フロントガラスにひび割れが…。
この前もヒビが入って交換したのに!
イタズラ!?
1回目は他の工場で保険を使用してガラス交換を行ったそうです。
▼長~くヒビが入っています。
ガラスのヒビが伸びるのは、
①温度差が激しいとき
②ゴトゴト車体が揺れるとき
外気温が下がって、寒くてガラスも冷たいとき、フロントガラスの曇りを取ろうと暖房をつけて風を当てると……
ひびが大きく伸びるんです!
ヒビは、温かい方に伸びていく性質があります。
では、なぜヒビが入ったのか?
飛び石でも、イタズラでもありませんでした。
ガラスが割れた原因は?
▼これが原因
▼膨らんでしまった所を削り落とし
▼錆を抑えるために保護
錆の被害は、車体の下廻りや足廻りだけでなく、こんなところにまで及んでいました。
鉄板2枚が合わさって、その間から錆が進み腐食が大きくなったところがだんだん膨らんでピッタリ固定されているガラスを押し上げ、耐えきれなくなってヒビが入ってしまったのです。
▼ガラスの上も下も、錆がじわじわ進行
前回の修理で、この、ヒビの原因である錆をそのままに、ただ新しいガラスに交換したために、また、同じことを繰り返してしまいました。
こうなってしまうと、完全に修理をするにはとても大きな修理代になってしまいます。
サービスで削り落とし、錆の進行を遅らせるための応急的な修理ですが、
これで少しは持つでしょう!✴️
保険は使える?
錆が原因の場合、保険は使えません。
他は、使える場合と使えない場合が。
ちなみに💡
ワイパーが当たったのが原因でのガラスのひび割れは、
フルカバータイプの車両保険しか効かず、保険を使うと3等級ダウンとなります。
飛び石・落雪が原因の時は、車両保険がエコノミータイプでも使えますし、1等級ダウンですので、保険を使って直した方が良いかも!
※最近の衝突安全ブレーキがついている車は、センサーの調整も必要となりますので、ガラス交換だけでも結構な金額になります。