エンジンカバーによる損傷⁉️

ボンネットを開けてみると

エンジンの1番上にカバーがついているお車があります。

エンジンカバー

こちらは、エンジンカバーと呼ばれるもので

そのデザインや大きさは車種によって様々です。

 

 

このスマートでカッコ良くも見える エンジンカバー。

時にはこんな残念なこともあるんです😨!

 

▼エンジンカバーのすぐ下にあるホース

カバーを外した時に、表面の蛇腹部分が削れて閉まっている様子を発見🔍‼️

 

エンジンカバーの裏も覗いて見ると

白っぽくなっていて、ここが接触しているであろうポイントがありました。

 

実際、当たっていると言ってもほんの少しですが

エンジンの細かな振動によって徐々に徐々に削られて行ったのでしょう…😣

 

スマートな見た目に高級感も感じられるカバーなだけに

その光景はちょっと残念に感じてしまいました 💦

 

今後、対策品などが出るようになったらいいのですが😅

下地も塗装も無しでアーチモールを何とか付ける‼️

側面をガードロープに接触させてしまったお客様。.

 

お車の損傷は大きく、本来であればドアやリヤフェンダーは交換だな!と思われるほど。

 

ですが、お客様は

お車の走行距離が伸びてきているので、いつまで乗れるかわからないから!

とのことで最小限の修理におさめたいご意向。

「なんとかアーチモールだけつけられない?」と、仰っていました。

 

お車をよ〜く見ると、、、

アーチモール取り付け部、凄く潰れちゃってます…😭

お客様の気持ちを考えると、なんとかして差し上げたい!と強く思いました💪

 

👨‍🔧「よし!アーチモールを手配して、やってみましょう!!」

 

少しずつハンマーで手前に出していきます。

一気に出すと鉄板が延びてしまうので全体的に少しずつ!

👨‍🔧「でも、このままだとドアよりアーチモールが出っぱちゃうな〜。よし!ドアも形を整えよう!」

 

ドア裏のシールを傷めないように保護して少しずつ形成!

だいぶ形になってきた!

 

アーチモールのクリップを外して仮合わせ。

 

今度は、アーチモール上の隙間が気になる。。。

もうちょっと!何とかしたい!

塗装を剥がさず表側だけを接着剤を使って引き出します!

あとちょっと!

 

隙間も気にならなくなりましたので

 

タッチアップも忘れずにします。

 

クリップでしっかり取り付ける様に出来ました。

中々やり甲斐のある仕事で楽しかったです😆

車を停める位置には気をつけて!!

暖かい日が続いていますね☀️

こういう日が続くと、よく「屋根からの落雪」のお話を耳にします。

 

▲こちらも最近ご入庫いただいたお車たち

屋根やボンネットに痛々しく大きな凹みが出来てしまっています。

 

*自宅のアパートで!

*ちょっと立ち寄ったお店で! などなど

こういう場所で被害に遭ったという事を良く耳にしますが

「被害に遭ったんだから、大家さんやお店側に直して貰えばいい!」

という考えでいると、悲しい結果になってしまうかも…😭⁉️

 

 

実は、 大家さんやお店側が入っている建物の保険で修理をする場合

修理代がいくらかかるとしても、お車の評価額(時価)までしか保険は降りないんです。

評価額から超えてしまう分は、自分で負担をするか 直接 大家さんやお店に交渉するかになるそうです💦

 

被害者なのに、なんだかもどかしく感じてしまいますね…😓

 

特に屋根から落ちてくる雪って

👇こういう状態からドーンッと落ちてしまうので、その被害がとても大きい‼️

 👱‍♂️「せっぺ??」 🙅‍♀️「ブブー❌ せっぴです」

 

