リアドアの損傷。
板金で形を修正した後に、塗装すると波が出やすい箇所があります。
パテを研いでいるとパテのキワがちょうど大きい逆アール(反り返った形)になってます。
色をかけると パテとの間にフェザーエッジができ、それが波になって目立ちます。
逆アールの波をサーフェサーを研ぐ時に取ります。
半丸のパットで水研ぎします。
素手で触ってもわかりずらいところも、手袋を履くことによりわかります。
👨🔧「手袋を濡らしながら研ぐとわかるんだよね〜!!」
こういう作業は、自分が若い時に先輩の職人から見て教わりました。
昔の職人もいろいろで、
「絶対に教えない」 「見るな」 「金払えば教えてやる」 「10年早い」
という人や、違う!と怒って手をあげる人までも。
今の時代には想像出来ないことだと思います…😅
たいがいが「見て覚えろ」という職人。
今思うと、人への教え方を知らなかったのかもしれません。
でもそれぞれの職人のおかげで、自分はきれいな仕事ができる方法を身につけました。
波も取れてきれいに塗り上がりました
先輩方には感謝しながら、 日々お客様の車を手掛けています!