溶接の種類

車に大きいキズやヘコミができると修理に出すでしょう。専門店では板金塗装の技術を用いて、車の修理を行っています。その中で板金修理の溶接にはいくつかの方法があります。整備士は車の状態に合わせて適切な方法を選び、修理を行っているのです。

アーク溶接

溶接棒に電流を流し、対象物と溶接棒の間に熱を発生させ、その熱により金属を溶かし接合する方法です。アーク溶接は溶接にあまり時間がかからず、厚い金属から薄い金属まで接合することができます。

溶接が適切に行われていれば、その強度はとても高いものとなります。しかし、溶接の時に発生される光が強いこと、手元が見えにくいことがあるので技術力が必要です。
自動車は表面が薄いので、おもに薄板専用のアーク溶接が行われることが多いです。

スポット溶接

溶接をしたい2枚の金属を重ね、その上下から電極を当てて電流により発生した熱で金属を溶かし接合する方法です。スポット溶接は「抵抗溶接」の一つになり、おもに自動車を組み立てる時に使われており修理にも使われています。機械をセットしておけば安定した溶接を行うことができるので、アーク溶接に比べると技量はあまり問われません。

ガス溶接

アセチレン・水素・LPGなどの可燃性ガスや酸素を用いて高温で金属を溶かして溶接をする方法です。熱により割れが発生しやすい金属や薄い金属などの溶接に適しています。ガス溶接は他の溶接方法より熱伝導が比較的低く、金属の種類によっては強度などが下がることもあります。その為、ガス溶接を施す際にはある程度の技量が求められます。

テクニカルオートは札幌にあり、板金塗装や鈑金塗装を行っています。電話で問い合わせもしくは直接お越し頂ければ、すぐにお見積もりをお出し致します。修理期間中は代車を無料でお貸ししておりますので、安心してご利用下さい。板金塗装については国家資格を持ったスタッフが対応しているので、お客様の口コミの評判も高くなっています。