車検は錆との闘いだ〜

車検の点検整備の中でブレーキの点検項目が幾つか有ります。

 

キャリパの機能、ブレーキパッドの状態、残量、ブレーキディスクの状態 などなどありますが

通常の点検整備に加え気にしないといけないものが…

 

錆‼️

 

特に見えない部分の錆がかなり厄介‼︎

パッドの錆

ディスクの錆

ハブの錆

キャリパブラケットの錆

錆の影響として現れる症状は

ブレーキの効きが悪い、異音がする、振動がする、引きずり、パッドの片減り、パッドの段付き

と、色々な事が起こる原因になるんです。

だからテクニカルオートの車検は不具合が起こる前に原因となる錆を時間をかけてでも落とせるだけ落とす‼︎

快適に運転できる期間をできるだけ長く保てるように一台一台コツコツと😊

 

ちなみに錆を落とすと

こんなにキレイになります‼︎

いえ、キレイにします😆  そんな拘りを持って作業しています🔧

是非お任せくださいね❗️

車検での錆処理

車検でご入庫いただいたお車。

点検を進めるなかで気になるところが…

 

フロントブレーキのディスクローターです!

表側は問題無いのですが

裏側が問題あり‼︎

錆がひどい‼️

本来平らな面が錆により段ができてブレーキパッドの接触面が少なくなってしまっていたんです。

こうなるとフロントブレーキの本来の性能が発揮されません🙅

 

お客様が安心して走行できるよう部品交換をお勧めし早速作業を開始します!

ディスクローターを取り外すと見えるハブと呼ばれる部分も錆がひどい状態。

 

ここも綺麗にしなければ錆の影響でホイールナットの緩みに繋がる、

すなわち走行中のタイヤの脱落の可能性があるということになります。

そんな恐ろしい事にならないように

テクニカルオートの車検ではハブとハブボルトの錆を落とせるだけ落としてから組み付けを行っています。

回転する工具でヴィーーーーーーーーン

ハイ〜ピッカピカ

キレイになったでしょ‼︎😁

『防げる不具合は事前に防ぐ』 そんな思いで一台一台大切に車検を仕上げてま〜す!

ハイエースの弱点😢

ハイエースといえば‼️

荷物が沢山詰めたり、大人数での移動も可能だったり、と

商用車として活躍しているイメージが強くあります。

 

最近では、商用車としてだけではなく

その使い勝手の良さから キャンピングカーとしても活躍したりと

幅広く愛されているお車ですよね🚙♡

 

そんなハイエースですが、修理のご依頼をいただく機会も多く

沢山のお車を目にしてきました。

 

そして気がついたこと‼️

「100系も200系も同じ所が錆びます😭😭」

 

それがココ👇 運転席と助手席下
スカッフプレートの隙間から錆が見えてるのはお分かりになりますでしょうか😱?
スカッフプレートを取ってみると、穴から錆とプレスの隙間から錆が発生しています。
更に、カーペットを剥ぐってみると
あらら… 錆が広がっていますね…。
発見してしまったのはとてもショックですが
何もしないで放置をしておくと、錆は進行してしまうだけ。
見つけたら早めに処置をしておきましょう!!
よーーし錆を落としていきますよ〜💪
結構落ちましたね。
今回はブラスト無しでこの上からプライマーを塗っていきます。
何重にも重ねて塗っていきます。
見える穴からプライマーを入れると裏側に流れ出てくるくらいタップリと!
この穴はスカッフプレートが止まるクリップの穴です。
クリップにパッキンが入っているのに、
走行している時の泥や水がこの穴から入ってきて、それが錆の原因になります。
白いクリップが錆び色になってしまっています😅
紙を貼りシールを入れ塗装に入ります。
こうして完成🎉
ハイエースにお乗りの皆さん!
是非、ご自身のお車も確認してみてくださいね☝️😊

クォーター錆の原因とは?

北海道では錆のお悩みが多いですね😭

 

先日お預かりしたお車もそうでした。

リヤフェンダー部に小さな錆が!!

