自動車の塗装を行うとき、使う塗料は色を混ぜ合わせて、都度、作成します。
今日は、ソリッド(パールやメタリックが入っていない色) 白の 調色についてご紹介します。
『白』と言っても
色〜〜〜んな白があるんです😊
白の調色
白色を調色するには、6種類位の色を使用します。
白を作るのは、一見簡単そうに思いますが、実はとても難しい色なのです。
基本となる白に、微量の他色を混ぜ合わせるため、その微妙な入れ加減や微妙な色の違いの見方が難しいのです。
色合わせをする時、見本の鉄板に、使った色を指で伸ばし、乾かして色を見ます。
色を乗せた時と、乾かした後では
混ざり込んだ白以外の色が濃くなるため
全然違った色になってしまいます。
▼微妙な違いですが…
黒っぽい白、青っぽい白、赤っぽい白、黄色っぽい白、色々です。
色の変化を見越して使う色と量を決めるのが、白の調色技術です。
むか〜し、調色を覚えたての頃、
200ml300mlという少量色を作るために、決まらなくて決まらなくて16Lも作ってしまったことがありました😅