『これ、直るかなぁ?』と両手で抱えて持ってきたものは、バイクの燃料タンク❗️
ひとつ、ぽこっと大きめの凹みが出来ています。
バイクや自動車の燃料タンクは分解できないので、
どうやって直せるか❓ が問題です。
燃料タンクは僅かにでも中に燃料が残っていると引火の危険があるため、溶接は不可!
裏側から叩き出すために分解をする ということが出来ないのです。
それを承知の上!!での相談で良い方法は無いかと直談判にいらしたそうです 笑笑
お話を伺うと、来店のきっかけは、
知り合いの知り合いからの 口コミ紹介😊
燃料タンクを新しく買おうにも、もう販売していないモデル…😩
“テクニカルオートに相談してごらん”
と教えてもらったものの、
もしかしたら電話だと断られるかもしれないと思い、突撃アタックで足を運んで下さったようです😲❕
今回、お持ちいただいた燃料タンクの凹みは拳サイズ…💦 OH…
普通に考えると、板金と塗装が必要な状態。
しかし、お客様は、できれば塗装は行いたくないとのご要望。
板金をすると塗膜は剥がれてしまうので、必ず塗装は伴います。
じゃぁ、どうする⁉️
困っているお客様を見ると
何とかしてあげたくなるのがテクニカルオート✌️
どこまで綺麗に戻せるかはわからないけど、『デント』でやってみるか‼️
【デント】というと通常、一般的に多く行うのは、裏側から表側に凹みをなぞる様に押し出していくのが、デントリペアの方法です。
が、バイクの燃料タンクは工具を差し込む場所が給油口のみ。角度的に届きません。
そこで考えたのが 引き出しのデントリペア✌️
凹みを引っ張ってみる事にしました😁
『どれ〜!』と職人さんが集まり始め、
板金スタッフ・塗装スタッフ総出で
今回の修理に取り掛かります🔧
直すのはこの位置。
引き出す微妙な位置も見極めが必要です。
専用の接着剤を温めて、
工具をくっつけて、
冷やし固めます。
そして、引き出します!
引き出す都度、凹みの大きさに合わせて
いろいろな種類の接着アタッチメントを使い分けながら、少しずつ出し戻します。
これを、何度も繰り返し…
お待ちいただく事、約40分✴️
完全とまでには至らなくても、
目立たなくなるくらいまでは
凹みを引き出すことはできました👏
お客様に仕上がりをご確認頂き
もの凄く喜んでお帰りになりました☺️
来て良かったと感じて頂ける事が
私達の喜びです😄
突撃アタック大成功⁉️笑笑
ちょっと楽しくもあり、
嬉しくもある、やりがいのあるご依頼でした😊
ありがとうございました‼️