あれ?でも何だかいつもの錆と少し違うような…?🤔

 

そうです。

過去にパテで修理した跡があるんです。

青矢印部分が過去につけたであろうパテ。

きっと前のオーナーさん時代に何か修理をされたのでしょう😳

 

フェンダー裏側から覗き込むと、こちらも悲しき事実…😱

表同様に錆が結構広がっています💦

 

まず表面のパテと錆をある程度落としてみたところ

鉄板はこんなにも薄くなってしまいました。

🔍拡大

▼裏の錆も除去

 

その様子からわかったこと💡

過去に部分的にカット交換をされている状況と読み取れました。

なぜカット交換になったのかまではわかりませんが、パテが付いていた理由は判明。

そして錆の原因は、その新しい鉄板を溶接した跡から出ていていた物だということも…😥

 

「あと3年は綺麗な状態で乗ってあげたい!」

お客様の気持ちにお応えすべく、修理を進めていきます💪‼️

 

▼表面はブラストで細かな錆まで除去していきます

ものすごい量の砂が舞い散るため、飛び散るのが少なくなるよう覆っていた中の部分は

たちまち真っ白くもやがかかったように☁️

お客様に直接状態をご確認いただくためプライマーで一旦保護をして

ご来社をお待ちしていたので周りにはプライマーが塗布されている状態です。

 

▼そして除去後はこのような感じに

落ちた錆と砂の残骸はこんなにも😅👇

 

錆除去後は、パテで鉄板の形を形成していきまます。

 

そして、塗装前の防錆もしっかりしたうえで 塗装をかけて完成です!!!

完成の写真撮りそびれてしまいました…スミマセン🙇‍♀️

 

カット交換されたという事実には少しショックを受けていたお客様ですが

引き渡しの時には綺麗になったお車の様子には、とっても喜んでいただくことができました😊

「お願いして良かった」と嬉しいお言葉もいただきました❤️

 

 

春に多く感じる? 錆による整備トラブル💥

☎️「バックプレートとローターが干渉していると思うので、みてほしい」

ハンドルを切るとシャリシャリ音がなるようになったと 点検のご予約が入りました🔍👨‍🔧

 

お車に詳しい方なのか、異音についても具体的な症状をお聞き出来たので

点検・診断はとてもスムーズでした😊

 

まずは車両を前進・後退させ、異音がする方を確認🚗💨

左前からの音だとわかり、早速ブレーキを分解してみることに🔧🛞

 

▼バックプレートの様子

 

▼ディスクローターの様子

 

この錆の状況から見ると音はやっぱり

バックプレートとローターの擦れで間違いなさそう👀!!

 

 

▼パッドの様子

 

いつものようにバックプレートを曲げ、干渉しないような処置もご提案しましたが

ディスクローター自体の錆腐食が大きく、パッドも段がついて摩耗しているため

今回は部品2点の交換で、きちんとお直しする事にしました✨

 

春になると、足回りやマフラーなど整備の部分で

錆によるトラブルが多いように感じるのは気のせいでしょうか…?🤔💦

 

 

今回は無事にパーツ交換も完了し

お客様にも安心してお返しすることが出来ました!

 

あとから伺った話、

ご相談いただいたお客様は 同じ車業界にお勤めの方との事‼️

整備の内容もお詳しいなぁと感じていました♬

同業の方からのご依頼って ちょっと緊張しちゃいますが

安心してお任せいただいているんだなぁと嬉しく思います😆👍

 

作業のご依頼 ありがとうございました🙇‍♀️

オイル漏れ点検…その時に発見されたものとは?

まだ路面に雪が残っている頃❄️

車体の下に黒い液がポタポタと落ちた跡を発見し

心配になって、ご来社頂いたお客様。

 

リフトアップをし、すぐに整備士と一緒に確認を行いましたが

幸いな事にオイル漏れはありませんでした☺️

 

「もしかして、マフラーからのカスがオイル漏れのようにも見えたんでしょうかね」

なんて言う会話をしながら、ホットしたのも束の間…。

 

あれ???

