先日、お預かりしたお車の車検の点検整備中に
めったに見ない状態のブレーキパッドに出会いました👀💡
▼この角度から見たらそうでもないんですが
▼真横から見ると
厚みがこんなに違う‼️
ブレーキパッドは2枚一組でディスクローターを挟み込むように取り付けられてます🙏
ブレーキパッドを固定しているキャリパブラケットごと取り外して原因を探していきます🕵️♀️
上下の溝に横からスライドさせてブレーキパッド脱着するのですが
とても動きが悪い⚡️
2枚ともブレーキパッドを外してパッドクリップという金属部品を点検します💡
予想通り、汚れてますが
これくらいはごくごく普通のことなので・・
次は、パッドクリップを取り外してみましょう💡
裏を見てみると・・
あらら、やっぱり😂
パッドクリップとキャリパブラケットの間で錆が進んで
盛り上がってしまっていました💥
ここまで錆びちゃうとブレーキパッドを矢印の部分で
上下方向からグッと押さえ込んでしまうことにより
スムーズな動きを妨げちゃうのです⚡️😣
なので、交換‼️・・・ではなく、
しっかり錆を取り除いて蘇らせます😄🙌
錆を落としたキャリパブラケットに
清掃したパッドクリップを装着して
ブレーキパッドの摺動部にグリスを塗って
※摺動部とは部品同士が接触して動く部分のこと💡
オレンジ色で見えているのがグリス💡
これでブレーキパッドの動きはバッチリです👍✨
組み戻す前にもう1箇所💡
⭕️印のスライドピンと呼ばれる部分もチェックしておきます🔍
ちょっと引き抜くと・・
ゴム製のカバー(ブーツ)が被さっているのに錆びている😱
全部引き抜いて見てみると・・
錆でまっちゃっちゃ😣💦
なのでこれも綺麗に磨いちゃいます✨🧹
最後はここにもたっぷりグリスを塗ってから装着
そうして、組み戻しが完了🙌
こうしておけば、部品交換をしなくともしばらくは大丈夫☺️👍‼️
ブレーキの性能を回復したり保持するために
車検ではこのような点検整備をいつも行なっています👨🔧✨
なんでも交換交換‼️というわけではなく、お客様のことを想って
一つ一つ今できる1番ベストな方法を選択しながら整備しているんですよ〜☺️🍀