先進安全自動車。
各メーカー、新車として販売されている車には、標準装備され始めたブレーキサポートシステム。
その安全装置には、必ず何らかのセンサーが付いていて、そのセンサーがキャッチする情報に基づいてコンピュータが指示を出します。
センサーに関わる部分の修理をした時には、『エーミング』という センサーの調整と登録を行わなければなりません。
スズキのエーミング
スズキのスペシアカスタム。
リヤバンパーについているセンサーよ角度を測り、しっかり調整。
スキャンツールを使用して、車体のコンピュータに登録をします。
センサーがキャッチする標的になるシートを用いて、エーミングを行います。
距離や角度や幅など、基準の位置がメーカー指定の通りになっていることが肝心。
センターを合わせて、距離も合わせてきっちりと。
センサーの部位、種類などによりエーミングの方法が違います。
安易に考えてエーミングを行わず、センサーが誤った情報をキャッチしていることを知らずに走ると、万が一の場合には重大な事故に繋がる恐れもあります。
安全装置が危険装置にならないためにも、これからの先進安全自動車にはしっかりとした修理が必要となります。