ハンドルが取られる気がする‼️

修理でお預かりしたお車ですが

『ここ最近、ハンドルがとられるようになった気がするので見てほしい』

と別件で相談を頂きました。

 

走行テストを行ったところ、不特定ではあるものの

右や左に持っていかれるような感覚があります。

 

真っ直ぐな道で ハンドルが右や左に取られるという症状は

確かにちょっとおかしいですね…🤔ウーン

 

原因を探ってみることに🔍

 

❶ 空気圧のバランスが崩れてしまってるのかな?

➡️ 異常無し⭕️  ※写真は計測前です

 

❷足廻りにガタ付きはないかな?

➡️ こちらも正常 ⭕️

 

他にも、アライメントが狂っていたりブレーキにトラブルが出ている場合も

このような症状が現れる為、その点もチェック出来るポイントです。

 

が、ちょうどタイヤ交換の時期だったこともあり

冬タイヤに交換してみたところ、なんと!

その症状が改善されたのです👀‼️

 

取り外したタイヤを見て、その原因がわかりました💡

 

フロント・リヤでそれぞれ装着していたタイヤの目に

ここまでの差が😱‼️

フロントに履かせていたタイヤは、スリップサインも出て

溝もほとんど消えてしまっています。

 

お客様にも状況を確認したところ

お車は FF /4WD の切り替えが出来る仕様な為

夏場はほぼ FF の状態で乗っていられたんだそうです。

 

なるほど!

前輪が駆動輪となるので、後輪よりも大きな負荷がかかっていたのですね。

納得!!🙂

 

タイヤが大きく摩耗している状態では

段差やうねりを吸収するゴムの弾力が弱まってしまうので

地面からの振動が伝わりやすくもなります。

 

今回の場合、故障や異常ではないので

春先に新しいタイヤを準備したらOK🙆‍♀️✨

 

タイヤの目の状態は、夏冬交換の時期にならないとあまり意識して見ることも少ないと思います。

ふとした時に覗き込んで見たり、今回のように何か兆候が出た時には

是非確認をしてみてくださいね😊

 

タイヤのチェック! 3つの方法

雪が降り積もりましたね☃️

根雪ももう少しでしょうか❄️ 今年は、去年全然見なかったカメムシとてんとう虫がチラチラ🐞発生しています。

寒くなるのかなぁ?

⛄️☃️

既にほとんどの方がスタッドレスタイヤに交換済みかと思います。

何度かタイヤについてブログを書いたことがありましたが、

先日、タイヤ交換の時にお客様から質問を受けましたので、改めてご紹介しますね🙋‍♀️


タイヤを買うタイミングは?


簡単に、

3つのチェックをしてみましょう😉

 

1.タイヤの溝が充分にあるか

タイヤの溝があるかどうか、って何となく溝があれば良いというものではありません。

目安となるサインが隠れているんです!

 

それが

『スリップサイン』

『プラットホーム』と呼ばれるものです。

このマークを目印にタイヤの溝を見てみると、溝の間に挟まるような凸が!

ツルッとしている凸がスリップサイン

ギザッとしている凸がプラットホーム

 

新品のタイヤの溝の深さを100%とすると、半分くらいのあたりにあるのが『プラットホーム』で、スタッドレスタイヤとしての性能の限界を教えてくれる、消費期限みたいなもの。

 

スリップサイン』は、タイヤ自体の限界を教えてくれる印で、履き潰しの夏タイヤとしてももう使えませんよーというお知らせです。

ちなみに、スリップサインは車検にも通らなくなる残り1.6㎜を示すものなので、スリップサインが出てもまだ使っていたら道路交通法にも違反してしまうというコトなんですよ。😳‼️

タイヤの摩耗は危ないので、決してツルッツルになるまで使わないように、早めに交換しましょうね!

 

 

スリップサイン、プラットホームは意外と簡単に見つけられるので探してみてくださいね😉

 

 

2.偏った減り方をしていないか

足廻りも正常、タイヤの空気圧も正常だと、タイヤの溝は均等に減っていきます。

が、タイヤの空気圧が合っていなかったり、足廻りが狂っていると、一部だけ極端に摩耗してしまう状態になってしまいます。

この状態をタイヤの『片減り』と呼んでいます。

自分でタイヤ交換をした後は、車やさんや近くのスタンドでタイヤの空気圧を調整してもらいましょうね!

 

タイヤの空気圧が正しいのに、どこか一箇所だけタイヤの減りかたが偏っている時は、どこに履いていたタイヤかを覚えておいて(例えば運転席側の前タイヤなど)、車やさんに相談して点検をしてもらいましょうね。

足廻りが狂っているかもしれません。

 

3.ゴムの劣化は大丈夫か

タイヤはゴムでできているので、だんだん硬くなったり劣化してひび割れを起こしたりという変化が生じます。

見た目でわかるのはひび割れ

ゴムが劣化してくると、溝が充分に残っていてもギュッと効きにくくなってしまいます。

製造年を確認することもできるので、何年前のタイヤかな?と見てみるのも目安になりますよ。

 

タイヤを車庫や物置にしまう時に、次のシーズンは大丈夫かな?と見ておくと準備ができて安心ですね✌️

タイヤ バーストする前に!

ついつい、「まだ大丈夫」と思ってしまいがちな、
夏タイヤの減り具合。

『パンクしてしまった!』 と言って、
気がついた場所から 自走してきた軽自動車。

 

ぺっちゃんこ

 

タイヤの状態を見ると、ぎりぎりまで履きつぶし
このタイヤの命を全うした状態です。。。

 

バーストしてしまった右側のタイヤと同様、

左側も、同様の状態。 いつバーストしてもおかしくない状況です。

 

▼ワイヤーが見えてしまっている状態

 

これは、⚠危険⚠

ワイヤーが出るまで、履いてはいけません。

 

万が一、高速道路走行中にバーストしてしまうと

ハンドルが取られ、一気にハンドル操作が不能となり、

とても危険な状態になります!!

 

今年 あと一年、大丈夫かな?

…とは思っても、

なかなかタイヤをジロジロと見ることも無いと思います。

 

でも、ちょっと給油する時間

ちょっと洗車する時間に チラリと点検しておくことは重要です。

 

もし、自分では判断が付かなかったり、

わからなかったら、時々テクニカルオートに見せに来てください😊

「まだ、だいじょうぶ」 思い込みは だめですよ~