FRPスポイラー下地処理ってなに?

昨日、エアロの塗装・取り付けについてご紹介しましたが、

バンパーやスポイラーなど、

社外パーツへの交換でご依頼いただく中、

『FRP』と呼ばれる材質の商品があります。

 

樹脂素材の物よりもFRP素材の方が割れやすいかもしれませんが、FRPは折れても割れても少しくらい穴が開いても、形成修復ができるんですよ!

高いけど😅

 

今日は、塗装やさんの

“大ちゃん”と“森本さん”に

FRPを塗装するときによく聞く、

『すあな』について! 教えてもらいました😊

◆FRPスポイラー 品質の違い

👩スポイラーの素材 FRPってなに?

 

👨‍🔧FRPは、ガラス繊維が折り重なってできている素材!

材質的な特徴で、どうしてもね、

素穴ができた状態で届くんだけど、

購入した商品の品質により、この素穴の数や大きさが全然違うんですよ〜。

 


 

GTRに装着したような1点何十万もする超高品質の商品の素穴は、型の繋ぎ目には見られるものの、その他の表面にはほとんどありません。

 

大手有名ブランドで出しているような、

ちょっと高い良質な商品は、

少ないとは言ってもオモテ面にも素穴は出ています。

 

安価で購入できる商品は、素穴は多数、オモテ面にはクレーター状にボコボコした箇所や、歪になった箇所が見られます。

 

更にもっと大変な場合は、

そもそもの寸法がおかしくて

車体に取り付かない場合もあるんですよ😅

 

 

◆FRPスポイラー 素穴確認と下地処理

じゃぁ、この素穴! どうするかと言うと!

塗装を行う前の、ひと手間です😊

素穴を探すんです👁👁

くまなく、探すんです👁👁

 

その巣穴の大きさ。

アップにすると

 

更にアップにすると

これが、素穴です。

 

とても細かい作業です。

眼鏡を掛けないと、おじさんには なかなか見えません。

 

 

そして、この、一見どうでもよく見えるような小さな小さな素穴をきちんと丁寧に拾って、

きれいに埋めてあげる作業が、仕上がりの美しさに繋がります✨

 

車体に取り付けた状態で、間近で見るかどうかは分かりませんが、

大切な車に取り付ける、楽しみにしていたスポイラーの塗装が終わった時、所々プツプツしてたら嫌ですもんね!

 

やっぱり、きれいに仕上げてあげたい☺️✨

 

 

なので、おじさん達は今日も目を見開いて👁👁

素穴を埋めていました笑笑

 

明日は、追いスポイラーを紹介しますね😁

シビックタイプR FRPボンネット

シビックタイプRのお客様。

1ヶ月程前に、お見積とご相談でご来店くださいました。

取り付けたい社外パーツがあるとのこと。ボンネットの塗装料金と期間は?とのご相談でした。

今回取り付けたいパーツは鉄ではなく、FRPという繊維質の素材です。


Fiber Reinforced Plastics

繊維 強化 プラスチック


GT-RのバンパーもFRPでしたね。

繊維質なので、そのまま塗装をするとどうしても 「す穴」があいてしまいます。

そのため、美しく仕上げるためには、きちんと綺麗に下地処理をしてあげないとなりません。

車をカッコ良くしたい!

お盆のお休みも挟んでしまい、大変お待たせしましたが、お車をお預かりしました。

ダクトの所は塗り分けた方がいいかなぁ?どうしようかなぁ?

車まで、事前に到着していたボンネットを持ってきて、みんなでイメージしてみます。

ダクトのメッシュ部分はどうするかな?

塗り分けの色を着る位置はどうしようかな?

細かく打ち合わせをしました😊

先ずは仮合わせからとなりますが、これから2週間のお預かりです。

出来上がりが楽しみですね!!