走行中のカタカタ音

👩「走っていると、カタカタ音がするんです」

そういったご相談をいただき、走行テストをしてみることに‼️

 

確かに、なってます!

車内からも外からも聞こえる音👂

 

とりあえず、リフトへ。

 

実際に点検を進めていくと、

原因は…

タイヤのナットの緩み でした。

恐ろしいのは、手で簡単に回せるくらいに緩んでしまっていること。

 

これはすご〜〜く危ない状態‼️

 

タイヤのナットは、

しっかり締まっていない状態で走行を続けると、

走行中にタイヤが外れてしまう危険があります。

 

・いつも鳴らない音

・ちょっとした違和感

・なんとなく気になる感覚

こうした車が出しているサインは、気がついておきたいところ☝️🚨

 

 

これからのタイヤ交換の季節。

交換直後や、しばらく走ったあとには

絶対緩みチェックしておきましょうね!!

 

三菱ジープホイールナット増し締め

車のタイヤを着ける ホイールナット “今と昔” 締め付け方の違い
昔の日本車は理にかなった造りだった

 

1995年 平成7年三菱ジープ

今の自動車は全車輪、右締めでナットを締め付けていますが

昔のジープやトラックはホイールナットの締め付けが左右で違います。

車体左側は左締め、右側は右締めになっていました。

左側のナットには “L” の文字が刻印されていました!

右締め

昔と今の締め方の違い 逆ネジって何?

なぜ今は右締めに統一したのか、その違いを少しお話しします

タイヤの締め付けには、実は“規格の違い”があります。

今、日本で使われているのは ISO方式。それ以前は JIS方式 と呼ばれる、日本独自の方式でした。

JIS方式では、運転席側(右側)は普通の右ネジ、助手席側(左側)は逆ネジになっていました。

これは「走るときの力で、もし締め忘れがあっても自然に締まっていくように」という、とても理にかなった工夫だったのです。

【左後輪タイヤのナットが緩みやすい理由】

ところが! 現在主流のISO方式は、左右ともすべて右ネジ。

走行中、特に左側のタイヤは力のかかり方が「緩む方向」と同じになってしまいます。

つまり、もしナットが仮留めのままだったり、しっかり締められていなかった場合、走っているうちにどんどん緩んでいってしまうのです。

タイヤは、脱着した直後が一番外れやすいもの。

特に冬のスタッドレス交換時期には、全国でタイヤ脱落の事故が毎年必ず起きています。

小さな軽自動車のタイヤでも、人に直撃すれば命に関わる大事故に…。

まして大型トラックのタイヤとなれば、その被害は想像以上です。

しかも外れやすい場所は決まって 左側の後輪。

日本は左側通行なので、左後輪にはカーブで大きな負担(内輪差の力)がかかります。

海外の右側通行に比べ、日本は特に左側に厳しい環境なんですね。

 

[JIS方式] と [ISO方式] タイヤに関わるもう一つの大きな違い

さらにJIS方式とISO方式の違いには、もうひとつ大切なポイントがあります。

• JIS方式は、ダブルタイヤの場合 インナーとアウターを別々のボルトで締めていた ため、片方が外れても、もう一方は残る仕組み。

• 一方ISO方式は、 2つのタイヤを1本のボルトで共締め します。だから万が一外れれば、2本同時に外れてしまうリスクがあるのです。

 

こうした背景を知ると、日々の点検や締め付け確認がいかに大切か、改めて実感しますね。

ネジの形や規格がどうであっても、最後に守れるのは「人の手」と「心配り」。

丁寧に締め直し、しっかり確認しておけば、大切なお客様や仲間を事故から守ることができますね