわいそう…😫

 

でも、こちらのお客様は、変だなと思ってすぐに車を止めエンジンを止めてレッカー移動という選択をしてくれたので、本当に良かったです。

 

皆さんの車も、もし! メーターパネル内の『赤い表示のマーク』が点灯したときは、

すぐに停車しましょうね!

 

タントのお客様、

今度は、きちんと直りますのでご安心くださいね!

 

バッテリーマーク点灯 その原因は

☎️RRRRR

👨‍🦰『そちらで、オルタネータの交換ってできますか?』


一本の電話がありました。

お電話の感じから、テクニカルオートを初めてご利用いただく方のようです。

オルタネータとは、バッテリーに電気を送る発電装置のことで、

ダイナモとも呼ばれます。


👱‍♀️『オルタネータの交換ですね、できますよ。今、発電していない状態ですか?』

👨‍🦰『いえ、走ってはいるのですが…』

👱‍♀️『ギリギリ…? 発電不良ということですね?』

👨‍🦰『はい、今から行っても良いですか? 急に代車なんて借りることできませんよね?』


入庫したい車は軽自動車とのことでしたが、さしあたり大きい車でも良ければ!と戻ったばかりの代車を用意してお待ちすることになりました。

👨‍🦰『月寒からなので、15分か20分で着きます!』

代車は毎日引っ切り無しに動いているため、ちょうど良いタイミングでした。


ご来店の予定を、フロントの女性スタッフと確認しているうちに、

そのお客様は到着されました。

👨‍🦰『先程電話した者ですが、オルタネータの交換で…』

👱‍♀️『オルタネータを交換したいということは、どちらかで診断されたのですか?』

👨‍🦰『いえ、どこにも診てもらってません。スタンドには寄ったのですが。』

👱‍♀️『スタンドですか🤭‼️ では、もう少し具体的にお話を伺いますね。』

詳しく訊くと、

👨‍🦰『数日前からキュルキュルという音が鳴っていて、今日、急にバタバタっと音が鳴ったと思ったら、バッテリーのランプが点灯したんです。』

ーーーーーーー…え!

それは、オルタネータ以前の話かも…。

もちろん、お客様のご依頼通り、

オルタネータの交換はできますが、

その状況だと オルタネータというよりは、ベルトが切れてしまっている可能性が…!

お預かりして直ぐに確認してみると

やっぱり!!

2本掛かっているうちの1本が無くなっているのがわかります。

切れて脱落したのでしょう。

見えにくいけど、

▼ここです

これでは、発電機も回らないためバッテリーへの電気も流れません。

オルタネータ(発電機)が動いていない状態は間違いありませんが、原因はオルタネータの不良ではなく、電動源です。

これでは、『充電できません〜』と言って、バッテリーランプも点灯する訳です。

すぐにベルトを注文し、取り付けて

発電状態、バッテリーの状態、エンジンの動作確認などチェックし、

即日で納車完了です。

今回はトラブル発生場所が近く、直ぐに来て下さったこともあって大事には至りませんでした。

点灯したランプのマークで大まかな状態は把握できるかもしれませんが、何故?という原因によっては車を動かさない方が良い場合があります

ベルトが切れてしまった場合、車種により、発電機だけでなくウォーターポンプも動かなくなってしまうため、エンジン冷却水も回らなくなってしまいます。そういった場合はエンジンにもダメージを与えてしまいますので、異変を感じた場合は、先ずは車を速やかに邪魔にならない場所でエンジンを停止させてお電話いただき、詳しく教えてくださいね🙏✨