被害にあって、悲しい思いをする前に

日頃から停める位置を気をつけなくてはなりませんね✊

駐車場に停める際には、停める所の位置・そして上を見て屋根まで確認しておきましょう‼️

自分の車は自分で守ってあげましょうね✨

XC60ドア板金塗装②

板金が終わり塗装の工程は調色から

リアドアにボカシを入れないので、できる限り頑張って😉色合わせ😁

鉄板にプライマーを塗布した後は、板金パテを付けます

ヘラで茶色い粘土みたいなものを付けていきます

この粘土(パテ)みたいな物は硬化するので付けるには制限時間があります

早く付けないと固まってしまいます😅急げ、急げ!😆

サシを使って最小限にパテを付けます

簡単そうに見えるのですが意外と難しいんですよ😁

硬化したパテを研いでいきます

パテの真ん中にラインがあるので、まず上側を研いでいきます

ラインを作る為にテープを貼り下側を研ぐと真ん中にラインができます

黄色い仕上げパテも同じ工程で研いでいきます

塗装を密着させる為にドア1枚を研いでいます

パテのところにサフェーサーを塗布します

サフェーサーの役割はパテを研いだ傷を消すのと、塗装の密着性を高めます

 

真ん中のラインがハッキリ、クッキリしているのがわかりますね😄

サフェーサーを研いで、紙貼りをして塗装に入ります

塗装完了😄

 

ロアモールの両面テープはしっかり剥がし新しい両面テープを貼り付けます

この両面テープを剥がす作業がちょっと大変😣だけどやりがいあります

組み付けも慎重に!!

傷のリスクを減らす為塗装面をなるべる触らない組み付けをして完成😁👍

 

 

今日のお昼にはインスタグラム更新しますので、塗装の工程をショートムービーにしてお見せします

お楽しみに〰︎〰︎😄

XC60 ドア板金修理

ボルボXC60のフロントドア鈑金塗装です。

 

『保険は使用せず、なんとか安価に直らないだろうか…?』そんなお客様からのご相談。

 

ドアの損傷ですね、、、

 

『わかりました! 板金で直してみましょう!』👨‍🔧✨

 

輸入車は国産車と比較すると1つの部品代だけでもかなりの高額!

交換部品をできる限り出さずに修理ができると、トータル金額はかなり抑えられます。

 

損傷面積は小さいですがへこみは深いです。

ドア下側が押されてラインが低くなりへこみの周りが盛り上がっています。

 

交換部品を出さないために、ロアモールは再使用します。

壊さないように慎重に!

よし! うまく外れました!✨

 

次はボディ!

特殊な接着剤を使用して器具を固定し、

先ずは面を大ききな範囲で引き出します。

この穴に、引っ掛けて、引っ張る!

ゴン‼️と何度かに分けて引き出しますが、実はこの時の微妙な加減が重要なんですよ😁

鉄板を傷めないため、

できる限り、熱を掛けないように

ハンダを使用してドアの形状となるラインを少しずつ引き出し、形成します。

結構、力が、いるんです💪💪 だから加減には技術を要するんです😏

さて、

ラインがしっかり出たので、今度は平らな面を整えていきます。

平らといっても湾曲してるんですけどね!

これも、無数の点で整えるので、簡単ではありません。経験が必要です。

 

いい感じですね!

板金作業が終了しました。

板金した箇所は鉄板が剥き出しになった状態なので、鉄板保護のためにプライマーを塗布します。

錆の防止になります。

さて、これから塗装作業にバトンタッチです!

 

どんな仕上がりになるかな♪

続きをお楽しみに!!

走行中のブルブル振動 原因は?

『シャリシャリ音がするんです』ということで入庫のソリオ。

どんな感じかゆっくり走行してみると カッカッカッというかコッコッコッみたいな音が

床から聞こえてくる感じがしました。

 

うーん、シャリシャリとは聞こえない…

音の表現も人それぞれだな、と思いながら道路に出て試運転🚗💨

車速が時速50キロから60キロくらいでシートに伝わるブルブル感

どこか回ってる所に不具合が起きてるなぁ〜と早速車両をリフトアップです。

下回りを覗いた瞬間

 

あぁ〜ここね!!

