診断コネクターの昔と今

むかーし昔、まだ自動車の自己診断機能なんて存在しない時代

キャブレターやディストリビューター、ポイントなどのほぼ見ることも無くなったこういう部品を

メカニックの目や耳、指先の感覚で調整しながら調子を整えていました。

時代が進み

色々な車に燃料噴射装置が付くと自己診断機能も搭載され

久しぶりに入庫いただいたJA11のジムニーのように診断コネクターを配線で短絡させて

メーター内のランプの点滅回数で異常箇所を読み取る方法へ

 

そして現在の外部診断機を全世界共通のDLCコネクターに接続して

故障コードを読み取ったりエンジンデータを表示させて診断を進める形へと進化してきました。

自動車の進化に伴い診断する人間も進化していかなければと思う今日このごろです😊

 

JB64ジムニー 横転!

左側に横転してしまったJB64ジムニー

横転した車は何がどんな状態になってるのかあっちこっちよく見ていかなければなりません

特にオイル類はどれ程こぼれてしまったかの確認が大事です!

ジムニーに充填されているオイルの種類は

エンジンオイル

ミッションオイル

トランスファオイル

フロントデフオイル

リヤデフオイル

ブレーキオイル

ってとこですが液体となるとさらにクーラント液、バッテリー液、ウィンドウォッシャー液があります。

リフトアップして下回りも見ていくと少量でしたが漏れた跡が

さらに外から見えないホース類の中をチェックしてみるとターボチャージャーに関係する太いホースの中が酷かった😢

ホースを外したままエンジンをかけると ブベベベベべ〜ってオイルが吹き出てきました😱

粗方出し切ったはずなのにホースを戻してエンジンをかけたらマフラーから白煙モックモク😭

遭難しそうなほど工場が真っ白に😆

滅多にない横転事故の車両からオイルの流れ込みの勉強をさせていただきました。

JA11ジムニー リヤ修理

リヤフェンダーとバックドアの隙間が無くなって、くっついちゃってます😅

内側から叩き出して修正したいのですが袋状になっていてアクセスできません。

なので表側から修正していきます❗️

ハンダを使って引き出していきます。

丸みを帯びた箇所を確認しながら引き出し過ぎないように少しずつ形を整えていきます。

バックドアとの隙間が出来てきました。

後は丸みと平らの部分を均していけばOK🙆‍♂️

ボルトで留められいないボディの一部は交換せずに直せる物は直した方が車には優しいです。

修理ご検討中の際にはご相談くださいね☺️

JA11ジムニー フロント廻り修理

フロント廻りのパネルを交換。の前に損傷を受けて曲がってしまったステンレスバンパーを何とか再使用したい❗️

このままの状態だとパネルを交換した時にぶつかって取付られない❗️

バンパーのステー部分から亀裂が入らない様に慎重に引き出す❗️

良い感じになりました😁

バンパーの修正が終わってパネル交換❗️

だがしかしフェンダーやアッパーパネルを留めているボルトが中々回らない❗️

ショックドライバー使ったり、火で炙ってみたり。それでも駄目なら削り落とす❗️

年数が経った車のボルトはいつものことながら中々回らない❗️

さらに丸皿プラスネジ。。。尚の事回らない‼️

 

車を傷めないない様に少しずつ時間をかけて回していきます✌️

 

ジムニールーフテント取り付け

保管中の大きい段ボールに入っているのはジムニーのルーフテント

えっさこら、エッサこらと4人で運びます😄

重さはね80キロ近くあり😆一人二人では運ぶのは厳しい重さです😅

先ずはルーフキャリアの取り付けの為に土台にボディへの当たり防止に黒いシールを貼り付けます

このシール恐ろしい程、粘着力が無い😫

 

全員で土台にテープを表から裏側に巻き込んで貼っていきます

 

土台とバーと取り付け

土台とバーの間隔を測りながらキャリアを取り付けていきます

いやいよテントを載せます!!!

重たいのを上までよっこらっしょ‼️

ふぅ〰︎〰︎😅

載せて前後のバランスを見て!

よしOK!!

 

 

かっこいい感じで仕上がりました😊これで泊まる場所を気にしないでどこにでも冒険に出かけれますね😊

 

 

 

 

 

 

 

ジムニーオイル漏れの原因 ⋯これか!

中古車販売店で買った、

お気に入りのジムニー♪ と大事に乗っていたそうなのですが、

3ヶ月半経ったところで、駐車場に飛び散る液体の跡に気がついたそうです。

 

ん? なんだこれ!

そして、少し前に車用品店で見てもらった時には、

まだオイル交換をしなくても大丈夫と言われていたそうですが、

オイルランプもチカチカするし、

走っていたら急にマフラーから白い煙が吹き出して

後方が全く見えないくらいに‼️🤦💦

 

⋯という経緯で、点検のため

テクニカルオートにご来店いただきました。

 

先ずは、オイル量のチェックから!

👨‍🔧⋯ゲージにギリギリ着くかつかないかというくらい減っています。

👨‍🔧オイルはどこから漏っているのかな~?

見てみると、エンジンの上側から流れているような

汚れ方をしています。

 

と、いうことは~

これか!!

👩え、これ? キャップが原因なの❓

👨‍🔧そうです、キャップの内側にあるパッキンの役割をする部分が硬くなっていて、

圧が掛かると塞ぐ力が、もう無くなってるんでしょうねぇ。キャップ交換です!

オイル漏れの原因は、キャップ。よかった!

 

 

と思いきや⋯

今回の大きな問題は、

オイル漏れではなく白煙の方でした。

 

白煙はオイル漏れとは全く別の原因なのです。

 

それにしても、たった4ヶ月足らずで

ゲージにエンジンオイルが付かなくなるほどとは⋯😖

 

マフラー出口付近にも黒くオイルが溜まっている状態。エンジン内部で結構な量を消費しているようです。

ターボがいっちゃったかな

最悪、エンジンがだめかな…

110万円も出して買った車なのに。

この状態では、整備にも結構高額な費用が掛かります。

 

車購入の際、車検整備をどのように見てくれていたのか、気がつくことは無かったのかなぁ⋯ なんとも気の毒なお買い物となってしまったようです😥

 

私を含め、大抵の人は、

自分の財産として、家か車かという

大きな大きな買い物です。

 

中古車をどこで買ったら良いか?

不具合が起きた時誰に相談したら良いか?

事故の時はどうしたら良いか?

 

病院と同じで、なかなかどこのお店が良いなどとは判断しにくいですが

人と人との繋がりや、信頼の部分でも 車のことならここ!という

掛かりつけのお店を見つけておくと良いかもしれませんね。

 

バックする時 ブザーが小さい

車がバックする時の 『ピー・ピー・ピー』 という音。

この音が、前よりも 小さい気がすると ジムニーのお客様・・・

 

バックの音が小さくなるって、なんだろう~?

更に、バックブザーだけでなく、シートベルト警告ブザーの音も小さい!

どこから鳴ってるのか調べてみましたが、

本当に音が小さくて、なんだかよくわからない!

で、更に更に調べてみたら

あった!

メーターの裏でした!

これかぁ~~

ブザーが鳴っているスピーカーの異常です。

 

 

でも、スピーカー単体の供給が無いため

メーターassy(丸ごと)交換となりました。

 

交換後は、 大丈夫!

しっかり聞こえます^_^