ただの車屋さんではありませんよ 〜珍しいご依頼:お悩み解消✨〜

「ポータブル電源のシガーソケット電源コードを修理してもらいたいんです」

と一本の電話が入りました☎️

 

電源コードの修理???

購入した方が安いのでは??🤔

 

まずは見てほしいとのことだったので

ご来店をいただくことになりました。

 

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実際にお立ち寄りいただいてみると

助手席の椅子にポータブル電源が置いてあり

問題の電源コードと接続をして見ても無反応な状況です。

 

お話を良く伺った結果

❶保証期間は残っているが、対象となるのはポータブル本体だけ

❷コード単体での供給が無いため、購入が出来ない

購入したお店・メーカーに直接ご確認いただいたようですが

同じような回答となり、全然対応をしてもらえなかったとのこと。

 

保証が残っているのに酷いお話に感じてしまいます…😢

 

困って相談に来てくださったお客様のため

どうにかして差し上げられないか⁉️…と。

まずは電源コード一式お預かりしてしまおう作戦を決行しました✊

 

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そもそも何故使えなくなってしまったのか?

 

それは電源コードのこの部分に原因があると、すぐに判明しました!

▼こちらシガープラグ

分解してみてみましたところ、内部の樹脂部分が溶けて変形してしまっています。

たまに焦げ臭いにおいを感じられていたそうなので、恐らくここから発生していたのでしょう。

先端のプラス部分が壊れ、電流がうまく流れず発熱したものと考えられます。

 

原因がわかれば、あとはその処置方法を考えるだけ‼️

壊れているこの部分だけ交換しちゃったらどうだろう?

 

▼大きめ電力に対応出来る商品も発見!!

ダメになっているものは、移設で交換しちゃえ〜!!👨‍⚕️🛠️

 

故障したシガープラグを取り外し、新しい配線との接合。

結合部にチューブをつけ

熱で温めると

ピタッと密着して配線と一体化します。

それを2本とも行いますが、ちょっと位置をずらす一工夫。

そしてビニールテープで2本とも一まとめにしちゃいます。

そして完成した電源コードはこちら💁‍♀️

 

お客様へ納品の際には、実際に接続確認をしました。

充電は出来ているかな? コード自体に熱を持ってしまわないかな?

整備士🧑‍🔧が直接安全確認した上で、お客様に無事にお返し✨

 

納品時に伺ったことですが

コードが購入出来ないと分かった時に、車屋さんや電気屋さん、量販店など

10件以上も回ってご相談をされたんだとか💦

でも、どこでも断られて話もまともに聞いてもらう事が出来なかったと仰っていました。

 

そしてインターネットでテクニカルオートを見つけ

「ここなら相談に乗ってもらえるかも?」と思ってお電話をいただいたんだそうな🙇‍♀️⭐️

お任せして本当に良かったです!!と大変喜んでいただけたことに

ありがたく、嬉しいお話だと感じました😭❤️

 

お客様のお悩み解消でき、ホッとした出来事でした😊👍🌈

溶接して欲しいとお預かりしたもの 〜part 2〜

金曜日 ブログの続きです。

 

機械や溶接したいものの準備が整ったら、いよいよ くっつける作業🔥

 

まずは、数カ所 点で溶接をして軽く固定してしまいます。

 

キャスターの動く部分は、溶接の際に、熱に負けてしまう可能性があるため

予め取り外してしまいましょう。

 

この状態から、いっきに溶接をかけちゃいます!!

 

手で引っ張ってみても、外れる事も無し‼️

しっかりと固定が出来たのを確認💡

キャスターを元に戻して、塗装が剥がれた箇所は色を塗ったら オペ終了♬

 

お預かりした時には、折損している状況だったため

機械は独立して立つことはなかったのですが

修理を行って 立てるようになりました😆👍✨

 

お客様にもホッとしたご様子でお帰り頂くことが出来ました😊

溶接して欲しいとお預かりしたもの 〜part 1〜

『鉄のキャスターが折れてしまったんです』

とお電話にてご相談を頂きました。

 

🙍‍♀️ 鉄のキャスター???

 

お話を伺うと、そのキャスターを溶接をしてほしいと言ったご相談でした。

溶接が出来るかどうか、まずはご来店頂き判断することに。

 

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お持ち頂いたのは…

なんと、美容器具!!

 

4本のキャスターで本体を支えているお品物でした。

 

お客様の事情を伺い、どうにかして差し上げたい!と考えたスタッフ達🙍‍♂️🙍‍♀️

 

お預かりさせて頂くことにしました💪

 

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美容器具を手術台の上に乗せて、オペ スタートです🔧

溶接の際に、本体に傷や汚れがついてしまわぬよう

黒い布できちんと保護する事も忘れずに☝️

 

溶接する位置や方向を入念に確認。

 

本体にくっつく部分と、その周りについている 黒い塗料をベルトサンダーで剥がす作業❗️

分厚い塗装だったので、剥がすのにも少し時間がかかりました⏰

本体の方も同様に。

 

どちらも溶接準備OKです🙆‍♀️

 

そして 溶接の機械登場✨

 

溶接する部分に、電流を通す道を作るために

繋ぎにはバイスプライヤーも使用しちゃいます🔧😆

それを、溶接機のクリップで挟み込んで

これで接続OK!

 

この後は、いよいよ溶接作業開始です✌️

その工程は月曜日のブログにてご紹介🤗