プロペラシャフトのジョイント付近が茶色になってる

近づいて見てみると亀裂が入ったジョイントに錆が出てしまっている状態でした。

触ってみるとガタがあり、走行中真っ直ぐに回らなければならないシャフトが

偏心して回ってしまいブルブル振動を起こしてしまっていたんですね。

 

いつもと違う細かい振動を感じたら、ここの可能性が結構高いですよ。

今振動を感じてるって人は早めに点検にいらしてくださ〜い。

オデッセイライトコーティング

オデッセイの経年劣化でのライトの曇り、年数が経つとライトが白ボケしてきて、いかにも古いって感じがしてきます😅

昔のヘッドライトはガラスだったので曇りませんが、現在はポリカーボネートで出来ているので紫外線で劣化して白ボケしてきます😫

その曇ったライトを再コーティングして甦らせます。

ライトの周りを800番の黄色いテープで傷つかないようにマスキング

機械に黄色いペーパーを貼り付けてライトを削っていきます

次は1500番のペーパーで研いでいきます

全体的に研いでいるので満遍なく白くなっています

次はさらに細かい2500番のペーパーで削りペーパーの傷を細かくして下地作りの完了です

そしていよいよコーティングの開始

機械のノズルからコーティングが出てライトに塗布されます

コーティングされているところは艶が出ています

そして完成😄

ボディビルダーの体のオイルぐらいテカテカになりました😆

劣化しすぎると再生できない事もありますが、ライトの曇りが気になる方はご相談下さいね😄

 

 

ルビコン392ショックに交換

ルビコン392アブソーバー黄色です

横にちっちゃく見えるのがスタビリンク、これが後で問題になります😅

ショック交換前のホイルハウスの隙間 フロント15センチ リア12センチ

この重たいタイヤを外します。一人では外したくない重さです😭

ルビコン純正ショックとサスを外します 外すのはそんなに苦労はしないですよ

ショックとサスを入れてスタビリンクを付けようとしたところ

あれナットが入らない?よーーく見てみると

ピッチ違うじゃん😡😡日本とアメリカの違い😎

せっかくスタビリンク付きを買ったのに😅

しょうがないので元付いていた物に戻します

気になるインチアップはと言うと、フロント20センチ、リア18センチ‼️‼️5センチぐらい上がってるやん😆

確か1インチ上がる予定だったはず、おかしい〰︎😅測り方が悪いんだな!

まぁカッコ良くなったからいいか😁

 

 

バンパー部分塗装で意識したいこと

以前、保険修理でお預かりした車両。

今回は擦ってしまったバンパーを最小限で、何とか出来ないか。

ご来店をいただきました。

 

費用を抑える為、部分的に塗装をする方法に決定。

 

バンパーにライン(デザイン)が多く入っているお車でしたので

修理後もこのラインが美しく出るように!を意識して進めます✨

▼このグリーン色のマスキングがライン

 

一番色があっているカラーデーターを元に調色。

 

塗り板に色を乗せ、お車の色味と同じかチェック!

微調整を繰り返しながらの作業です。

 

下地作りの工程では、先ほどグリーンのマスキングを引いたラインを

削り落としてしまわないように気をつけます。

 

UVサフェーサーを塗布。

塗装までもう少し👍

 

サーフェサーを研いだら、クイックベースで脂汚れを取り除いで下地作り完了です🫡

 

お車をブースに移動したら、塗装範囲以外は紙とマスキングで保護。

 

最後に色をかけて仕上げます。

▲美しいラインが出ました😊

 

下地作り過程で、ここが綺麗に出るかそうでないかが分かれるところ💡

元々の綺麗な状態に復元するためにも 一台一台の特徴を捉えながら

丁寧にお直ししていますよ♪

その損傷、見落とさないで!

今年の雪は、降っては少し溶けを繰り返し

路面は所々アイスバーンで走りにくいですね💦

 

ハンドルも取られ 危ないっ💥

なんて思う事が何度となくありました😭

 

先日も、追突被害にあったお車がご入庫。

 

最初にお車を見させていただいた時に

お客様は「ナンバーだけ曲がってしまって」と仰っていましたが

よ〜く見ると、リヤバンパーにも傷。

ナンバーの曲がり具合から見ても、結構押されてるのでは?と推測しました🤔

バンパーは材質上、押されても元に戻ろうという習性が働きます。

その見た目が「ナンバーだけ!」に思っても、意外と中まで損傷を受けている事が多いのです。

 

実際に外してみると、やはりバックパネルが押されている様子があります。

 

このバックパネルは、もちろん修正👇

 

そして、バンパーにも傷があちこちついていたので修理を。

 

中の傷を見過ごしてしまうと、錆の原因にもなりますし

なんて言ったって怪我をそのままにしておくのは車に優しくない😢

大切なお車だからこそ、綺麗に大事に乗ってあげたいですよね♫