クーラント足りてる??

先日、ラジエーターの交換が必要なお車がご入庫となりました。

 

1台は ガソリンスタンドで「クーラントが足りないですよ」と声をかけてもらい

漏れていることに気が付いたケース。

 

原因はどちらも「ラジエーター本体」の経年劣化。

 

ボンネットを開け、ラジエーター上部を覗き込んでみると

緑の液体(ピンクもあります)が固まり結晶化となっている状態でした。

 

スタンドでは、サブタンクに1L近く補充してもらったようですが

その3日後くらいの来店でも、結構減ったのかな〜🤔と感じられる様子。

 

「クーラントの減りが早そうなので、ラジエーターを早めに交換しましょう!」

と社外新品のラジエーターを準備し手配し交換。

 

外れたラジエーターは、上が全体的に濡れてしまっていました。

 

新旧比べるとこんな感じ👇

 

クーラントが減っている!と気がつく内はいいのですが

それが深刻になると、暖房が効かない症状が出たり

最悪の場合は、オーバーヒートの症状にもつながります。

 

クーラントは基本、自然に減るものではないので

サブタンクが減っているなぁと感じたら要注意です☝️

納車前の洗車 最終点検で発見

板金修理でお預かりした車両。

納車前には手洗い洗車をして、修理箇所の点検と電気まわりの点検を行い、お返ししています。

ボンネットを開け、ウォッシャー液を補充した時、

あれ?…このクルマ…

クーラント(エンジン冷却水)が足りていません!

ラジエーター内は足りていますが、サブタンクが空の状態😱

このまま気づかず走ると、もしかしとらオーバーヒートに繋がるかもしれない💦

キャップを開けたら、普通はクーラントがビッチリあるはずですが、

なんと、1.5Lもの量が足りていませんでした。

少し多めに入れておきましたが、このピンクの液体がクーラントです。

車に使用する液体で一番派手な色です!

車により使用している色は違いますが、

どピンク、まミドリ、

ブルーハワイシロップのような濃いブルー。

この3種類のうちのどれかです。

ちゃんと入っているかどうか、ガソリン給油の時でも良いので、たまに見てあげてくださいね。

大丈夫か?クーラント漏れ!

エンジンを冷やすための、クーラント(エンジン冷却水)。

ラジエーターの中を通って、エンジンがオーバーヒートしないように、冷やす役割をしている液体です。

ということは。

エンジンがオーバーヒートする時は

クーラントが漏れている可能性大!!

ロングライフクーラントが漏れている

きゃーー😱何これ〜〜〜!!!

誰の車!?

配達のトラック止まってたよ!

大丈夫〜〜っ😰?

……………………………

クーラントの色は、オイルと違って鮮やかな色!

赤、又は 緑。 たまに青。

まるで、かき氷のシロップのような色です。

エンジン冷却水は鮮やかな色で分かりやすい。

クーラントが漏れていると、漏れた液体が焼けて独特の甘い匂いが室内に入ってきます。

でも、その匂いを知らない人は、クーラントが漏れていると気が付かないかもしれません。

今の季節、駐車場は雪で真っ白で分かりやすいので、いつも止めている場所に赤や緑の色が落ちていたら、点検してもらいましょうね!

ちなみに、真っ黒なら汚れて漏れているエンジンオイルです。