ご入庫頂いたのは スズキ のツイン 🚗
2003年〜2005年の2年間だけ発売されていたお車です。
凄く貴重で珍しい 👀!!
何て言ったって、その見た目がとても 可愛いらしい〜☺️💓
リアルチョロQとも呼ばれているそうですよ😊
ご依頼の内容は、サイドシル錆の修理とボンネット傷磨き作業です。
▼ボンネットの傷
引っ掻き傷のような跡がありますね😭
▼サイドシルの錆
錆が塗装を押し上げ、プクプクと浮き上がってきています。
原因は、飛び石。
石が跳ねた時にできたコツンとした小さな傷から、水分が入り、塗膜の下で鉄板を蝕んでいったんですね。
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それでは、いざ!修理に取り掛かりましょう💪
まずは錆の除去から!
錆がまだ浅く、サンドブラストで除去してあげると、きれいに落ちました!
軽いうちに気づけてよかった‼️
鉄板剥き出しにした状態なので、
すかさず錆防止のためにプライマーを塗布!
空気中の水分や酸素が鉄に付着すると、それがまた錆となるため、できるだけ素早く!
直ぐに処理したいのです。
プライマーできちんとした処理をしておけば、後々のサビ発生率も大幅に少なくなります👍
たっぷり塗布したプライマーはしっかり乾かします。
熱をかけて乾かす時に、プラスチックで出来ている部品の変形しやすい箇所は、こうしてアルミで保護をしておけば安心。
そして、サーフェーサーで下地をしっかりと。
UVサーフェーサーを使用して、しっかりと密着させます。
サーフェーサーの上にはUVパテを使用して、
仕上がりとなる形を作り表面を整えておきます。
こうして、ようやく、塗装作業です。
サビで削った部分は小さくても、仕上がりと経年のことを考えると、色を塗る範囲は、ココ!
色を描けないところは全て、ミストが入らないようにしっかりと養生します。
マスキングは、一見塗装と関係ないように見えて、仕上がりを決めるための重要な技術!✨
事前にボディに合わせて調色した塗料を、
スプレーガンで塗り重ねました。
赤は染まりにくい色なので、塗装の過程ではちょっとした技術が必要なんですよ😊
はい、完成!
瘡蓋のようになった錆のぷくぷくは、嘘のようになくなり、きれいに仕上がりました!
このツインをとっても大切に、いつもきれいに丁寧にお手入れしているお客様です。
気がついた時にすぐに修理をしながら、手をかけ続けているから、年数を経てもこんなにきれいなままで保てるんですね!
私も、洗車してきれいにしよう〜!✨
お肌も手入れしよう〜👩✨