下廻りや外装の錆の修理について、
どのようにできるか相談したい。
そう言って、乗って来た車は
スバル R2。
『何とかして、できるだけ乗ってあげたい』
そのお客様は現在、東京で働き、暮らしているといいます。
何故?東京の人が、わざわざテクニカルオートに???
実は、相談のR2は お父様の形見の車だとのこと。北海道のお姉さんが、なんの相談もなく、もう乗らないからと言って廃車にするところだった!と半分怒ったように、そして、半分悲しそうに話してくれました。
外装の錆の状態をぐるっと一周確認し、
リフトアップして下廻りも確認。
1つずつの概算金額と修理方法の提案、大まかな全体の修理金額をお話ししたところ、
『インターネットで調べて、調べて、決めてここに来たから、ここでしかお願いするつもりはないんです。』
…と、何とも嬉しい言葉。
そして、
『東京に戻るので、時間は掛かっても構いません。』そう言い残して、そのままR2をお預かりすることとなりました。
サイドシルなど車体側、下廻りの錆修理とあわせ、今後も錆が出て来にくいようにしっかりと防錆処理も施しました。
ドアやフロントフェンダーなど、ボルトで取り付けてある部品は、本州から錆びていないリサイクルパーツを取り寄せ、交換。
下廻り全体は防錆塗装を行い、今後の対策もバッチリ👍
バンパーのキズはついでに一緒に直してあげました。
お引き渡しの時の、お客様の喜ぶ顔を想像するだけで、やり甲斐が出てきます!
お父様から引き継ぎ、できるだけ長く長〜く、走ってくれますように。