ハイエース バックドア修理 ❷

昨日のブログの続きです✨

 

まずは下地作りから。

 

錆び難くするプライマー処理を行ってから

最終的に表面に出る仕上げとなるパテ付けをしていきます。

 

数種類のパテを使用します。

最初は広い範囲でパテを乗せて

サシで薄く平らにし、余分なパテは取り除きます。

遠赤外線で炙って硬化。

そして研ぎの作業。

 

この工程を次のパテでも同様に行っていきます。

 

そしてサフェーサーを塗布し塗装前の仕上げ。

 

こちらが塗装した後の仕上がり💁‍♀️

バックドアの開けにくい感じも、ストライカー(ドアロック部のパーツ)の調整で

症状は改善♬

 

見た目も全然わからない仕上がりとなって良い感じ🍀✨

 

あとは3月の車検の時に、メンテナンスをするのみですね😆👍

 

ご満足頂ける形となって良かった〜⤴️⤴️

ハイエース バックドア修理 ❶

車検のご予約をしにご来社頂いたハイエースのお客様。

 

『ちょっと見てほしい所もあるんだけど、良いかい?』

とお車の所に行くと…バックドアが凹んでいました。

開けたまま、コツンとぶつけてしまったんだとか…😭

ぶつかった時の影響なのか、ドアが開けにくい感じもありました。

 

車検は3月の予定だったので、こちらの修理を先に進めることに決定です👍

 

▼開けた状態がこちら。板金作業がしやすいように準備。

▼裏のシールが傷がつかないように養生もして。

 

表面を削った後、ハンマリングでドア端の部分を真っ直ぐにならす作業と

面の凹凸をなだらかにして、すっかり形は元通り。

 

次は、塗装へ ⏩

 

ソリッド(パールやメタリックが入っていない色) 白色の調色です。

今回は、昔ながらの手法で☝️💡

鉄板に、作った色を指で伸ばして

乾かします。

 

▼乾かした後の色違いは全然わからない!

 

▼こちらを吹きかけて見ると、クリアを吹いた後の濡れ艶になるので

仕上がりがなおイメージしやすい。

 

▼このモヤモヤ〜としたものはボカシ目。

こういうボカシ目が 後々なるべく分からないように

部分塗装の時には、パネルのラインや面積の狭い所でぼかしていますよ。

 

明日は、下地作りから塗装の工程までをご紹介。

お楽しみに〜🤗

 

NV200バネット リヤゲート修理

ガラスが割れてガムテープで保護をした状態でご入庫頂いたバネット🚗

ガラスが取り付く位置も変形している状態でした。

 

▼正面からの状態

 

▼角度を変えて見ると変形具合が良くわかる!

 

▼パネル裏も大きく歪んでいます。

 

外からの押されている力が強い為、引き出し作業は慎重に作業を進めていきましょう💪

 

まずは大きな凹みを荒出しする所から🛠

 

 

ベコッと凹んでしまった物は、一見、引っ張るとボコッと出るような気もしますが

残念ながらそう簡単には出ません🙅‍♂️

少しずつ少しずつ元に戻してあげる必要があります✨

 

広い面をおおまかに出した後は、プレスラインを2本出していきます。

 

引作業でプレスライン、パネルの表と裏の変化を見ながらの作業👀❗️

その微妙な変化も見逃しません。

 

あまり引き過ぎると逆にパネル自体が変形してしまうので、そこは全体を見ながらの判断が必要です💡

 

細かな所まで出し切ると、こんなに綺麗な形になりました。

 

パネルの裏から見ても凹みはもう見当たらないですね🙆‍♀️

 

この後は、ガラスを仮合わせして取付位置とプレスラインの確認をしてから下地作業に進みます。

 

最後に塗装をして、ガラスをはめ込み完成🌟

 

綺麗に仕上がりました👏😊