ドアに出来てしまった凹み。
凹みは不思議な事に、一度気になってしまうと
ず〜っとその部分だけが目に止まります😱
近くで見るとこのような状態。
結構大きい凹みですね。
ラインの上下にまたがって、縦にチョップされたような凹みです。
今回のご相談は、この凹みを デントリペア で修理をしたいといったお話でした。
う〜ん…🤔
デントで綺麗に出せるのは『えくぼ』くらいの大きさです。
エクボ凹みというのは、定義はありませんが、
おおよそ、直径が1cmに満たないような大きさの、薄い凹みのことです。
今回のように えくぼより、かなり大きい凹みをデントで直すには、至難の業。…というか、直す道具の種類が違う。
お父さんの大盛りカレーライスを、コーヒースプーンで食べてね🥄と言ってるような感じ?
なんか違うかもしれないけど、笑笑
何にせよ、板金で直す大きさの凹みを、わざわざデントリペアでは直しません。
他の凹みも多数あったため、板金修理でお直しした方がドアのモール下全体が綺麗に直るし、その方が安いかもしれないと何度もご提案もしましたが、どう〜しても、1日で何とかして欲しいというご要望でした。
通常、このような状態でのデント作業は行っていません。
ですが、『どうしても❗️』とご相談頂きますと、なんとかしてあげたくなるのが テクニカルオート💪😤
まず、やってみましょうか。という話でデント作業を行うことに。
まずはドアの内張りを外して!
裏側から凹みを押しあげる作業から⚒
ドアの内側、ドアの外側、何度も何度も確認しながら少しずつ、なぞるように押し出します。
凹みを出した後には、周囲の出っ張った部分を叩き落とし平らにしていきます。
ボディに傷はつきませんので、ご安心を✌️
表面を磨いてあげて
このような仕上がりに✨
角度を変えてもう一枚📸
こんなに綺麗に仕上がりました🙌🏻😊
まだまだ、その部分も他の箇所にも凹みは残っている状態ですが、
お客様は『想像していたよりずっときれいになった!!』と、とっても喜んで頂くことが出来て、
私達もほっとしました🎵
でもね、こういう時は本当に、
板金の方が良いです笑笑