先日キーッという異音で、ブレーキパッドの磨耗が確認出来ていたお車。
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春に多く感じる? 錆による整備トラブル💥
☎️「バックプレートとローターが干渉していると思うので、みてほしい」
ハンドルを切るとシャリシャリ音がなるようになったと 点検のご予約が入りました🔍👨🔧
お車に詳しい方なのか、異音についても具体的な症状をお聞き出来たので
点検・診断はとてもスムーズでした😊
まずは車両を前進・後退させ、異音がする方を確認🚗💨
左前からの音だとわかり、早速ブレーキを分解してみることに🔧🛞
▼バックプレートの様子
▼ディスクローターの様子
この錆の状況から見ると音はやっぱり
バックプレートとローターの擦れで間違いなさそう👀!!
▼パッドの様子
いつものようにバックプレートを曲げ、干渉しないような処置もご提案しましたが
ディスクローター自体の錆腐食が大きく、パッドも段がついて摩耗しているため
今回は部品2点の交換で、きちんとお直しする事にしました✨
春になると、足回りやマフラーなど整備の部分で
錆によるトラブルが多いように感じるのは気のせいでしょうか…?🤔💦
今回は無事にパーツ交換も完了し
お客様にも安心してお返しすることが出来ました!
あとから伺った話、
ご相談いただいたお客様は 同じ車業界にお勤めの方との事‼️
整備の内容もお詳しいなぁと感じていました♬
同業の方からのご依頼って ちょっと緊張しちゃいますが
安心してお任せいただいているんだなぁと嬉しく思います😆👍
作業のご依頼 ありがとうございました🙇♀️
車検 錆の影響ブレーキにも
車検を迎え、整備を進めているエスティマのお客様です。
実家が海の近くなので、たまに潮風を受ける車両です。
タイヤを外し、ブレーキ廻りの分解・点検を行ったところ、
前後左右のブレーキに、錆の影響が大きく発生していました。
このエスティマは、前輪も後輪も、ブレーキパッドとディスクローターを使用している車です。
カタカナで部品名を言われても「よくわからない」という方のために。
☟これが、パッドとローターのイメージ図
ディスクローターを外側と内側から挟み込むようにして
ブレーキパッドで押さえて、車を止めます。
ブレーキパッドを赤い矢印の方向に動かすのが、
キャリパー という部品です。
新品が取り付いた状態ですと、
ローター全面にブレーキパッド全面がきれいに当たるので
ピタッ!と
パッドとローターが100%の効力を発揮します。
▼これが新品のディスクローター
錆の影響を受けると、
このきれいな銀色が、
▼縁から錆びてゴワゴワに。
黄色い部分も錆ですし、
このように縁が錆びてしまうと・・・
この写真のように
そしてブレーキパッドも、これに合わせて削れてしまいます。
この状態でのブレーキの当たり方は、
手で表すと、こんな感じ?
また、ブレーキを動かす部分と説明した「キャリパ」も錆の影響は逃れられず、
キャリパ自体の交換まではしなくても大丈夫でしたが、
肝心なピストン部分に錆が発生して引っ掛かっていました。
ここが錆で固着してしまうと、ブレーキが掛かりっぱなしになってしまったり、
きちんとした動きをしなくなるので危険です。
車検の時は、ブレーキの制動確認だけではなく、
こういった状態を確認して、きちんと清掃・グリスアップを行ったり、
必要に応じて部品を交換しないと今後2年間が心配です。
一度に整備が重なると、費用的な負担も大きくなるので、
車検や点検整備の都度、少しずつ、良い状態を保てたら、
結果的にはトータル的な費用も抑えられることに繋がりますし
長く車を維持することができます。
ちなみに、このエスティマは、車検ごとに必要に応じてメンテナンスをしているため
もう、23万キロ走行しているんですよ✨
エンジンが、年を取ってきたので、あとどのくらい乗れるかなぁ。
長距離も走るので、安全に走行できるように、
そして安価で収まるようにメンテナンスしました😊
年末は現在車検が大変混み合っています。
年明けも混みあうことが予想されますので、車検を控えている方は早めの準備をお勧めします😊