ドライブシャフトのブーツの切れやヒビ割れは、車検で良く指摘される事ではありますが
ブーツ自体に切れが無くても、グリスが漏れている状態では同じように車検は不適合となります❌
▼こちらのお車もそうでした。
▼茶色いベタついたものが出ていて、周りが全体的に湿っていますよね。
ドライブシャフトブーツはゴム製品☝️
動きに合わせやすいよう蛇腹の作りとなっていますが
経年劣化や、伸縮の繰り返しによって この蛇腹の谷間部分からパックリと割れが発生する事が多いのです。
ですが、今回は切れという状態ではなく
分割式のブーツの割れ目からグリスが漏れていると言った状況でした。
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ブーツ交換の様子
劣化しているブーツを取り外してしまいましょう。
▼外れたものがこちら❗️
▼半固形グリスも古くなると液状化してしまっていますね。
水分と混ざり合い白濁していますが、本来のグリスはこんな感じ👇
色も綺麗で、ちょっと固め。
白濁した古いグリースは丁寧に取り除いたあと、新たなグリースを注入✨
そして新しい分割式のブーツを取り付け。
最後に、端2箇所にバンドをつけたら完成〜‼️
今回はドライブシャフト本体にダメージは無さそうだったので
ブーツの交換だけですみましたが、ブーツの破れやグリス漏れを放置してしまうと
本体ごと交換するしか無くなり高額な費用が掛かってしまいます💦
定期点検の際に、しっかりと確認しておきたいポイントですね💡