この部品に、穴が…😱‼️

👇こちら

 

外れた物を間近で見てみると

穴が空いた中には、鉄の欠片がパラパラと

まるで、お菓子のチョコフレークのようでした😅

この部品はフロントバンパー裏のフレームとサブフレーム縦に繋いでいて
補強の役割を持った『アンダーロアメンバー』と言う部品です。
錆の状況から、すぐに外れてくれるかどうかが心配でしたが
スムーズに取り外しが出来ました。
あとはここに、手配をしておいた新しい部品を付けるだけ👍
装着完了🤩👍
オイル漏れの心配が無ければ
この錆・腐食に気が付くのもまだまだ先だったかもしれません。
早め早めの修理が、普段お車を使用する上での安心材料にもなりますので
オイル交換の時にでも、こまめにチェックをしておけたら良いですね♬

夏と冬でこんなに違う!

先日、点検でご入庫となったお車。

 

タイヤ交換も一緒にお願い!とご依頼を頂いていました。

 

お車から冬タイヤをおろすと、夏も冬も同じホイールなのを発見👀💡

恐らく、新車で購入されてからずっとお使いだったと思います。

 

ですが、こちらのホイールには夏用と冬用とで大きな差が…😱

 

▼夏

▼冬

 

冬用のホイールは全体的に腐食している状態💦

冬場の塩カリの影響も大きいのかもしれません。

 

同じ乗り方をしていても、ここまで差が出るとは驚きです。

 

そして、タイヤの空気も抜けている状態な事に気がついた為

石鹸水をかけて様子を見てみると…

エアバルブの根元でブクブクと空気が漏れています‼️

この部分だけではなく、端っこ部分(リム)からも漏れている事が判明しました。

 

4本とも別なホイールを用意して交換し、タイヤ交換は無事に完了✨

 

アルミホイールを腐食させない為には

ボディと同じく日頃のメンテナンスが重要です☝️

洗車の時にも、定期的に汚れを落としてあげると長持ちしますよ😊

デイズ 各フェンダーから錆!?①

デイズのお客様から錆の修理のご相談です。

 

『今年の春に違う車両でお世話になったので』と

今回のお車もテクニカルオートにお願いしようと思って頂いたんだそうな😊

とてもありがたいお話です🙇‍♀️💓

 

錆が出てしまったというお車を見てみると…👀!

3箇所の矢印部分(バンパーとフェンダーの合わせ目)から錆の発生が見られました😱

 

右前は特に進行が進んでいる状態で、表面がプクプクと錆が塗料を押し上げてしまっている状態です。

他2箇所は、隙間から茶色い物が見えている感じ💦

 

まだまだ長く乗りたいお車だと伺ったので

もっと酷くなってしまう前に修理を進める事にしました。

 

まずは前後のバンパーを取り外し、改めて錆の状況を確認 🔍

バンパーが付いている状態ではあまり分かりませんが

こうやってみると、こんなにも茶色く広がっていたんですね…😭

 

そして私達はもう一つ発見してしまいました。

今回、錆が発生していないと思っていた 左後ろ にも

錆が発生している事を ‼️

 

この部分は他の3箇所に比べると、ごく僅かな錆。

ただ放って置くとどんどん進行してしまう事に変わりはありません。

こちらも早めに取り除いてしまう事に決定です💡

 

◆錆の除去作業

錆を取り除く作業に登場するのがこちら👇

こちらの『サンドブラスト』の機械にしっかりと砂を充填して

準備OK〜🙆‍♀️

 

いざ!!錆落とし!!

充填した砂を錆の箇所に吹き付けて、一気に吹き飛ばして行きます。

ここは入念に✨

 

ブラスト後はこんな感じに♬

 

 

全ての箇所の錆をサンドブラストで取り除くことが出来たら

次は防錆処理に進みます。

 

続きは月曜日のブログで✋☺️