問題:車は鉄板でできている。
答え:🙅♀️ そうとは限らない
昔は全部、鉄板で出来ていました。
今は、
ドア、屋根、ボンネット、フェンダー、リヤゲート、トランク等
大抵は鉄板で出来ていて、バンパーだけ素材が違う、という構成ですが、
最近の車は、バンパーだけでなくフェンダーやボンネット、リヤゲートも樹脂の素材で出来ている車もあります。
車体を軽くして燃費を向上させるためでしょうか?
なので、バンパーを擦っただけの損傷ならバンパー自体は錆びません。
バンパーを擦って、フェンダーの色が割れてしまうとフェンダーは錆びるかもしれません。
と、なると、
フェンダーやリヤゲートが樹脂で出来ているものは、錆の心配がなくて良いかも!と思いますが…
『割れたら取り替える』 という選択になってしまうんですよね。
↑この写真はBMWの車ですが、バンパーとフェンダーが繋がったようなデザインです。
完全に割れてしまっているので、交換。
このお客様はパーツ持ち込みで交換することを考えていると仰っていました。
板金なら何とかしてでも、直すんです。
▼交換パーツが無い車を板金中
中古車屋さんなんかで売られている車の中には、
最初凹んでても、売ってしまう時お客様にバレないように
適当にパテをコッテリ盛って直したり・・・ということもあります。
こういった簡易修理は、簡単で安価というメリットはありますが
後から、割れたり膨れたり、おかしくなってくることがあるというデメリットもあります。
▼パテでごまかして修理した跡
事故で直す時に、たまにこんな感じのものを発見します。
パテコッテリ修理は経年で不具合が出やすいです。
というわけで、
車は鉄板でできているとは限らない❗が正解でした😊
樹脂は低温だと弾力が低下して硬くなるので、樹脂でできているパーツは、
もしかしたら冬場の寒い気温の時、素材が固くなって少しの衝撃でパキーンと割れやすくなるかもしれませんね・・・。
…わかりませんが(笑)