車の塗装を行うとき、塗料はその都度 調色をして作ります。
全車種に『カラー番号』があり、基本の色となるものから現車に近づけていくのです。
今日、紹介するのはスズキのZSFというカラー番号。
ZSFを作ればいい…って、あれっ!
1、2、3、4、5…
カラー番号って1種類じゃないの⁉️ こんなに種類あるの⁉️
そうなんです。ひとつのカラー番号に、だいたい5〜6種類の色データが存在しているのです。
その中で、一番ボデーに近い色を探して、その色を基準に色を作ります。
乾いた状態、濡れた状態、
確かめながら
どの色が近いかな?
一番近い色を実際に『塗り板』に塗って、どんな違いかボディと合わせて確認します。
白い枠の中に入れると、違いが分かりやすい!
足りない色は何かな?
余分な色は何かな?
色を補い、色を抜く。
微妙〜な調整ができるのが職人技!
そして、車体と合わせるときに太陽の光で見る時と、人工太陽灯の光で見る時は、また違って見えるんです。
最初はここから!超絶調色微調整のスタートです。
最高に近くなって初めて、塗装作業に移ります😊